Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

ProcedureSolaris 10 8/07: ゾーン構成内のプロパティータイプをクリアーする方法

スタンドアロンのプロパティーをリセットするには、この手順を使用します。

  1. スーパーユーザーまたは Primary Administrator 役割になります。

    役割の作成と作成した役割のユーザーへの割り当てについては、『Solaris のシステム管理 (基本編)』「Solaris 管理ツールを RBAC と組み合わせて使用する (作業マップ)」を参照してください。

  2. 変更するゾーン (この手順では my-zone) を選択します。


    global# zonecfg -z my-zone
    
  3. 変更対象のプロパティー (この手順では既存のプールの関連付け) をクリアーします。


    zonecfg:my-zone> clear pool
    
  4. ゾーンの構成を確定します。


    zonecfg:my-zone> commit
    
  5. zonecfg コマンドを終了します。


    zonecfg:my-zone> exit
    

    プロンプトで commit コマンドを明示的に入力しなくても、exit を入力するか EOF が発生すると、commit の実行が自動的に試みられます。

    zonecfg で行なった確定済みの変更は、ゾーンの次回起動時に適用されます。