Sun ONE Web Server 6.1 リリースノート |
Sun ONE Web Server リリースノート
バージョン 6.1
Part No: 816-6896-10
2003 年 8 月
このリリースノートには、新しい機能および拡張機能、既知の制限と問題、技術情報、その他の情報の入手先についてなど、SunTM Open Network Environment (Sun ONE ) Web Server バージョン 6.1 がリリースされた時点で利用できる重要な情報が含まれています。Sun ONE Web Server 6.1 を使用する前に、このリリースノートを必ずお読みください。
このリリースノートの最新版は以下の場所から入手できます。
http://docs.sun.com/db/coll/S1_websvr61_jaソフトウェアのインストールおよび設定の前にリリースノートを確認し、その後も定期的に最新の情報を参照してください。
このリリースノートには、以下の項目があります。
Sun ONE Web Server 6.1 の新機能Sun ONE Web Server 6.1 には、以下の新機能があります。
Java Servlet 2.3 および JavaServer Pages (JSP) 1.2 のサポート
Sun ONE Web Server 6.1 では、JavaTM 2 Platform、Enterprise Edition (J2EETM) 準拠の JavaTM Servlet 2.3 および JavaServer PagesTM (JSPTM) 1.2 仕様が実装されています。J2EE 準拠の Web コンテナにより、JavaTM テクノロジ標準準拠の Web アプリケーションの設計と配備に必要な柔軟性と信頼性が提供されます。Web アプリケーションは、仮想サーバーごとに配備できます。
これらのテクノロジについては、次のリソースを参照してください。
- Java Servlets
http://java.sun.com/products/servlet/index.html
(日本語版: http://java.sun.com/j2ee/ja/servlet/index.html)- JavaServer Pages
http://java.sun.com/products/jsp/index.html
(日本語版: http://java.sun.com/j2ee/ja/jsp/index.html)Sun ONE Web Server のサーブレットおよび JSP の開発については、『Sun ONE Web Server 6.1 Programmer's Guide to Web Applications』を参照してください。
J2SE プラットフォーム 1.4.1_03 のサポート
Sun ONE Web Server 6.1 は、JavaTM 2 Platform, Standard Edition (J2SETM) 1.4.1_03 をサポートしています (32 ビットのみ。64 ビットはサポートしていません)。J2SE ソフトウェアは Web Server に付属しており、選択すれば、Web Server のインストール中にインストールされます。Web Server のインストール後に、独自の JDK をインストールすることもできます。管理サーバーの使用を計画している場合は、JDK をインストールする必要があります。
WebDAV のサポート
Sun ONE Web Server 6.1 は、WebDAV (Web-based Distributed Authoring and Versioning) プロトコルを サポートしているため、以下の機能を利用した Web パブリッシングが可能です。
WebDAV は、コンテンツのメタデータ、ネームスペース管理、および上書き保護を統合的にサポートします。これらのテクノロジは、WebDAV をサポートする多くのオーサリングツールに組み込まれ、協同作業環境のための理想的な開発プラットフォームを提供します。
NSAPI フィルタのサポート
Sun ONE Web Server 6.1 は、NSAPI (Netscape Server Application Programmer's Interface) フィルタをサポートするため、NSAPI を拡張します。
フィルタを使用すると、HTTP 要求および応答ストリームをカスタム処理できます。つまり、ある機能に対して提示されたコンテンツ、またはある機能によって生成されたコンテンツを横取りしたあと、それらを変更することが可能になります。たとえば、あるプラグインで、別の SAF (Server Application Function) によって生成された XML ページを横取りする NSAPI フィルタをインストールして、その XML ページをクライアントにとって適切な HTML、XHTML または WAP ページに変換することができます。あるいは、NSAPI フィルタが、クライアントから受信したデータを、別のプラグインに提示する前に解凍することもできます。
詳細は、『Sun ONE Web Server 6.1 NSAPI Programmer's Guide』を参照してください。
HTTP 圧縮のサポート
