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Oracle® WebCenter Content Dynamic Converterテンプレート・エディタ・ガイド
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A Classic HTML Conversion Editorユーザー・インタフェース

Dynamic ConverterのClassic HTML Conversion Editorには、Classic変換テンプレートのカスタマイズに使用する複数のダイアログ・ボックスおよび管理ページが用意されています。

A.1 Classic HTML Conversion Editorのメイン・ダイアログ

Classic HTML Conversion Editorのメイン・ダイアログを使用すると、ドキュメントのプレビューや更新に加え、ドキュメント要素、書式設定、ナビゲーションおよびグローバルの編集を実行できます。

図A-1 Classic HTML Conversion Editorのメイン・ダイアログ

図A-1については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
プレビューの変更 選択したドキュメントを「プレビュー」ウィンドウに表示するには、このボタンをクリックします。
プレビュー: 現在作業中のドキュメントのリストを表示します。
テンプレートの使用 現在使用中のテンプレートのリストを表示します。
即時更新 ドキュメントを更新するには、このボタンをクリックします。
自動 更新を自動的にプレビューするには、このオプションを選択します。
要素の設定 要素を編集するには、このボタンをクリックします。要素の設定では、ソース・ドキュメントに適用されたランクに応じて生成された要素の確認、新しいランクや要素の作成、および作成したWebページのコンテンツ処理の制御が可能です。
書式設定 書式設定を編集するには、このボタンをクリックします。「書式設定」の設定により、テンプレートに関連付られたソース・ドキュメントから作成したWebページの外観と動作が決まります。ほとんどの作業は、Webブラウザでのテキストの表示形式を指定するための「文字」タブ・ダイアログと「段落」タブ・ダイアログで行います。
ナビゲーション ナビゲーションを編集するには、このボタンをクリックします。「ナビゲーション」では、Webページの移動に役立つリンクを作成できます。オプションには、ページ・ボタン・バーやページ・テキスト・バーを作成したり、要素ボタン・バーや要素テキスト・バーを作成する機能もあります。どのタイプのナビゲーション・バーを作成した場合でも、一連のボタンをリンク用に使用できます。ギャラリでは28組のグラフィック・セットが用意されており、それぞれのグラフィック・セットは、すべてのナビゲーション目的に対応した独自のデザインが施された一連のボタンで構成されています。前のページ、次のページなどへの通常のリンクに加え、Classic HTML Conversion Editorには、特殊用途のリンクが用意されています。
グローバル グローバルを編集するには、このボタンをクリックします。グローバルは、テンプレートの編集に使用される4つのプロパティ・シートの1つです。グローバルで行った設定はWebページ全体に適用されます。この設定はテンプレートの一部として保存されますが、特定の要素には関連付けられません。
要素情報をプレビューに含める 要素情報をドキュメントのプレビューに組み込むには、このオプションを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.2 ドキュメントの選択ダイアログ

ドキュメントの選択ダイアログを使用すると、選択したドキュメントを「プレビュー」ウィンドウで表示できます。

図A-2 ドキュメントの選択ダイアログ

ドキュメントの選択ダイアログ
要素 説明
左矢印
前のプレビューに戻ります。
右矢印
別のプレビューに進みます。
取消
ロードを中止する、または操作を取り消します。
リフレッシュ
プレビューをリフレッシュします。
「プレビュー」ペイン 選択したドキュメントを「プレビュー」ウィンドウに表示します。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.3 プレビュー・ドキュメントの選択ダイアログ

プレビュー・ドキュメントの選択ダイアログを使用すると、プレビューするドキュメントを選択できます。

図A-3 プレビュー・ドキュメントの選択ダイアログ

プレビュー・ドキュメントの選択ダイアログ
要素 説明
コンテンツID プレビューするドキュメントのコンテンツIDを入力するか、「参照」を選択して該当のドキュメントに移動します。
参照 プレビューするドキュメントに移動するには、このボタンをクリックします。
次回はこのプレビュー・ドキュメントで開始 次回プレビューを開いたときに選択したドキュメントを表示するには、このオプションを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4 要素の設定ダイアログ

Classic HTML Conversion Editorは要素をハンドルとして使用し、ソース・ドキュメントのコンテンツを書式設定したり、これらのドキュメントのランク(および作成するスタイルやパターン)をWebページの外観を制御するHTMLタグに関連付けます。Classic HTML Conversion Editorはこの操作を自動的に実行するため、開発者がHTMLタグ自体について配慮する必要はありません。

