Sun Java System Communications Services 2005Q4 リリースノート

このリリースで修正されたバグ

表 3–5 に、この Instant Messaging 7 2005Q4 リリースで修正された問題を示します。

表 3–5 Instant Messaging 7 2005Q4 で修正された問題

問題番号 

説明 

5076386 

一般ユーザーが有効なプライバシプロファイルを削除した場合、Instant Messenger ではそのプライバシプロファイルが削除されたことを表示しているにもかかわらず、サーバーでは削除された有効なプライバシプロファイルの適用を継続します。 

回避策: 一般ユーザーがアクティブなプライバシプロファイルを削除すると、Instant Messenger が「すべてのユーザーに表示」プライバシプロファイルを自動的にアクティブにします。一般ユーザーは、異なるプライバシリストを作成してから、「すべてのユーザーに表示」プロファイルを再度アクティブにする必要があります。 

6189338 

以前は、日本語などの、英語以外のロケールでは、会議室へのアクセス権を「読み取り」に変更できませんでした。逆に、保存時に、アクセス権が「なし」に変更されてしまいました。この問題は修正されました。 

6190366 

連絡先リストにユーザーを追加する際、Instant Messenger クライアントのメインウィンドウの「会議室」タブにフォーカスが移動することはなくなりました。 

6198525、6207036 

会議室とニュースチャネルでは、特別なアクセス権を付与する前に、ユーザーに対してデフォルトのアクセス権を設定する必要があります。 

6206530 

以前は、フランス語にローカライズされたリソースファイルを使用している場合、リソースファイルのアポストロフィにエスケープ文字を追加する必要がありました。この操作は不要になりました。 

6211624 

日本語で configure ユーティリティーの実行中に、画面要素のタイトルの一部が表示されませんでした。

6212843 

マルチバイト文字を含む電子メールアラートが、読み込み可能になりました。 

6215222 

LDAP ディレクトリ内のユーザーエントリに加えられた変更は、キャッシュが再検証されるまで Instant Messaging に反映されません。デフォルトでは、これは 10 分ごと、または Instant Messaging サーバーの起動ごとに発生します。 

回避策: Instant Messaging サーバーを再起動するか、キャッシュの検証間隔をより適切な数値に設定します。この間隔を変更するには、iim.policy.cache.validity パラメータおよびその目標値を iim.conf に追加します。