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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JDBCデータ・ソースの構成と管理
11g リリース1 (10.3.5)
B60997-03
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D Oracle RACでの高速接続フェイルオーバーの使用

WebLogic Serverでは、アプリケーションに依存せずにOracle RACイベント通知を実装するOracle機能である、高速接続フェイルオーバーがサポートされており、無効な接続の検知とクリーン・アップ、使用可能な接続のロード・バランシング、アクティブなOracle RACインスタンスへの作業の再配布などが可能です。

詳細は、『Oracle® Database JDBC Developer's Guide and Reference』のFast Connection Failover(http://download-east.oracle.com/docs/cd/B19306_01/java.102/b14355/fstconfo.htm#CIHJBFFC)を参照してください。

Oracleの高速接続フェイルオーバーを使用するJDBCドライバ構成

データ・ソースでの高速接続フェイルオーバーを有効にするには、以下の接続プール・プロパティを設定します。

OracleドライバはONSを使用して高速接続フェイルオーバーを実装するため、WebLogicクラス・パスにons.jarを追加する必要があります。それには、ドメインのbinディレクトリにあるsetDomainEnvスクリプトを編集して、POST_CLASSPATH変数にons.jarを追加します。