ターゲットホストに 非 JET SUSE Linux イメージを配備するには、手動で PXE 構成ファイルを作成する必要があります。このファイルには、各ハードウェアプラットフォームおよび SUSE Linux ディストリビューションに固有のパラメータが含まれています。
テキストエディタでファイルを作成し、次のテキストを入力します。
default sles serial 0 9600 label sles kernel linux append console=ttyS0,9600 load_ramdisk=1 initrd=initrd textmode=1
各行の意味は次のとおりです。
先頭行 (default) は、ラベル sles を使用し、AutoYaST によるインストールを行うことを示しています。
3 行目 (label) は、ラベル sles の定義です。
4 行目 (kernel) は、読み込むカーネルの指定です。パスは pxelinux.0 に対して相対的です。
5 行目 (append) には、一連のネットワーク構成パラメータが含まれています。append パラメータはすべて同じ行に存在する必要があります。ここに示す固有のパラメータは次のとおりです。
console=ttyS1,9600 は、コンソールにインストール出力を表示するためのコンソールパラメータを指定しています。パラメータは、ターゲットハードウェアのプラットフォームに応じて異なります。
load_ramdisk は、RAM ディスクに initrd を使用することを示しています。RAM ディスクのパスは pxelinux.0 に対して相対的です。
ブートおよびインストールサーバー上の TFTP ルートディレクトリの pxelinux.cfg サブディレクトリに、このファイルを保存します。
複数リリースの SUSE Linux OS のプロビジョニングを行えるようにする場合は、このファイルに、 sles9.cfg などの一意の名前を割り当てます。