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Image Packaging System のマニュアルページ     Oracle Solaris 11 Information Library (日本語)
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ドキュメントの情報

はじめに

ユーザーコマンド

packagemanager(1)

pkg(1)

pkgdepend(1)

pkgdiff(1)

pkgfmt(1)

pkglint(1)

pkgmerge(1)

pkgmogrify(1)

pkgrecv(1)

pkgrepo(1)

pkgsend(1)

pkgsign(1)

pm-updatemanager(1)

システム管理コマンド

標準、環境、マクロ

packagemanager

- Image Packaging System の GUI

形式

/usr/bin/packagemanager [options]
/usr/bin/packagemanager [-hiRu] [--help]
    [--info-install file] [--update-all]
    [--image-dir dir]
/usr/bin/packagemanager [file]

機能説明

packagemanager は、 pkg(5) (Image Packaging System ソフトウェア) のグラフィカルユーザーインタフェースです。

パッケージマネージャーを使用すると、次の作業を実行できます。

file オペランドが指定されていて、その接尾辞が .p5i である場合、packagemanager は Web インストールモードで起動し、1 つ以上のパブリッシャーおよびパブリッシャーごとに数多くのパッケージが追加されます。

オプション

サポートしているオプションは、次のとおりです。

-h or --help

使用方法に関するメッセージを表示します。

-i または --info-install file

.p5i ファイルを指定して、packagemanager を Web インストールモードで実行できます。file の接尾辞は .p5i である必要があります。

-R or --image-dir dir

自動的に検出されたイメージではなく、dir をルートとするイメージに対して処理を行います。

-U または --update-all

利用可能な更新があるすべてのインストール済みパッケージを更新します。


注 - package/pkgpackage/pkg/package-manager 、または package/pkg/update-manager を更新する必要がある場合、packagemanager は最初にこれらのパッケージを更新してから、残りの更新を実行するために再起動されます。


オペランド

file

Web インストールファイル。このファイルの接尾辞は .p5i である必要があります。Web インストールについての詳細は、パッケージマネージャーのオンラインヘルプを参照してください。

使用例

例 1 現在のイメージで操作する

現在のイメージで packagemanager を起動します。

$ packagemanager

例 2 指定されたイメージで操作する

/aux0/example_root に格納されたイメージで packagemanager を起動します。

$ packagemanager -R /aux0/example_root

例 3 Web インストールモードで起動する

Web インストールモードで packagemanager を起動します。

$ packagemanager ~/test.p5i

終了ステータス

次の終了ステータスが返されます。

0

すべてが動作しました。

1

エラーが発生した。

2

無効なコマンド行オプションが指定された。

ファイル

pkg(5) イメージはより大きなファイルシステム内に任意に配置できるため、トークン $IMAGE_ROOT を使用して相対パスが区別されます。標準のシステムインストールでは、$IMAGE_ROOT は / と同等です。

$IMAGE_ROOT/var/pkg

完全または部分的なイメージのメタデータディレクトリ。

$IMAGE_ROOT/.org.opensolaris,pkg

ユーザーイメージのメタデータディレクトリ。

特定のイメージのメタデータ内にある特定のファイルおよびディレクトリには、修復時や復旧時に役立つ情報が含まれています。トークン $IMAGE_META は、メタデータが含まれる最上位ディレクトリを参照するために使用されます。通常、 $IMAGE_META は前述の 2 つのパスのいずれかです。

$IMAGE_META/gui-cache

プログラムの起動やパブリッシャーの切り替えの速度を上げるために packagemanager で保持されるキャッシュ済みメタデータの場所。

$IMAGE_META ディレクトリ階層内のその他のパスは非公開であり、変更される可能性があります。

属性

次の属性については、attributes(5) を参照してください。

属性タイプ
属性値
使用条件
package/pkg/package-manager
インタフェースの安定性
不確実

関連項目

pm-updatemanager(1)pkg(1)pkg(5)

パッケージマネージャーのオンラインヘルプ

http://hub.opensolaris.org/bin/view/Project+pkg/

注意事項

packagemanager は、イメージのファイルおよびディレクトリで操作するために十分な権限で起動する必要があります。