Sun ONE Web Server 6.1 は、コンテンツ圧縮をサポートしています。この機能により、コンテンツ量に合わせてハードウェアコストを増加させることなく、クライアントへの配信スピードを速め、より多くのコンテンツを提供できるようになります。コンテンツ圧縮により、コンテンツのダウンロード時間が減少します。これは、ダイアルアップ接続やトラフィックの多い接続を使用するユーザーにとって非常に重要な利点です。
詳細は、『Sun ONE Web Server 6.1 管理者ガイド』を参照してください。
新しい検索エンジンのサポート
Sun ONE Web Server 6.1 は、フルテキストの検索インデックス作成と検索を提供する Java ベースの新しい検索エンジンをサポートしています。検索機能を使用すると、ユーザーはサーバー上のドキュメントを検索して、結果を Web ページに表示できます。サーバー管理者は、ユーザーが検索対象とするドキュメントのインデックスを作成し、固有のニーズに合わせて検索インタフェースをカスタマイズできます。
詳細は、『Sun ONE Web Server 6.1 管理者ガイド』を参照してください。
強化されたセキュリティ
Sun ONE Web Server 6.1 の新しい機能により、単層ファイル認証を使用してアクセスを制限できます。以前のバージョンとは異なり、現在 Sun ONE Web Server 6.1 では Java セキュリティマネージャもサポートしています。セキュリティマネージャは、製品のインストール時には、デフォルトで無効になっています。これは、ある種のアプリケーションでは、パフォーマンスが際立って向上する可能性があるためです。セキュリティマネージャを有効にすると、J2EE Web アプリケーションに与える権限を制限することにより、セキュリティを向上させることができます。セキュリティマネージャを有効にするには、server.xml ファイル内のエントリのコメントを外します。
<JVMOPTIONS>-Djava.security.manager</JVMOPTIONS>
<JVMOPTIONS>-Djava.security.policy=instance_dir/config/server.policy</JVMOPTIONS>ここで、instance_dir は、このサーバーインスタンスのインストールディレクトリへのパスです。
server.xml の詳細は、Sun ONE Web Server 6.1 の『Administrator's Configuration File Reference』を参照してください。
JNDI のサポート
Sun ONE Web Server 6.1 は、JNDI (Java Naming and Directory InterfaceTM) をサポートします。JNDI により、多種多様なエンタープライズのネーミングサービスおよびディレクトリサービスへのシームレスな接続が可能になります。
JDBC のサポート
Sun ONE Web Server は、シームレスな JDBCTM (JavaTM DataBase Connectivity) を提供し、業界標準の JDBC ドライバからカスタマイズされたドライバまで幅広くサポートしています。
Sun ONE Studio 5 のサポート
Sun ONE Web Server 6.1 は、Sun ONE Studio 5, Standard Edition をサポートしています。Sun ONE Studio テクノロジは、Java テクノロジ開発者のために Sun が提供する、強力で拡張可能な統合開発環境 (IDE) です。Sun ONE Studio 5 は、NetBeansTM ソフトウェアに基づき、Sun ONE プラットフォームと統合されています。(Sun ONE Web Server 6.1 は、NetBeans 3.5 および 3.5.1 もサポートしています。)
Sun ONE Studio は、Sun ONE Web Server 6.1 がサポートするすべてのプラットフォームでサポートされています。Web Server のプラグインは、以下の方法で入手できます。
- Sun ONE Web Server 6.1 メディアキットの付属 CD
- Sun ONE Studio の AutoUpdate 機能の使用
- 以下の Sun ONE Web Server 6.1 のダウンロードセンターからダウンロード
http://www.sun.com/software/download/inter_ecom.htmlSun ONE Web Server 6.1 の Sun ONE Studio 5 プラグインは、ローカルの Web Server でのみ動作します (つまり、IDE と Web Server は同じマシン上に配備してください)。
Sun ONE Web Server 6.1 の Sun ONE Studio 5 プラグインの動作は、SunTM Application Server 7 のプラグインの動作と同じです。Sun ONE Studio 5 での Web アプリケーション機能の使用については、以下のチュートリアルを参照してください。
