Windows Connector は、負荷分散情報とセッションディレクトリに基づいてサーバーセッションの再接続をサポートします。セッションディレクトリは、どのユーザーがどの Windows システムで、どのセッションを実行しているかを管理するデータベースです。セッションディレクトリの機能により、Windows Connector のユーザーは適切な Windows セッションに自動的に再接続できます。
IP アドレスベースの再接続と、トークンベースの再接続の両方がサポートされます。ただし、トークンベースのリダイレクションでは、サーバーファームとして構成されている Windows システム用の、ハードウェアベースのロードバランサを使用する必要があります。サーバーファームと負荷分散を使用することにより、Windows システムは多数の Sun Ray ユーザーとクライアントに対応できます。
セッションディレクトリ対応のサーバーファームに参加するには、Windows システムで、Windows Server 2003 R2 Enterprise Edition、Windows Server 2003 R2 Data Center Edition、または Windows 2008 を実行してください。セッションディレクトリは、Microsoft 独自のまたはサードパーティーの負荷分散製品を使用するように構成できるオプションのコンポーネントです。
ターミナルサービスセッションの負荷分散は、Windows ターミナルサーバーにより透過的に処理されます。
セッションディレクトリおよび負荷分散の設定と管理の詳細については、Microsoft documentationを参照してください。