Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.1 リリースノート

オペレーティングシステム要件

この節では、Directory Server Enterprise Edition コンポーネント製品をサポートするために必要なオペレーティングシステム、パッチ、およびサービスパックを示します。

Directory Server、Directory Proxy Server、および Directory Server Resource Kit のオペレーティングシステム要件

Directory Server、Directory Proxy Server、および Directory Server Resource Kit は、同じオペレーティングシステム要件を共有しています。これらのソフトウェアコンポーネントは、次の表に示されているバージョンの各種オペレーティングシステム上で動作します。一部のオペレーティングシステムでは、次の表に示されている追加のサービスパックまたはパッチが必要な場合があります。

オペレーティングシステム 

サポートされる OS バージョン 

必要な追加ソフトウェア 

SolarisTM オペレーティングシステム

Solaris 10 オペレーティングシステム (SPARC®、x86、および AMD x64 アーキテクチャー)

パッチ:

Solaris 9 オペレーティングシステム (SPARC および x86 アーキテクチャー) 

パッチ:

HP-UXHPUX 

HP-UX 11.11 (PA-RISC 2.0) 

パッチ:

  • PHSS_30966

  • PHCO_29328

  • PHKL_25842

TOUR 3.1 depots 

Red Hat Linux 

(64 ビット Red Hat システムでは、Directory Server は 32 ビットモードで動作する) 

Red Hat Advanced Server 3.0 U4 (x86 および AMD x64) 

追加のソフトウェアは必要ありません。 

Red Hat Advanced Server 4.0 U2 (x86 および AMD x64) 

次の互換性ライブラリを推奨: 

compat-gcc-32-3.2.3-47.3.i386.rpm

compat-gcc-32-c++-3.2.3-47.3.i386.rpm

次の互換性ライブラリが必要: 

compat-libstdc++-33-3.2.3-47.3.rpm

64 ビットシステム上で Red Hat を実行している場合でも 32 ビットシステムライブラリをインストールします。 

これらの互換性ライブラリは、Red Hat メディアまたは https://www.redhat.com/rhn/rhndetails/update/ から入手できます。

Microsoft Windows 

(64 ビット Windows システムでは、Directory Server は 32 ビットモードで動作する) 

Windows 2000 Server 

Service Pack 4 

Windows 2000 Advanced Server 

Service Pack 4 

Windows Server 2003 Standard Edition 

Service Pack 1 

Windows Server 2003 Enterprise Edition 

Service Pack 1 

    Solaris パッチクラスタを入手すると、ほとんどの個別パッチのダウンロードを回避できます。Solaris パッチクラスタを入手するには、次の手順に従います。

  1. http://sunsolve.sun.com/pub-cgi/show.pl?target=patchpage の SunSolve パッチページにアクセスします。

  2. 「推奨パッチクラスタ」リンクをクリックします。

  3. お使いの Solaris OS と Java ES バージョンに対応するパッチクラスタをダウンロードします。

Directory Server Enterprise Edition ソフトウェアの動作確認は、一覧中のオペレーティングシステムの「ベース」、「エンドユーザー」、または「コア」と呼ばれる限定構成ではなく完全インストールを使用して実施しています。

64 ビットモードの Directory Server は、Solaris SPARC、Solaris 10 AMD x64 システム、および HP-UX PA-RISC システム上で動作します。32 ビットモードの Directory Server は、Solaris x86 システム、Solaris 9 AMD x64 システム、Red Hat システム、および Windows システム上で動作します。

Directory Server と Directory Proxy Server は、Windows NTFS システム上にインストールする必要があります。共通エージェントコンテナは、Windows FAT システム上ではサポートされていません。

Identity Synchronization for Windows のオペレーティングシステム要件

Identity Synchronization for Windows コンポーネントは、次の表に示すバージョンの各種オペレーティングシステム上で動作します。一部のオペレーティングシステムでは、次の表に示されている追加のサービスパックまたはパッチが必要な場合があります。

コアコンポーネントとコネクタに対する Identity Synchronization for Windows の要件

次の表は、Directory Server および Active Directory のコアコンポーネントとコネクタに対するオペレーティングシステムの要件を示しています。

オペレーティングシステム 

サポートされる OS バージョン 

必要な追加ソフトウェア 

Solaris オペレーティングシステム 

Solaris 10 オペレーティングシステム (UltraSPARC® および x86 (Pentium) アーキテクチャー)

追加のソフトウェアは必要ありません。 

Solaris 9 オペレーティングシステム (SPARC アーキテクチャー) 

追加のソフトウェアは必要ありません。 

Solaris 8 オペレーティングシステム (UltraSPARC アーキテクチャー) 

追加のソフトウェアは必要ありません。 

Red Hat Linux 

Red Hat Advanced Server 4.0 

追加のソフトウェアは必要ありません。 

Red Hat Advanced Server 3.0 

追加のソフトウェアは必要ありません。 

Microsoft Windows 

Windows 2000 Server 

Service Pack 4 

Windows 2000 Advanced Server 

Service Pack 4 

Windows Server 2003 Standard Edition 

最新のセキュリティー更新の適用 

Windows Server 2003 Enterprise Edition 

最新のセキュリティー更新の適用 

Windows NT に対する Identity Synchronization for Windows の要件

次の表は、Windows NT のコンポーネントとコネクタに対するオペレーティングシステムの要件を示しています。

オペレーティングシステム 

サポートされる OS バージョン 

必要な追加ソフトウェア 

Microsoft Windows 

Windows NT Server 4.0 プライマリドメインコントローラ (x86 アーキテクチャー) 

Service Pack 6a 

Directory Editor のオペレーティングシステム要件

Directory Editor をインストールする前に、このリリースノートの第 6 章「Directory Editor の修正されたバグと既知の問題点」を必ず参照してください。

また、詳細については Directory Editor のマニュアル (http://docs.sun.com/coll/DirEdit_05q1) を参照してください。