使用可能なフォント

この Oracle Solaris 11 リリースでは、システムで使用可能なフォントが多数更新されており、TrueType または OpenType フォント形式を使用する方向に大きく転換しています。

広く知られる Vera フォントをベースにした DejaVu フォントなど、多くのフォントはオープンソースプロジェクトに由来し、定期的に更新されます。DejaVu フォントは Unicode での使用のために設計されているため、多くのロケールでシステムのデフォルトフォントです。

フォントはロケールファセットの変更時に自動的にシステムに追加されます。詳細は、「ロケールファセット」を参照してください。パッケージマネージャーを使用した追加フォントのインストールのために、フォントは System/Fonts にカテゴリ化されます。

インド語派フォント

次の表では、インド語派フォントについて説明します。

表 5-1 インド語派フォント

日本語フォント

次の表では、日本語 TrueType フォントについて説明します。

表 5-2 日本語フォント

日本語フォントは次のようにパッケージ化されます。

• IPAGothic、IPAPGothic – system/font/truetype/ipafont

• IPAMincho、IPAPMincho – system/font/truetype/ipafont-mincho

• Sun-Gothic、Sun-Minchou – system/font/sun-ja-bitmap-unicode (Unicode インデックスフォント) および system/font/sun-ja-bitmap (JIS インデックスフォント)

Unicode インデックスフォントは、GTK アプリケーションでビットマップフォントを使用するために提供されます。たとえば、日本語 GNOME 環境でビットマップフォントを使用するには、 system/font/sun-ja-bitmap-unicode をインストールします。

以前のリリースの CDE 環境で使用されていた日本語ビットマップフォントを使用するには、system/font/sun-ja-bitmap をインストールします。

韓国語フォント

次の表では、韓国語 TrueType フォントについて説明します。

表 5-3 韓国語フォント

次の表では、韓国語ビットマップフォントについて説明します。

表 5-4 韓国語ビットマップフォント

簡体字中国語および繁体字中国語フォント

次の表では、繁体字中国語および簡体字中国語 TrueType フォントについて説明します。

表 5-5 簡体字中国語および繁体字中国語フォント

次の表では、繁体字中国語および簡体字中国語ビットマップフォントについて説明します。

表 5-6 繁体字中国語および簡体字中国語ビットマップフォント

タイ語フォント

次の表では、タイ語 TrueType フォントについて説明します。

表 5-7 タイ語フォント