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Oracle Solaris カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
1. Oracle Solaris システムのチューニングの概要
2. Oracle Solaris カーネルチューニング可能パラメータ
4. インターネットプロトコル群のチューニング可能パラメータ
_icmp_err_interval と _icmp_err_burst
_respond_to_echo_broadcast と _respond_to_echo_multicast (ipv4 または ipv6)
_send_redirects (ipv4 または ipv6)
_icmp_return_data_bytes (ipv4 または ipv6)
/etc/system ファイルに設定する TCP/IP パラメータ
ipadm コマンドを使って、この章で説明するすべてのチューニングパラメータを設定できます。ただし、次に示すパラメータは例外です。
これらのパラメータは、/etc/system ファイル内にのみ設定できます。
ipadm コマンドを使って TCP/IP パラメータを設定するには、次の構文を使用します。
# ipadm set-prop -p parameter ip|ipv4|ipv6|tcp|udp|sctp
例:
# ipadm set-prop -p extra_priv_ports=1047 tcp # ipadm show-prop -p extra_priv_ports tcp PROTO PROPERTY PERM CURRENT PERSISTENT DEFAULT POSSIBLE tcp extra_priv_ports rw 1047 1047 2049,4045 1-65535
詳細は、ipadm(1M) を参照してください。
ndd コマンドを使って TCP/IP パラメータを設定するには、次の構文を使用します。
# ndd -set driver parameter value
詳細は、ndd(1M) のマニュアルページを参照してください。
このセクションで紹介するすべてのパラメータを対象に、パラメータ範囲内であるかどうかのチェックが行われます。パラメータ範囲は、各パラメータの説明に記載されています。
インターネットのプロトコルと標準の仕様は、RFC 文書に記述されています。RFC のコピーは、ftp://ftp.rfc-editor.org/in-notes から取得可能です。このサイトの rfc-index.txt ファイル中で RFC のトピックを探してください。