13.12. 画面解像度を変更する方法

utsettings コマンドを実行することで、クライアントの画面解像度設定を変更できます。

セッション内で選択した解像度は、そのセッションが特定の Sun Ray クライアントで表示されているときには常に適用されます。装置が省電力モードに移行したり、装置の電源を再投入したりした場合でも、選択は失われません。ただし、utsettings コマンドで選択された解像度設定は、コマンドが実行されているクライアントにのみ適用されます。

別の Sun Ray クライアントに移動した場合、新しいクライアントには解像度設定が移行されませんが、ホットデスクを使用してセッションに戻った場合、元のクライアントのセッションの設定はそのまま有効です。

セッションがスマートカード資格や NSCM 資格などのパーソナルモバイルトークンに関連付けられている場合、選択したタイミングを永続的にするかどうかを確認するメッセージが表示されます。このメッセージに同意すると、タイミングは保持され、同じクライアントの以後のパーソナルモバイルトークンセッションで再利用されます。

また、管理者は utresadm コマンドを使用して、次の状況で使用される特定の監視タイミングを調整できます。

設定間の競合は、もっとも具体的な構成ルールに基づいて解決されます。つまり、特定の Sun Ray クライアントの特定のトークンの構成レコードは、その特定のクライアントの任意のトークンの構成レコードよりも優先され、特定のクライアントの任意のトークンの構成レコードは、任意のクライアントの任意のトークンのレコードよりも優先されます。

詳細は、utsettings および utresadm のマニュアルページを参照してください。