ソース・ドキュメントをコンテンツ・サーバーにチェック・インする場合は、ドキュメントにテンプレートを選択します。すると、Classic HTML Conversion Editorにより、ドキュメントのコンテンツにランクが自動的に適用されます。次に、各ランクに対応する要素が生成され、これらの要素がテンプレートに配置されます。追加のランク、スタイル、またはパターンを作成して、これらに割り当てる要素を作成できます。

特定のWebページの外観を作成するには、ソース・ドキュメントと関連付けられたテンプレートを編集します。一部の指示はテンプレート自体に適用されますが、ほとんどの指示はテンプレート内の個別の要素に適用されます。

Classic HTML Conversion Editor全体にわたる要素のリストは、編集する要素の選択に役立ちます。たとえば、どのタブ・ダイアログで作業していようとも、要素リストは「書式設定」で常に使用可能であり、現在選択されている要素がリスト上で常にハイライトされます。

要素の設定ダイアログは、次のタブで構成されています。

A.4.1 「要素」タブ

「要素」タブを使用すると、要素の表示、要素がドキュメントの本文に含まれているかどうかの確認、および選択したドキュメントの複数の出力ページへの分割を実行できます。

さらに、次のダイアログ・ボックスを生成できます。

図A-4 「要素」タブ

要素の設定: 「要素」タブ
要素 説明
名前 要素名のリストを表示します。
本文内 要素がドキュメントの本文に含まれるかどうかを指定します。
分割 要素を複数の出力ページに分割して組み込むかどうかを指定します。
強制改ページごとに、ソース・ドキュメントを複数の出力ページに分割 強制改ページごとに、選択したドキュメントを複数の出力ページに分割するには、このオプションを選択します。
新規 新規要素を追加するには、このボタンをクリックします。「新規要素」ダイアログも参照してください。
削除 選択した要素を削除するには、このボタンをクリックします。
プロパティ 選択した要素のプロパティを表示するには、このボタンをクリックします。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.2 「新規要素」ダイアログ

「新規要素」ダイアログを使用すると、新しい要素を作成できます。

図A-5 「新規要素」ダイアログ

「新規要素」ダイアログ
要素 説明
名前 記述的な名前を指定します。
HTMLタグ ドロップダウン・リストからHTMLタグを選択します。
要素タイプ 段落または文字のどちらかの要素タイプを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.3 要素のプロパティ: 「一般」タブ

「一般」タブを使用すると、要素の名前付け、およびその要素を配置する出力ページ内の場所を選択できます。

図A-6 要素のプロパティ: 「一般」タブ

要素のプロパティ: 「一般」タブ
要素 説明
名前 記述的な名前を指定します。
タイプ 要素タイプです。
テンプレート 編集中のテンプレートの名前です。
本文に含める 該当の要素を出力ページの本文に配置するには、このオプションを選択します。
メタ・タグを使用してヘッダーに含める メタ・タグを使用して該当の要素を出力ページのヘッダーに配置するには、このオプションを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.4 要素のプロパティ: 「分割」タブ

「分割」タブを使用すると、ソース・ドキュメントを複数の出力ページに分割できます。

図A-7 要素のプロパティ: 「分割」タブ

要素のプロパティ: 「分割」タブ
要素 説明
ファイルの分割 この要素が発生するたびにソース・ドキュメントを複数の出力ページに分割するには、このオプションを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.5 要素のプロパティ: HTMLタグタブ

HTMLタグタブを使用すると、標準のHTMLタグを使用するのか、カスタムのタグを使用するのかを選択できます。

図A-8 要素のプロパティ: HTMLタグタブ

要素のプロパティ: 「HTML」タブ
要素 説明
標準タグを使用 標準のHTMLタグを使用するには、このオプションを選択します。
タグ ドロップダウン・リストからHTMLタグを選択します。
一致する終了タグも使用 終了タグを自動的に組み込むには、このオプションを選択します。
カスタム・タグを使用 カスタム・タグを使用するには、このオプションを選択します。
タグ 選択に応じて、タグが(カッコも含めて)コンテンツの前後に自動的に適用されます。「タグ」フィールドは2つあり、それぞれに異なる値を指定できます。
カスタム・タグの前の外観に関する書式設定を削除 カスタム・タグの前にある見栄えのための書式設定を削除するには、このオプションを選択します。特定の要素に関連付けられたコンテンツの各段落の前にある改行を削除するには、これを使用します。このオプションは、JavaScriptをコードに組み込む場合に特に役立つことがあります。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.6 要素のプロパティ: メタ・タグタブ

