Sun Java System Communications Services 6 2005Q4 配備計画ガイド

MTA と高可用性

MTA を HA の制御のもとに置くのはあまりお勧めできません。しかし、それが保証されている環境では例外です。ハードウェアの障害時にも、メールの配信を短時間で指定した時間枠内で実行しなければならないという要件がある場合は、MTA を HA のソフトウェア制御のもとに配置します。ほとんどの環境では、ピーク負荷要件に対応できるように MTA の数を単純にいくつか増やします。これにより、1 つの MTA で障害が発生した場合でも、または大規模な配備環境で何らかの理由で複数の MTA の接続が遮断された場合でも、適切なトラフィックフローが生み出されます。

さらに、MTA の配置に関しては、MTA を常にファイアウォールの内側に配置するよう配慮します。