http://developers.sun.com/tools/javatools/documentation/s1s5/cdshop.pdfSun ONE Web Server 6.1 インスタンスをデフォルトに設定してから、チュートリアルで説明されている操作を実行してください。
以下の NetBeans のチュートリアルも参照してください。
http://usersguide.netbeans.org/tutorials/webapps/index.htmlSun ONE Studio 5 の詳細については、以下のサイトをご覧ください。
http://www.sun.com/software/sundev/jde/
(日本語版: http://jp.sun.com/software/sundev/jde)開発者向けの追加リソースについては、このリリースノートの「その他の Sun のリソース」を参照してください。
デバッグのための Sun ONE Studio 5 の使用
デバッグモードで起動したリモート Web Server に IDE を手動で接続する場合、Sun ONE Studio 5 を「リモートデバッグ」用に使用できます。手順は、次のとおりです。
Active Server Pages のサポート
Sun ONE Web Server 6.1 は、SunTM ONE Active Server Pages バージョン 4.0.1 (以前の Sun Chili!Soft ASP) を通じて Active Server Pages 3.0 仕様をサポートします。Sun ONE Active Server Pages により、Sun ONE Web Server に安全な企業レベルの Active Server Pages エンジンが追加されます。
Sun ONE Web Server 6.1 は、以下のプラットフォーム上で Sun ONE Active Server Pages 4.0.1 をサポートします。
Sun ONE Web Server にインストールする場合は、Sun ONE Active Server Pages のライセンスは必要ありません。Sun ONE Active Server Pages インストーラは、Sun ONE Web Server メディアキットを購入した場合は、付属CD から取得できます。または、以下の場所からダウンロードできます。
http://wwws.sun.com/software/chilisoft/index.html以下の点に注意してください。
Sun ONE Active Server Pages の詳細については、上記の URL をご覧ください。
PHP 互換性
Sun ONE Web Server 6.1 は、多目的で幅広く使用されるオープンソース Web スクリプト言語である PHP と互換性があります。PHP はすべての主要なオペレーティングシステム上で動作します。
Sun ONE Web Server 6.1 で使用する場合は、PHP バージョン 4.3.2 を推奨します。Sun ONE Web Server 固有の PHP 関連のインストールと設定についての情報は、以下を参照してください。
http://www.php.net/manual/en/install.netscape-enterprise.phpNSS 3.3.5 および NSPR 4.1.5 のサポート
Sun ONE Web Server 6.1 は、NSS (Network Security Services) 3.3.5 および NSPR (Netscape Portable Runtime) 4.1.5 をサポートしています。
強化されたハードウェアアクセラレータ暗号化のサポート
Sun ONE Web Server 6.1 では、Web サーバー上の SSL のパフォーマンスを強化する暗号化アクセラレータボード SunTM Crypto Accelerator 4000 に対するハードウェアアクセラレータがサポートされています。
ソフトウェアおよびハードウェア要件ソフトウェアおよびハードウェア要件については、『Sun ONE Web Server 6.1 インストールおよび移行ガイド』を参照してください。
必要なパッチ適用可能な最新のパッチを使用して、オペレーティングシステムをアップデートすることをお勧めします。Solaris プラットフォームについては、Sun の推奨するパッチリストが以下のサイトにあります。
http://sunsolve.sun.com/pubpatch認証に LDAP を使用するように Solaris を設定した場合、Solaris 8 でパッチ 108993-22 (SPARC) または 108994-22 (x86) が必要です。
Sun ONE Web Server 6.1 を最適に使用するためには、以下のパッチが必要です。
Solaris 8 (SPARC)
Solaris 9 (SPARC および x86)
インストール上の注意インストール上の注意については、『Sun ONE Web Server 6.1 インストールおよび移行ガイド』の情報を参照してください。
Web Server は、たとえば Program Files のようにディレクトリ名の中に空白が含まれているディレクトリにインストールされている場合には起動しない、ということは覚えておく必要があります。これについてのエラーメッセージは、インストール中には表示されませんが、インストール後にサーバーは起動しません。
