スケーラビリティーとスループットを向上させるには、より多くのマシンを追加して、Enterprise Server インスタンスと HADB ノードの数を増やします。たとえば、それぞれ 1 つの Enterprise Server インスタンスと 1 つの HADB ノードを含む、2 台のマシンを追加できます。HADB ノードは必ずペアで追加し、各 DRU に対して 1 つのノードを割り当ててください。「共存トポロジのバリエーション」は、この構成を示しています。
このバリエーションでは、「構成例」で説明された共存トポロジにマシン SYS4 と SYS5 が追加されています。
Enterprise Server インスタンスは、次のようにホストされています。
マシン SYS0 はインスタンス A をホストしている
マシン SYS1 はインスタンス B をホストしている
マシン SYS2 はインスタンス C をホストしている
マシン SYS3 はインスタンス D をホストしている
マシン SYS4 はインスタンス E をホストしている
マシン SYS5 はインスタンス F をホストしている
これらのインスタンスは、情報を次の 2 つの DRU に持続させるクラスタを形成します。
DRU0 は、マシン SYS0、SYS2、および SYS4 で構成されます。HADB ノードのアクティブ 0 はマシン SYS0 上にあります。HADB ノードのアクティブ 2 はマシン SYS2 上にあります。HADB ノードのスペア 4 はマシン SYS4 上にあります。
DRU1 は、マシン SYS1、SYS3、および SYS5 で構成されます。HADB ノードのアクティブ 1 はマシン SYS1 上にあります。HADB ノードのアクティブ 3 はマシン SYS3 上にあります。HADB ノードのスペア 5 はマシン SYS5 上にあります。