Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.1 配備計画ガイド

サプライヤとコンシューマ

ほかのサーバーにレプリケートする Directory Server のことを「サプライヤ」と呼びます。また、ほかのサーバーによって更新される Directory Server のことを「コンシューマ」と呼びます。サプライヤは、特別に設計された LDAP v3 拡張処理により、コンシューマ上のすべての更新を再現します。このためサプライヤは、パフォーマンスの面ではコンシューマに対する要件の多いクライアントアプリケーションに似ています。

次のような状況で、サーバーはサプライヤとコンシューマの両方になることができます。

コンシューマのロールのみを果たすサーバーのことを「専用コンシューマ」と呼びます。

「マスターレプリカ」の役割をするサーバーは次のことを行う必要があります。

マスターレプリカを含むサーバーは、マスターレプリカに対して行われたすべての変更を記録する処理と、これらの変更をコンシューマにレプリケートする処理を受け持ちます。

「ハブレプリカ」の役割をするサーバーは次のことを行う必要があります。

「コンシューマレプリカ」の役割をするサーバーは次のことを行う必要があります。