Sun Ray クライアントを省電力モード (一定時間使用しないと画面が空白になります) にする必要がない場合があります。
電源管理は Sun Ray Software の機能で、デフォルトで有効になっています。省電力モードを無効にするには、いくつかの方法があります。
省電力モードを無効にするには... | その場合... |
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デスクトップ環境レベルで | 電源管理機能またはスクリーンセーバー機能を無効にする方法については、デスクトップドキュメントを参照してください。 次にいくつかの例をあげます。
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Sun Ray クライアントのレベルから |
構成 GUI で |
次の手順では、すべての Sun Ray セッションで画面ブランキングを無効にする方法を説明します。
この構成はすべてのキオスクセッションで動作しますが、通常のセッションモードで Gnome ディスプレイマネージャーを使用するセッションでは動作しません。
Sun Ray サーバーのスーパーユーザーになります。
ディレクトリをセッション初期設定ディレクトリに変更します。
Oracle Solaris:
# cd /usr/dt/config/Xsession.d
Oracle Linux:
# cd /etc/X11/xinit/xinitrc.d
次のカスタマイズされたスクリプトを作成します (この手順では、このスクリプトを 0050.utblank.sh
と呼びます)。
#!/bin/sh # This script disables the X Server from blanking # For both Oracle Solaris and Oracle Linux # Check for OS and add the path to xset for Oracle Solaris TheOS=`uname` if [ "$TheOS" = "SunOS" ];then PATH=$PATH:/usr/openwin/bin;export PATH fi # Disable the Xserver from screen blanking xset s noblank;xset s 0 0;xset s off
このスクリプトが適切な時間に実行されるように、スクリプト名には接頭辞 0050.
を付けるようにしてください。
Oracle Linux の場合、スクリプト名には拡張子 .sh
を付ける必要があり、そうでない場合はスクリプトが参照されません。
スクリプトを保存し、スクリプトをすべての人が実行可能にします。
# chmod 775 0050.utblank.sh
新規セッションを開始すると、スクリプトが参照されます。