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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionユーザーズ・ガイド
11g リリース1(11.1.1)
B63031-03
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8 コンテンツの配信

この章では、パーソナライズかつアクショナブルなコンテンツをOracle Business Intelligence Enterprise Editionのユーザーに配信する方法を説明します。ここでは、エージェントの作成方法、エージェントへの登録方法、およびデバイスと配信プロファイルの構成方法を説明します。

この章の内容は次のとおりです。

エージェントとは

エージェントによって、ビジネス・プロセスを自動化できます。これを使用して、イベント駆動型アラート、スケジュールされたコンテンツの公開および条件付きイベント駆動型アクションの実行を行えます。

次の選択が可能です。

エージェントは、情報ベースで問題と機会を動的に検出し、通知すべき適切なユーザーを判断し、そのユーザーに様々なデバイス(電子メール、電話など)で情報を配信します。


注意:

エージェントの配信コンテンツは、受信者の優先ロケールに従ってローカライズされます。(ユーザーは、「マイ・アカウント」ダイアログ: 「プリファレンス」タブで優先ロケールを指定します。)


アラートとは

アラートは、パーソナライズされ、アクショナブルなコンテンツを、指定された受信者およびエージェントへの登録者に配信するエージェントによって生成される通知です。

配信されたアラートは、Oracle BI Enterprise Edition内の次のような場所で表示できます。

詳細は、「アラートへのアクセスと管理」を参照してください。

図8-1に、ホームページの「アラート」セクションに配信されたアラートの例を示します。

図8-1 アラートの例

この図については周囲のテキストで説明しています。

エージェントの仕組み

最も単純なケースでは、エージェントは、定義されたスケジュールに基づいて指定されたカタログ分析を自動的に行い、特定の問題や機会がないか結果を確認します。特定の問題または機会が結果で検出されると、アラートが生成され、指定された受信者およびエージェントへの登録者に配信されます。このとき、各ユーザーに対して指定された配信オプションが使用されます。

アラートの詳細は、アラートとはを参照してください。配信オプションの詳細は、デバイスと配信プロファイルとはを参照してください。

より複雑な要件に対処する場合、エージェントは、他のエージェント、スクリプト、Javaプログラムまたはアプリケーションをトリガーするアクションを起動します。結果は、XML、HTMLまたはプレーン・テキストでエージェント間および他のアプリケーションやサービスに渡すことができます。たとえば、エージェントで分析を実行し、地域の倉庫では応じることができない、指定した金額を超える現在の全製品の注文を特定します。これらの製品の代替ソースを見つける分析を実行する他のエージェントに、結果を渡すことができます。最終エージェントがトリガーされて、企業のCRMシステムに情報が送られ、代替ソースの適切な担当者に通知されます。

ユーザーは、一部のエージェントによって生成されるアラートの受信者に自動的になっている場合があります。また、他のユーザーによって作成されたエージェントに登録できる場合があります。適切な権限および職責がある場合、独自のエージェントを作成することもできます。権限のレベルによっては、選択的に他のユーザーとエージェントを共有したり、全ユーザーが使用できるエージェントを作成できます。

「エージェント」エディタとは

「エージェント」エディタでは、パーソナライズされ、アクショナブルなコンテンツをユーザーに配信するエージェントを作成できます。エージェントの現在の設定のサマリーを表示することもできます。

「エージェント」エディタには、次のタブがあります。

「エージェント」エディタには、エージェントの作成または編集時にアクセスします。「エージェントの作成」を参照してください。

エージェントへのアクセスの制御について

エージェントには、すべてのOracle BI Enterprise Editionユーザーがアクセスできます。特定のエージェントへのアクセス権を付与する機能は、「管理」: 「権限の管理」ページから実行します。適切な権限がある場合、様々なエージェントに対する明示的なアクセス権を付与したり、取り消したりできます。これには、次のようなアクションを実行する権限も含まれます。

権限の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionセキュリティ・ガイド』のプレゼンテーション・サービス権限の管理に関する項を参照してください。

以前のリリースで作成されたiBotのアップグレード方法

iBotsを以前のリリース(11gより前)からアップグレードする場合は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligenceアップグレード・ガイド』のiBotsのアップグレードに関する項を参照してください。

