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Oracle® Fusion Middleware Oracle Service Bus開発者ガイド
11gリリース1 (11.1.1.6.2)
B61435-05
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8 はじめに

この章では、Format Builderの概要について説明します。

Format Builderツールを使用すると、非XMLデータ・レコードの記述を簡単に作成できます。Format Builderでは、非XMLデータのレイアウトと階層を、XMLと相互に変換できるように記述できます。また、バイト・シーケンスをフィールドとして記述できます。各フィールドには、データ型(浮動小数点、文字列など)、データ・サイズ、フィールド名の記述を含めます。Format Builderではさらに、フィールドのグループ化(グループ)、フィールドやグループの繰り返し、および集約を定義できます。

Format Builderで作成した記述は、メッセージ・フォーマット言語(MFL)と呼ばれるXML文法で保存されます。MFLドキュメントは、非XMLデータ・レコードのインスタンスをXMLドキュメントのインスタンス(またはその逆)に変換するために実行時に使用されます。

8.1 概要

次のヘルプ・トピックでは、Format Builderを使用して非XMLドキュメントのスキーマを定義する方法を説明します。定義したスキーマをXquery Mapperツールで使用すると、XMLフォーマットと非XMLフォーマットとの間で自動的にデータを変換できるようになります。

以下の内容について説明します。