ナビゲーションリンクをスキップ | |
印刷ビューの終了 | |
Oracle Solaris の管理: SAN 構成およびマルチパス化 Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
10. x86 システムのファイバチャネルデバイスからの Solaris OS のブート
マルチパス化されていない複数の FC デバイスを構成する方法
Solaris マルチパス化が有効にされているデバイスノードの構成
FC ホストポート上のすべての FC デバイスの構成を解除する方法
マルチパス化された FC デバイスへの 1 つのパスの構成を解除する方法
マルチパス化されたすべての FC デバイスの構成を解除する方法
このセクションでは、FC ホストポート c0 および c1 を使用するファブリックデバイスを検出するための手順の例を示します。この手順では、cfgadm コマンドで表示されるデバイス構成情報についても示します。
# cfgadm -l Ap_Id Type Receptacle Occupant Condition c0 fc-fabric connected unconfigured unknown c1 fc-private connected configured unknown
この例で、c0 はファブリック接続されたホストポートを表し、c1 はループ接続されたプライベートホストポートを表しています。cfgadm コマンドを使用して、ファブリック接続されたホストポート上のデバイス構成を管理します。
デフォルトでは、ループ接続されたプライベートホストポート上でのデバイス構成は、Oracle Solaris OS を実行中のシステムによって管理されます。
# cfgadm -al Ap_Id Type Receptacle Occupant Condition c0 fc-fabric connected unconfigured unknown c0::50020f2300006077 disk connected unconfigured unknown c0::50020f23000063a9 disk connected unconfigured unknown c0::50020f2300005f24 disk connected unconfigured unknown c0::50020f2300006107 disk connected unconfigured unknown c1 fc-private connected configured unknown c1::220203708b69c32b disk connected configured unknown c1::220203708ba7d832 disk connected configured unknown c1::220203708b8d45f2 disk connected configured unknown c1::220203708b9b20b2 disk connected configured unknown
注 - cfgadm -l コマンドは、FC ホストポートについての情報を表示します。cfgadm -al コマンドを使用しても FC デバイスについての情報を表示できます。c0 に関連付けられたポート WWN (World Wide Name) を Ap_Id フィールドに含む行はファブリックデバイスを表します。これらのデバイスを管理し、Oracle Solaris OS を使用中のシステムでこれらが使用できるようにするには、cfgadm configure および unconfigure コマンドを使用します。ポート WWN が c1 に属する Ap_Id デバイスは、c1 ホストポート経由で構成されたプライベートループデバイスを表します。