認証マネージャーとの接続を待機中アイコンは、Sun Ray クライアントが DHCP サーバーからパラメータを受信し、Sun Ray サーバーに接続したけれども、認証をまだ完了していないことを示しています。アイコンは、通常起動プロセスの一部として数秒間表示されます。
問題: アイコンが 10 秒超表示される、またはアイコンが表示されたあとに Sun Ray クライアントがリセットされる。
認証マネージャーを含めて、Sun Rayサービスが Sun Ray サーバー上で実行中であることを確認してください。
LAN 構成またはその他のルーティング環境で:
Sun Ray クライアントの IP アドレスが認証マネージャーに到達できることを確認してください。
Sun Ray サーバーから受信した Sun Ray クライアントのルーティング情報が正しいことを確認してください。
bootp
プロキシエージェントが Sun Ray クライアントのサブネット内で正しく構成されていて、フェイルオーバーグループ内の Sun Ray サーバーの 1 つを指していることを確認してください。
Sun Ray クライアントの IP アドレスに utquery を実行して、Sun Ray クライアントが受け取ったパラメータを確認してください。パラメータに AuthSrvr
パラメータが含まれていない場合は、DHCP サーバーが Sun Ray パラメータを送信していないか、パラメータが正しくない可能性があります。
DHCP サーバーに到達できることを確認するために、DHCPServer
パラメータの値を確認してください。
DHCP サーバーが適切な Sun Ray 固有パラメータ値を送信することを確認するために、INFORMServer
パラメータの値を確認してください。
値が正しくない場合は、bootp
リレー構成および DHCP サーバー構成でネットワークおよび Sun Ray パラメータを確認してください。これらのパラメータの詳細は、utquery
のマニュアルページを参照してください。
Oracle Solaris サーバー上で DHCP を再起動するために、スーパーユーザーとして次を入力してください。
# /etc/init.d/dhcp stop # /etc/init.d/dhcp start