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Oracle Solaris Studio 12.3: C ユーザーガイド Oracle Solaris Studio 12.3 Information Library (日本語) |
C コンパイラの現在のリリースには、次の新機能と変更された機能があります。
新しい SPARC T4 プラットフォームのサポート: —xtarget=T4、—xchip=T4、—xarch=sparc4
新しい x86 プラットフォーム Sandy Bridge / AVX のサポート: —xtarget=sandybridge —xchip=sandybridge —xarch=avx
新しい x86 プラットフォーム Westmere / AES のサポート: —xtarget=westmere —xchip=westmere —xarch=aes
新しいコンパイラオプション: —g3 は、拡張されたデバッグシンボルテーブル情報を追加します。(「B.2.35 -g3」)
新しいコンパイラオプション: —Xlinker arg は、arg をリンカー ld(1) に渡します。—Wl,arg と同等です。(「B.2.74 -Xlinker arg」)
OpenMP のデフォルトスレッド数 OMP_NUM_THREADS が 2 になりました (これまでは 1 だった)。(「B.2.131 -xopenmp[= i]」)
OpenMP 3.1 共有メモリー並列化仕様のサポート。(「B.2.131 -xopenmp[= i]」)
新しいコンパイラオプション: —xivdep は ivdep プラグマの解釈を設定します。これは、ループ内での配列参照に関するループの依存関係を無視するようコンパイラに指示します。(「B.2.106 -xivdep[= p]」)
Sun Performance Library にリンクするには、—library=sunperf を使用します。これにより、-xlic_lib=sunperf は廃止されます。(「B.2.46 -library=sunperf」)
新しいオプション —xanalyze={code|no} はソースコードの静的分析を生成します。Oracle Solaris Code Analyzer を使用して表示できます。(「B.2.77 -xanalyze={code| no}」)
新しいサブオプション —xbuiltin=%default は、errno を設定しない関数のみをインライン化します。errno の値はどの最適化レベルでも常に正しく、信頼性の高い検査も可能です。(「B.2.82 -xbuiltin[=( %all|%default|%none)]」)
ユーザー提供のコンパイラオプションデフォルトのサポート。(「B.4 ユーザー指定のデフォルトオプションファイル」)
—xkeepframe オプションは、指定された関数でスタック関連の最適化を禁止します。(「B.2.108 -xkeepframe[=[ %all,%none,name,no% name]]」)
-features=%none と -features=%all の使用はこのリリースで非推奨となりました。(「B.2.19 -features=[v]」)
新しい属性 vector_size と returns_twice が認識されます。(「2.9 サポートされる属性」)
-xcheck=init_local が、VLA (可変長配列) をその基本型に従って初期化するようになりました。(「B.2.89 -xcheck[= o]」)
aligned 属性の機能が、大域や静的のほかに自動も含むように拡張されました。(「2.9 サポートされる属性」)
-xdumpmacros は、マクロの定義や未定義、使用のインスタンスといった情報を提供します。(「B.2.97 -xdumpmacros[= value[,value...]]」)