インストールに関する既知の問題についての追加情報は、このリリースノートの「既知の問題」を参照してください。
製品マニュアルSun ONE Web Server 6.1 には、製品マニュアルの完全なセットがあり、以下の場所で参照できます。
http://docs.sun.com/db/coll/S1_websvr61_jaSun ONE Web Server のマニュアルは、PDF および HTML 形式のオンラインファイルとして利用できます。以下の表に、各マニュアルで説明されている作業と概要の一覧を示します。
Sun ONE Web Server 6.1 で修正された問題この節では、Sun ONEWeb Server 6.1 で修正された最も重要な問題を一覧表示します。
既知の問題この節では、Sun ONE Web Server 6.1 がリリースされた時点の、より重要な既知の問題および制限を一覧します。問題をカテゴリごとに記述します。
管理
以下の表では、Sun ONE Web Server 6.1 の管理における既知の問題を一覧表示します。
表 3 管理における既知の問題
バグ ID
説明
4865295
管理インタフェースの分散管理下で、エンドユーザー管理機能がサポートされない
4870613
Netscape 7.0 のフレームで「戻る」ボタンが動作しない
3 つのフレームが存在し、フレーム内のコンテンツがフレーム自体によって変更されるとき、ブラウザの「戻る」ボタンが機能しません。この問題は、管理 UI にいくつかのナビゲーションボタンがある Netscape 7.0 でも発生します。
4882999
管理 UI のページの Look&Feel に一貫性がない
4888696
Netscape 7.0 で情報の入力が不十分な場合に、管理 UI の「Add Server」ページ が消える
回避策
「OK」をクリックする前に「Add Server」ページに完全な情報を入力してください。必要であれば、「Add Server」の UI を復元するためにページを再読み込みするか、別のページまたは別のタブをクリックして、「Add Server」ページに戻ってください。このバグは、Netscape 7.0 でのみ発生します。4893486
デフォルト値が、Magnus Editor の「SSL Settings」ページに表示されない
回避策
デフォルト値については、このページの「help」ボタンをクリックしてください。4910309
「NULL」が警告メッセージで正しく表示されない
これは、Virtual Server Manager の 「Virtural Server」ページの Pick Directory でディレクトリサービスを編集しているときに表示されます。
4910325
管理 UI で、複数の仮想サーバークラスを一度に削除できない
「Edit Classes」ページで削除するクラスを複数選択しても、一度に 1 つのクラスしか削除されません。
4911548
スタイルリンクが正しく表示されない
これは、スタイルを作成または編集し、WebDAV を有効または無効にすると発生して、Web サーバーが再起動します。サーバーが再起動すると、スタイルページに戻ります。
4894033
分散管理 IP/DNS ACL が動作しない
分散管理を有効にしたあと、管理サーバー用の ACL の IP/DNS 制約が動作しません。
4904201
付属以外の JDK が存在するサーバーを追加したとき、javahome パスが誤って設定される
たとえば、カスタム JDK (付属以外の JDK) と一緒に Sun ONE Web Server をインストールし、その後新しいサーバーインスタンスを追加しようとした場合、新しく作成されたインスタンスの javahome は正しく設定されません。付属の JDK のパスのまま、この場合には存在しないパスに設定されます。
回避策
server.xml ファイルの JAVA 要素の下の javahome 属性を手動で編集します。4905808
スーパーユーザーが、分散管理を有効にしたあと、管理インタフェースにアクセスできない
回避策
分散管理を有効にしたあと、「スーパーユーザー」と同じ管理ユーザー名とパスワードを持つ LDAP のユーザーを作成します。4908647
Class Manager の「Remote File Munipulation」ページからアクセスする 2 つのぺージに「help」ボタンがない
4908694
ログ設定用のデフォルトのリンクが動作しない
「Virtual Server」ページ用の「Logging Settings」でデフォルトリンクがデフォルトのパスを設定せず、リセットボタンとして動作します。
4908787
待機ソケットを作成するとき、管理 UI のアクセプタスレッドのデフォルト値 (1) が server.xml に反映されない
4910197
JDBC リソースを編集するとき、プロパティページの値が、削除後も保持される
4910272
ドキュメントルートのバックスラッシュ
インスタンスまたは仮想サーバークラスを追加するとき、バックスラッシュを含むまたはスラッシュが混在したドキュメントルートを指定する場合、ドキュメントルートが正しく作成されない場合があります。