エージェントでのカスタマイズの使用について

エージェントでのカスタマイズの使用によって、複数の状況に使用できる汎用エージェントを作成できます。これによって、組織で作成する必要のあるエージェントと条件の数を削減できます。これは、特定の状況に必要な特定のアラートを提供することもできます。

エージェントでのカスタマイズは、エージェントで使用されている分析に関連付けられているプロンプト・フィルタの演算子と値のオーバーライドによって実現されます。(プロンプト・フィルタは、演算子が「プロンプトで使用」に設定されているフィルタです。プロンプト・フィルタの詳細は、「列フィルタの作成」を参照してください。)

エージェントが次の処理を行うよう指定する場合、エージェントで分析を使用します。

プロンプト・フィルタは、関連付けられている分析の使用方法に応じて、様々な時点でカスタマイズできます。

エージェントでカスタマイズを使用する場合、次の点に注意してください。

エージェントの作成

次の手順を使用して、エージェントを作成します。

エージェントを作成する手順:

  1. グローバル・ヘッダーで、「新規」をクリックし、「エージェント」を選択します。

    「エージェント」エディタが表示されます。

  2. 「エージェント」エディタ: 「一般」タブで、エージェントが配信するコンテンツの優先度と配信コンテンツの生成方法(ユーザーの問合せの実行方法)を指定します。

  3. 「エージェント」エディタ: 「スケジュール」タブで、エージェントをスケジュールに基づいて実行するかどうか、実行する頻度および実行の開始時間と終了時間を指定します。

  4. 「エージェント」エディタ: 「条件」タブで、エージェントが常にコンテンツを配信し、アクションを実行するか、あるいは条件下でコンテンツを配信し、アクションを実行するかを指定します。

    条件の詳細は、第9章「条件の使用」を参照してください。

  5. 「エージェント」エディタ: 「配信コンテンツ」タブで、エージェントを使用して配信するコンテンツ(ダッシュボード・ページ、保存済分析など)を指定します。

  6. 「エージェント」エディタ: 「受信者」タブで、エージェントの配信コンテンツの受信者およびエージェントに登録可能なユーザーを指定します。

  7. 「エージェント」エディタ: 「送信先」タブで、コンテンツの配信先を指定します。

  8. 「エージェント」エディタ: 「アクション」タブで、エージェントの終了時に実行する1つ以上のアクションを指定します。

  9. エージェントを保存します。「エージェントの保存」を参照してください。

    エージェントの保存後、「エージェントを今すぐ実行」ツールバー・ボタンをクリックしてエージェントを実行できます。これは、エージェントをテストする場合などに便利です。

注意

エージェントの設定のサマリーの表示

エージェントの現在の設定のサマリーを表示できます。サマリーは「エージェント」エディタに表示され、展開したり、縮小できます。デフォルトでは、サマリーは展開されています。

エージェントの設定のサマリーを展開または縮小する手順:

  1. 「エージェント」エディタの「概要」という見出しの左にある次のものをクリックします。

    • サマリーを展開する場合は「プラス記号」ボタン。

    • サマリーを縮小する場合は「マイナス」ボタン。

注意

エージェントの保存

エージェントは、次のとおり、既存のフォルダまたは新たに作成したフォルダに保存できます。

エージェントへの登録の詳細は、「エージェントへの登録」を参照してください。

エージェントを保存する手順:

  1. 「エージェント」エディタのツールバーで、次のいずれかのボタンをクリックします。

    • 新規エージェントを保存する場合または既存のエージェントを同じフォルダに同じ名前で保存する場合、「このエージェントの保存」ボタンをクリックします。

    • 既存のエージェントを別のフォルダに別の名前で保存する場合、「このエージェントに名前を付けて保存」ボタンをクリックします。

  2. 「エージェントの保存」ダイアログが表示されたら、これを完成させ、「OK」をクリックします。

エージェントへの登録

所有者によって登録可能になっているエージェントに登録できます。

エージェントに登録する手順:

  1. グローバル・ヘッダーで「カタログ」をクリックし、登録するエージェントに移動します。

  2. エージェントの「詳細」リンクをクリックし、「登録」を選択します。

エージェントを登録に使用できるようにするには、「エージェント」エディタ: 「受信者」タブ「エージェントの登録を公開」オプションを選択し、登録を許可するユーザー、カタログ・グループおよびアプリケーション・ロールを指定する必要があります。

