Sun N1 Service Provisioning System ユーザーズガイド (Sun Java System App Server Plug-In 3.0)

Sun N1 Service Provisioning System による Sun Java System App Server 環境のインストールと使用法

Application Server インスタンスとクラスタを作成して管理するには、まず、「Sun Java System App Server Common Tasks」ページを使用します。

プラグインの規定

プロビジョニングシステムを使用すると、アプリケーションをプロビジョニングおよび管理できます。

プランとコンポーネントプロシージャー

Sun Java System App Server プラグインは、タスクを実行するためのツールとして、プランとコンポーネントプロシージャーの両方を提供します。プランを使用することによって、使用する機能に直接リンクできます。コンポーネントプロシージャーを使用することによって、実行できるタスクの数が大幅に増えます。

全体的な前提条件

この節では、Sun Java System App Server プラグインを使用するための要件について説明します。

Web サーバーインスタンスの所有者は、Sun Java System App Server をインストールするユーザーと同じになっている必要があります。そうなっていない場合、ロードバランサのファイルはインストールされないか、正しく作成されません。


注 –

複数のマシンにまたがるクラスタが関連しているトポロジを構成する場合は、ディストリビューション (マスターサーバーとリモートエージェント) を所有するユーザーと、マスターサーバーとリモートエージェントを実行するユーザーは同じであるようにしてください。


プロセスの概要

Sun Java System App Server 環境をプロビジョニングシステム内で作成するプロセスは、この環境をプロビジョニングシステムなしで作成するプロセスに似ています。

  1. Application Server プラグインをインポートします。

  2. Application Server セッション変数を設定します。

  3. すべてのホストを準備します。

  4. Application Server Domain 管理サーバーを作成します。

  5. (任意) Application Server クラスタを作成します。

  6. そのクラスタまたはドメインの一部としてサーバーインスタンスを作成します。

  7. (任意) アプリケーションで使用する追加リソースを作成します。

  8. (任意) JMS サーバーを構成します。

  9. アプリケーションファイル (EAR と WAR) を取得します。

  10. ターゲットのインスタンスまたはクラスタにアプリケーションを配備します。