回避策
Windows を含むすべてのプラットフォームで、ドキュメントルートを指定するときは、スラッシュを使用してください。4910281
「Global Settings」タブの「Configure Directory Service」ページでは、ラジオボタンの代わりにチェックボックスを使用するべきである (利用の簡便化の問題)
4910397
URL プレフィックスとして // が指定されている場合、URL 転送でリダイレクトが動作しない
4911093
警告メッセージで太字タグ (<b></b>) が使用される
Class Manager の「Additional Document Directories」ページの警告メッセージには、HTML の太字タグが含まれます。
4911547
サーバーが WebDAV コレクションの複製作成を許可し、古いコレクションを上書きする
同じ名前のコレクションを作成でき、はじめに作成されたコレクションは上書きされます。これに関するエラーメッセージまたは警告は表示されません。
4911550
追加のドキュメントディレクトリが存在する Web サーバーにアクセスしようとするとサーバーエラーが発生する
J2EE または dav など、内部専用のスタイルを追加のドキュメントディレクトリに適用して、ブラウザでサーバーにアクセスしようとする場合、サーバーエラーが表示されます。
回避策
J2EE や dav など内部専用のスタイルを追加のドキュメントディレクトリに適用しないでください。これらのスタイルの詳細は、このリリースノートの「ドキュメント」の節を参照してください。
4911552
.shtml ファイルが、構文解析されるべきでないときに構文解析される
この問題は、Class Manager の「Content Management」タブの「Parse HTML」ページに関連しています。.shtml ファイルは、このページの設定を構文解析しないように設定した場合でも構文解析されます。たとえば、「Yes, with exec tag」および「All HTML files」を指定しただけでも、.shtml ファイルの構文解析が行われます。
4911580
新しいサーバーインスタンスを追加すると、問題が発生し、サーバーエラーメッセージが表示される場合がある
このバグは、既存のサーバーインスタンスが特定数の待機ソケットを持つときのみ発生します。
回避策
既存のサーバーインスタンスで待機ソケットを作成または削除することにより、エラーを避けられる場合があります。4911630
Magnus Editor のフィールドがすべて検査されるとは限らない
たとえば、「SSL Settings」または「Performance Settings」のフィールドのいくつかは、負の整数値を受け入れ、magnus.conf ファイルは、その値でアップデートされます。エラーメッセージまたは警告は表示されません。
4911633
管理インタフェースでユーザーのパスワードを変更できない
「Users」タブおよび「Groups」タブでユーザーを作成し、管理 UI を使用してユーザーのパスワードを変更しようとした場合、変更を行えません。
回避策
ユーザーパスワードを変更するには、ディレクトリサーバーに付属する管理コンソールソフトウェアを使用してください。4911640
管理インタフェースの「New password (again)」フィールドが検証されない
「Users」および「Groups」タブの「Edit user」ページの「New password」および「New password (again)」フィールドで 2 つの異なるパスワードが指定された場合、警告は表示されず、異なるパスワードが入力されたことが通知されます。
4912353
Netscape 4.79 では、「ヘルプ」ボタンを使用すると誤った項目が表示される
Netscape 4.79 では、Class Manager の「Add Virtural Server」ページの「ヘルプ」ボタンをクリックすると、このトピックのヘルプページの下部が表示されます。この節の情報を参照するには、「ヘルプ」ウィンドウ内でページの上部へスクロールします。
アプリケーションの共存
以下の表では、Sun ONE Web Server 6.1 とほかのアプリケーションとの共存による既知の問題を記述します。
表 4 アプリケーションの共存における既知の問題
バグ ID
説明
4869693
Windows において、Web Server のインストールでは、Directory Server 5.x との共存問題のために SunTM ONE Directory Server .dll ファイルを上書きする。
コア
以下の表では、Sun ONE Web Server 6.1 のコアにおける既知の問題を記述します。
表 5 コアにおける既知の問題
バグ ID
説明
4905681
AsyncDNS 設定が、Sun ONE Web Server 6.1 において無視される
Web Server は、非同期 DNS 検索を実行しません。
ドキュメント
以下の表では、Sun ONE Web Server 6.1 のドキュメントにおける既知の問題を一覧表示します。
