ユーザー環境を設定する

両方のノードで次の手順を実行します。ここで説明する手順では C シェル環境を使用します。別のシェルを使用している場合は、そのシェル環境における同等の作業を実行してください。

詳細は、『System Administration Guide: Basic Administration』の「Customizing a User’s Work Environment」を参照してください。

1. まだ開いていない場合は、cconsole マスターコンソールウィンドウを開きます。

   マスターコンソールウィンドウを使用し、この手順に示したステップを両方のノードで同時に実行します。

2. umask と環境変数の設定を表示します。

   phys-X# umask phys-X# env | more

3. まだ設定していない場合は、umask を 22 に設定します。

   このエントリによって、新規に作成されるファイルのデフォルトのアクセス権が設定されます。

   umask 022

4. PATH に次のパスが含まれていることを確認します。

   • /usr/bin

   • /usr/cluster/bin

   • /usr/sbin

   • /oracle/oracle/product/10.2.0/bin

5. (省略可能) 次のパスを MANPATH に追加します。

   • /usr/cluster/man

   • /usr/apache/man

6. ORACLE_BASE および ORACLE_SID 環境変数を設定します。

   ORACLE_BASE=/oracle ORACLE_SID=orasrvr

7. 設定の変更内容を確認します。

   phys-X# umask phys-X# env | more