既知の問題の回避策

このセクションでは、特定の問題を回避するための手順を示します。

rm_install_client スクリプトの問題

CR 6646677: The rm_install_client script does not work with Solaris 10 dig based
nslookup

この問題を回避するには、Oracle Solaris 10 ネットイメージの rm_install_client スクリプトに次の変更を行います。たとえば、Oracle Solaris 10 ネットイメージを /export/s10u9/dvds/latest に設定した場合、/export/s10u9/dvds/latest/Solaris_10/Tools/rm_install_client の rm_install_client スクリプトに次の変更を行います。

次に示す行 168 を変更します。

ANS=`nslookup ${K} 2>&1`

次のようになりました。

ANS=`nslookup ${K} | /bin/sed '/^;;/d' 2>&1`

次に示す行 273 を変更します。

ANS=`echo $ANS | sed -e 's/#.*$//'`

次のようになりました。

ANS=`echo $ANS | sed -e 's/ #.*$//'`

check スクリプトの問題

CR 6838095: opensolaris jumpstart server doesn't run the check script correctly

この問題を回避するには、JumpStart プロファイルディレクトリ /export/profile/s10profile の check スクリプトを変更して /usr/sunos/bin/sh を使用するようにします。check スクリプトの先頭行を次の行に置換します。

#!/usr/sunos/bin/sh