表 6 ドキュメントにおける既知の問題
バグ ID
説明
4909738
ドキュメントエラー
Magnus Editor において、server.xml ファイルの LOG 要素の loglevel および logvsid 要素の代わりに、LogVerbose および LogVsId を「On」に設定しても無視される。
4911551
オンラインヘルプで、デフォルトのスタイル (Class Manager の「Styles」タブ) のドキュメントが表示されない
Sun ONE Web Server には以下に示すデフォルトのスタイルがあります。これらは、obj.conf ファイルで作成されたデフォルトのオブジェクトです。一度、サーバーの設定をカスタマイズし始めると、スタイルリストは変更されます (新しいものが追加され、その他は削除されるなど)。デフォルトのスタイルは、次のとおりです。
- j2ee: Java 環境を起動させるオブジェクト
- es-internal: サーバーコアによって操作される要求をどのように処理するかを定義するオブジェクト
- send-compressed: 事前に圧縮されたコンテンツがディスクに存在する場合 (たとえば、index.html の代わりに index.html.gz がある場合)、サーバーがそれをどのように送信するか、あるいは送信しないかを定義するオブジェクト
- compress-on-demand: どのようにサーバーがオンデマンドでコンテンツを圧縮するか、あるいは圧縮しないかを定義するオブジェクト
- dav: どのように WebDAV 要求を処理するかを制御するオブジェクト
デフォルトのスタイルに関連する問題については、このリリースノートの「管理」の節にあるバグ ID 4911580 を参照してください。
インストール
以下の表では、Sun ONE Web Server 6.1 のインストールにおける既知の問題を一覧表示します。
移行
以下の表では、Sun ONE Web Server 6.1 の移行における既知の問題を一覧表示します。
サンプル
以下の表では、Sun ONE Web Server 6.1 のサンプルアプリケーションにおける既知の問題を一覧表示します。サンプルアプリケーションが正しく機能するのを妨げる問題はありません。
検索
以下の表では、Sun ONE Web Server 6.1 の検索における既知の問題を一覧表示します。
セキュリティ
以下の表では、Sun ONE Web Server 6.1 のセキュリティにおける既知の問題を一覧表示します。
ツール
以下の表では、Sun ONE Web Server 6.1 のツールにおける既知の問題を一覧表示します。
WebDAV
以下の表では、Sun ONE Web Server 6.1 の WebDAV における既知の問題を一覧表示します。
お問い合わせ先Sun ONE Web Server 6.1 の使用にあたって問題が発生した場合は、以下のいずれかの方法で Sun のカスタマサポートにお問い合わせください。
- 次の URL の Sun Software Support サービスオンライン
http://www.sun.com/service/sunone/softwareできるだけ適切に問題に対処するために、お問い合わせの際には以下の情報をお知らせください。
ご意見、ご要望の送付先
Sun ではマニュアルの品質向上のため、お客様のご意見、ご要望をお受けしております。以下の電子メールアドレス宛にご意見をお寄せください。
docfeedback@sun.com電子メールの件名にはマニュアルの Part No. (816-6896-10)、本文にはマニュアル名 (Sun ONE Web Server 6.1 リリースノート) を記入してください。
その他の Sun のリソースSun ONE の有用な情報は、以下の場所から入手できます。
- Sun ONE サービス
http://jp.sun.com/service/sunps/sunone- Sun ONE ソフトウェア製品
http://jp.sun.com/software- Sun ONE Software Support Services
http://www.sun.com/service/sunone/software- Sun ONE Support and Knowledge Base
http://jp.sun.com/service/support/software- Sun サポート & トレーニングサービス
http://jp.sun.com/supportraining- Sun ONE コンサルティングおよびサービス
http://jp.sun.com/service/sunps/sunone- Sun ONE 開発者情報
http://jp.sun.com/software/sundev- Sun 開発者サポートサービス
http://jp.sun.com/developers- Sun ONE ソフトウェアトレーニング
http://jp.sun.com/supportraining- Sun ソフトウェアデータシート
http://jp.sun.com/software
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