登録または所有するエージェントのリストの表示

登録または所有する(個人フォルダ(My Folders)に保存した)エージェントのリストを表示できます。

登録または所有するエージェントのリストを表示する手順:

  1. グローバル・ヘッダーで、「ホーム」をクリックします。ホーム・ページが表示されます。

  2. 「参照/管理」領域で次のようにします。

    • 現在登録しているエージェントのリストを表示するには、「マイ・エージェント登録」フォルダ/双眼鏡ボタンをクリックします。

      現在登録しているエージェントのリストが含まれたカタログ・ページが表示されます。(受信者として指定されているエージェントはこのリストに含まれないことに注意してください。)登録のカスタマイズ、エージェントからの登録解除、エージェントの設定のサマリーの印刷などの様々なタスクを実行できます。

    • 所有しているエージェントのリストを表示するには、「マイ・エージェント」フォルダ/双眼鏡ボタンをクリックします。

      個人フォルダ(My Folders)に保存されているエージェントのリストが含まれたカタログ・ページが表示されます。エージェントの実行やエージェントの編集などの様々なタスクを実行できます。

エージェントからの登録解除

現在登録しているエージェントの登録を解除できます。

エージェントから登録を解除する手順:

  1. グローバル・ヘッダーで、「ホーム」をクリックします。ホーム・ページが表示されます。

  2. 「参照/管理」領域で「マイ・エージェント登録」フォルダ/双眼鏡ボタンをクリックします。

    現在登録しているエージェントのリストが表示されます。(受信者として指定されているエージェントはこのリストに含まれないことに注意してください。)

  3. 登録解除するエージェントに移動します。

  4. エージェントの「詳細」リンクをクリックし、「登録解除」を選択します。

エージェント登録のカスタマイズ

ユーザーが登録をカスタマイズできるようエージェントが設定されていて、条件または配信コンテンツのいずれか、あるいはその両方に対するプロンプト・フィルタを含む分析をエージェントで使用するとします。条件分析または配信コンテンツ分析、あるいはその両方に対するフィルタ値をニーズに合せてカスタマイズできます。

ユーザーがエージェント登録をカスタマイズできるようにするには、「エージェント」エディタ: 「受信者」タブ「登録者がエージェントをカスタマイズできるようにします」オプションを選択する必要があります。

エージェント登録をカスタマイズする手順:

  1. グローバル・ヘッダーで、「ホーム」をクリックします。ホーム・ページが表示されます。

  2. 「参照/管理」領域で「マイ・エージェント登録」フォルダ/双眼鏡ボタンをクリックします。

    現在登録しているエージェントのリストが表示されます。(受信者として指定されているエージェントはこのリストに含まれないことに注意してください。)

  3. 登録をカスタマイズするエージェントに移動します。

  4. エージェントの「詳細」リンクをクリックし、「登録のカスタマイズ」を選択します。

    Agentに対する登録のカスタマイズ」ダイアログが表示されます。

  5. 必要に応じて、プロンプト・フィルタまたはパラメータをカスタマイズします。(エージェントの設定方法に応じて、条件または配信コンテンツ、あるいはその両方に対するプロンプト・フィルタまたはパラメータをカスタマイズします。)

    プロンプト・フィルタまたはパラメータをカスタマイズするには、次のようにします。

    1. 「このパラメータの演算子/値を変更」ボタンをクリックします。

      「パラメータ・フィルタの編集」ダイアログが表示されます。

    2. 必要に応じて値を編集します。

    3. 「OK」をクリックします。

  6. 「エージェントに対する登録のカスタマイズ」ダイアログで「OK」をクリックします。


注意:

前述の手順でカスタマイズしたフィルタ値は、エージェントの結果に自動的に表示されません。カスタマイズした値を表示するには、「カスタマイズしたフィルタ値のエージェントの結果での表示」を参照してください。


カスタマイズしたフィルタ値のエージェントの結果での表示

エージェント登録のフィルタ値をカスタマイズし、エージェントの結果にフィルタ値を表示する場合、分析にフィルタ・ビューを追加する必要があります。

カスタマイズしたフィルタ値をエージェントの結果に表示する手順:

  1. カスタマイズする分析を編集します。

  2. 「分析」エディタ: 「結果」タブを表示します。

  3. フィルタ・ビューを分析に追加します。方法は、「分析の結果へのビューの追加」を参照してください。

エージェントのスケジュールの無効化と有効化

エージェントのスケジュールを一時的に無効に(し、再び有効に)することができます。エージェントのスケジュールを無効にすると、定義されたスケジュールでエージェントが実行されません。これは、「エージェント」エディタ「エージェントを今すぐ実行」ツールバー・ボタンなどの他の方法で実行することはできます。

エージェントのスケジュールの無効化は、エージェントに対して定義したスケジュールを一定期間停止する必要がある場合に便利です。

また、エージェントのスケジュールは、デフォルトで一時的に無効になっている場合があります。たとえば、1つ以上のエージェントを含むフォルダをコピーした場合、各エージェントのコピーのスケジュールはデフォルトでは無効になっています。これを有効にするまで、定義されたスケジュールでエージェントは実行されません。

エージェントのスケジュールを無効にし、再度有効にする手順:

  1. グローバル・ヘッダーで「カタログ」をクリックし、スケジュールを無効または有効にするエージェントに移動します。

  2. エージェントの「詳細」リンクをクリックし、次のいずれかのオプションを選択します。

    • エージェントのスケジュールを無効にするには、「スケジュールの無効化」

    • エージェントが再びスケジュールどおりに実行されるようにするには、「スケジュールの有効化」

「エージェント」エディタ: 「スケジュール」タブ「有効」ボックスを使用して、エージェントのスケジュールを無効にしたり、有効にすることもできます。

デバイスと配信プロファイルとは

デバイスと配信プロファイルは、エージェントによってアラートが生成された場合の連絡方法と、コンテンツを受信するデバイスを制御します。

デバイスと配信プロファイルは、「マイ・アカウント」ダイアログ: 「配信オプション」タブから構成します。詳細は、「デバイスと配信プロファイルの構成」を参照してください。(管理者によって、ユーザーが使用できるデバイスのタイプが管理されます。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド』のエージェントのデバイス・タイプの管理に関する項を参照してください。)


注意:

組織によっては、次のようにシステムの配信デバイスと配信プロファイルを自動的に生成している場合があります。

  • SAシステム・サブジェクト・エリアを使用する場合、組織は、ユーザーの電子メール・アドレスと他のデバイス情報(携帯電話の番号など)に基づいて、SAシステム・サブジェクト・エリアからシステム配信デバイスを生成し、各ユーザーのシステム配信デバイスを使用してそのユーザーのシステム配信プロファイルを生成できます。

  • LDAPサーバーを使用する場合(配信デバイスとプロファイルがSAシステム・サブジェクト・エリアから生成されていない場合のみ)、組織は、各ユーザーの電子メール・アドレスに基づいてLDAPサーバーからシステム配信デバイスを生成し、各ユーザーのシステム配信デバイスを使用してそのユーザーのシステム配信プロファイルを生成できます。

デバイスやプロファイルを構成しない場合、生成されたシステム配信プロファイルがデフォルトとして使用されます。(他のプロファイルを定義した場合も、システムプロファイルをデフォルト・プロファイルとして構成できることに注意してください。)配信プロファイルを定義すると、このプロファイルにシステム・デバイスを含め、この配信デバイスが使用される優先レベルを設定できます。

Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionジョブ・スケジュール・ガイドのSAシステム・サブジェクト・エリアの設定に関する項を参照してください。


エージェントに対して指定された配信先に応じて、コンテンツは次の宛先に配信されます。

配信コンテンツには特定の優先度が割り当てられます。デフォルトの優先度は「標準」です。アクティブなプロファイルに対するデバイスを選択する際、どの優先度のコンテンツをそのデバイスに送信するかを指定できます。たとえば、携帯電話を配信プロファイルに追加した場合、優先度の高いコンテンツのみを関連付けます。社内にいない場合が多く、電子メールを受信できないことがわかっている場合、会社の電子メールでは優先度の低いコンテンツのみを受信するよう選択できます。

デバイスと配信プロファイルの構成

「マイ・アカウント」ダイアログ: 「配信オプション」タブを使用して、エージェントによってアラートが生成された場合に連絡に使用されるデバイスと配信プロファイルを構成します。デバイスと配信プロファイルの詳細は、「デバイスと配信プロファイルとは」を参照してください。

デバイスと配信プロファイルを構成する手順:

  1. グローバル・ヘッダーで、usernameとしてサインイン」(usernameはOracle BI Enterprise Editionへのログインに使用する名前)をクリックし、「マイ・アカウント」を選択して「マイ・アカウント」ダイアログを表示します。

