Oracle Solaris のシステム管理 (Oracle Solaris コンテナ : 資源管理と Oracle Solaris ゾーン)

Procedureプロセスをプールに結合する方法

次の手順では、poolbind コマンドに -p オプションを付けて実行して、プロセス (この例では、現在のシェル) を ohare というプールに手動で結合します。

  1. スーパーユーザーになるか、Process Management プロファイルが含まれている役割を引き受けます。

    System Administrator 役割には、Process Management プロファイルが含まれています。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (基本編)』「Solaris 管理ツールを RBAC と組み合わせて使用する (作業マップ)」を参照してください。

  2. プロセスをプールに手動で結合します。


    # poolbind -p ohare $$
    
  3. poolbind-q オプションを付けて実行することで、プロセスとプールの結合を確認します。


    $ poolbind -q $$
    155509 ohare

    プロセス ID とプールへの結合が表示されます。