2.2. 管理 GUI の問題

2.2.1. 管理 GUI のアップグレード

管理 GUI の変更にともない、Apache Tomcat 5.5 以降がシステムにインストールされている必要があり、utconfig スクリプトが既存の Tomcat インスタンスの場所を確認するように拡張されました。

保持ファイルを使用して以前の Sun Ray Software バージョンからアップグレードを実行する場合は、アップグレードの完了後に utconfig -w を実行する必要があります。utconfig -w コマンドは管理 GUI 設定 (Tomcat インストールの場所など) を要求し、管理 GUI は自動的に起動されます。

参照: CR 12204639

2.2.2. 自己登録 GUI

間違ったユーザー名またはパスワードが入力された場合、自己登録 GUI がテキストの入力を拒否します。

回避方法:終了」ボタンを押して自己登録 GUI を再起動します。

自己登録 GUI を使用すると Java コアダンプが出力される場合がありますが、登録は引き続き予期したとおりに機能し、ほかの悪影響が見られません。ただし、coreadm がコアダンプに一意の名前を付けるように構成されている場合は、ディスクスペースの使用率が監視されるはずです。

参照: CR 12195258、12196361

2.2.3. 複数認証 (Solaris)

ホットキー操作 (デフォルトは Shift-Pause) を使用してセッションが切断されるとときに、複数認証を求められる場合があります。

参照: CR 12249130