  2. 「配信オプション」タブをクリックします。

  3. 「デバイス」領域で、適切なデバイスを追加または編集します。

    デバイスを追加するには、次の手順を実行します。

    1. 追加するデバイスのデバイス・カテゴリ・ボタン(「電子メール」など)を選択します。

    2. 「デバイスの作成」ボタンをクリックして「デバイスの作成」ダイアログを表示します。

    3. 「名前」フィールドに、デバイスの名前(Work Emailなど)を入力します。

    4. 「カテゴリ」ボックスで、デバイス・カテゴリを選択します。

    5. 「デバイス・タイプ」ボックスで、デバイスのタイプを選択します。

    6. 「アドレス/番号」フィールドに、デバイスのアドレス(電子メール・アドレスなど)を入力します。

    7. 「OK」をクリックして「マイ・アカウント」ダイアログ: 配信オプション・タブに戻ります。

      適切なカテゴリ(「電子メール」など)の「デバイス」リストにデバイスが表示されます。

    8. このデバイスをデフォルト・デバイスにする場合、デバイス名の右にある「デフォルト」オプションを選択します。

    デバイスを編集するには、次の手順を実行します。

    1. リストでデバイスを選択します。

    2. 「デバイスの編集」ボタンをクリックして「デバイスの編集」ダイアログを表示します。

    3. 編集を行い、「OK」をクリックして「マイ・アカウント」ダイアログ: 配信オプション・タブに戻ります。

  4. 適切な配信プロファイルを追加または編集します。

    配信プロファイルを追加するには、次の手順を実行します。

    1. 「配信プロファイルの作成」ボタンをクリックして「配信プロファイルの作成」ダイアログを表示します。

    2. 「名前」フィールドに、配信プロファイル名を入力します。

    3. このプロファイルがアクティブなプロファイルの場合に使用する各配信デバイスの右にある優先度オプション(「高」「標準」または「低」)を1つ以上選択します。これらの優先度は配信コンテンツの優先度とともに使用され、配信コンテンツの配信先を決定します。配信コンテンツの優先度の詳細は、「「エージェント」エディタ: 「一般」タブ」を参照してください。

    4. 「OK」をクリックして「マイ・アカウント」ダイアログ: 配信オプション・タブに戻ります。

      プロファイルが、「配信プロファイル」リストに表示されます。

    5. 配信プロファイルをアクティブなプロファイルにする場合、プロファイル名の右にある「アクティブ」オプションを選択します。

    配信プロファイルを編集するには、次の手順を実行します。

    1. リストで配信プロファイルを選択します。

    2. 「プロファイルの編集」ボタンをクリックして「配信プロファイルの編集」ダイアログを表示します。

    3. 編集を行い、「OK」をクリックして「マイ・アカウント」ダイアログ: 配信オプション・タブに戻ります。

  5. 「OK」をクリックします。

アラートへのアクセスと管理

アラートのリストにアクセスできます。リストには、各アラートの名前と配信日時、繰返しの数が表示されます。

このリストを使用して、次のことが可能です。

アラートの詳細は、「アラートとは」を参照してください。

アラートにアクセスし、管理する手順:

  1. グローバル・ヘッダーで、「アラート」をクリックします。

    「アラート」ダイアログが表示されます。

  2. 必要に応じてアラートを確認したり、管理します。

ホームページの「アラート」セクションからアラートにアクセスしたり、管理することもできます。

アラートのRSSフィードへの登録

HTTP Basic認証をサポートするRSS 2.0準拠のリーダーを使用して、アラートを受信できます。ただし、Oracle BIプレゼンテーション・サービスでHTTPSプロトコルを使用する場合、使用するRSSリーダーもHTTPSプロトコルをサポートしている必要があります。

アラートのRSSフィードに登録する場合、管理者によって「RSSフィードへのアクセス」権限が付与されている必要があります。

アラートのRSSフィードに登録する手順:

  1. 「アラート」リンクをクリックして「アラート」ダイアログを表示します。

  2. 「RSSフィードへの登録」ボタン(「すべてクリア」ボタンの左にある)をクリックします。

    RSSフィードに登録するブラウザのページが表示されます。

  3. ブラウザのページの指示に従ってOracle BIアラートに登録します。