JumpStart Enterprise Toolkit (JET) テクノロジを実行している場合、OS プロビジョニングプラグインを使用する前には、JET 製品をアンインストールする必要があります。詳細については、「Solaris JET サーバーの設定」を参照してください。
OS プロビジョニングプラグインに付属する SUNWjet パッケージのデフォルトのベースディレクトリは /opt/SUNWjet です。旧バージョンの SUNWjet では、デフォルトのベースディレクトリとして /opt/jet を使用していました。
既存の JET パッケージを使用している場合は、「Solaris JET サーバーの設定」で説明されている手順で、既存のパッケージをアンインストールしてから JET サーバーを作成します。このプロセスでは次の作業を実行します。
/opt/SUNWjet で OS プロビジョニングプラグインに付属するバージョンの SUNWjet をインストールする。
/opt/jet/Products 内のすべての既存の JET 製品モジュールに、/opt/SUNWjet/Products へのシンボリックリンクを作成する。
処理が完了すると、OS プロビジョニングプラグインを使用して新しい Solaris プロファイルを作成する場合、サーバーに以前インストールされていた任意の JET 製品モジュールを名前によって含めることができます。
以前の /opt/jet/Templates および /opt/jet/Clients 領域は変更されません。必要に応じてこれらの領域を参照できます。また値によっては、OS プロビジョニングプラグインを使用して新しい Solaris プロファイルを作成するのに役立つ場合があります。