メタ・タグタブを使用すると、標準のメタ・タグを使用するのか、カスタムのタグを使用するのかを選択できます。

図A-9 要素のプロパティ: メタ・タグタブ

要素のプロパティ: メタ・タグタブ
要素 説明
標準のメタ・タグを使用 標準のメタ・タグを使用するには、このオプションを選択します。
メタデータ名 メタデータ名を指定します。
カスタム・タグを使用 メタデータのマークにカスタム・タグを使用するには、このオプションを選択します。
タグ 選択に応じて、タグが(カッコも含めて)コンテンツの前後に自動的に適用されます。「タグ」フィールドは2つあり、それぞれに異なる値を指定できます。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.7 要素のプロパティ: 「イベント」タブ

「イベント」タブを使用すると、HTMLコードまたはスクリプト・コードをこの要素のタグに含めるかどうかを選択できます。

図A-10 要素のプロパティ: 「イベント」タブ

要素のプロパティ: 「イベント」タブ
要素 説明
HTMLまたはスクリプト・コードを要素のタグに含める HTMLまたはスクリプト・コードを要素のタグに含めるには、このオプションを選択します。
次を使用 HTMLおよびスクリプト・コードのリストを表示するには、このオプションを選択します。
このファイルのコンテンツを使用 選択したファイルのコンテンツ全体を要素のタグに組み込むには、このオプションを選択します。
ギャラリ ギャラリを開いて使用するグラフィック・ファイルを見つけるには、このボタンをクリックします。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
ファイル名 使用可能なグラフィックを表示するには、パスまたはファイル名を入力するか、ギャラリをクリックします。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.8 ランクタブ

ドキュメントをコンテンツ・サーバーにチェックインすると、Dynamic Converterは、テンプレート内のデフォルトのランク・セット(最低1、「タイトル」、最低2、見出し1)をコンテンツに適用します。これらのランクは、ソース・ドキュメント内のコンテンツ階層を識別することを目的として設計されているため、特に最上位コンテンツの一貫した扱いが可能になります。同時に、Dynamic Converterはランクごとに1つの要素を生成します。これらの要素はテンプレートに保存されます。

次の表では、記載どおりの手動で書式設定されたスタイルを持つ2つのドキュメントの状態に関する簡単な例を示しています。

コンテンツ ドキュメントA ドキュメントB ランク 要素
タイトル Times 20 pt 太字 Arial 16pt 太字 タイトル タイトル
第1レベルの見出し Times 14 pt 斜体 Arial 12 pt 太字   見出し 1    見出し1
他の見出し Times 12 pt 下線付
最低2 デフォルト段落
キャプション
Times 9 pt 太字 最低2 デフォルト段落
テキスト Times 10 pt Times 9 pt 最低1 デフォルト段落

ランクを使用した場合、Dynamic Converterは、ソース・ドキュメントに含まれている可能性のある各種のコンテンツすべてを認識することはできません。しかしDynamic Converterは、ソース・ドキュメントの最上位階層を定義するのに役立つコンテンツを認識できるため、ソース・ドキュメント内の最も重要なコンテンツを正常に書式設定できます。

コンテンツのどの部分が指定される必要があるのかをDynamic Converterが特定する方法に留意してください。「タイトル」、見出し1、最低1、または最低2の順序は、ランク・ルールによって決定されます。これらをカスタマイズできます。

ランクタブでは、さらに次のダイアログ・ボックスを生成できます。

ランクタブを使用すると、要素ランクの変更、編集、関連付けを実行できます。

図A-11 要素の設定: ランクタブ

要素の設定: ランクタブ
要素 説明
ランク 要素のランクのリストを表示します。ドキュメントをコンテンツ・サーバーにチェックインすると、Dynamic Converterは、テンプレート内のデフォルトのランク・セット(最低1、「タイトル」、最低2、見出し1)をコンテンツに適用します。これらのランクは、ソース・ドキュメント内のコンテンツ階層を識別することを目的として設計されているため、特に最上位コンテンツの一貫した扱いが可能になります。同時に、Dynamic Converterはランクごとに1つの要素を生成します。これらの要素はテンプレートに保存されます。
使用 要素で使用されるかどうかを示します。
要素 要素のリストを表示します。
新規 新規ランクを作成するには、このボタンをクリックします。
削除 選択したランクの削除には、このボタンをクリックします。
プロパティ ランク・プロパティを変更するには、このボタンをクリックします。ランクの名前と、そのランクに割り当てられた要素を変更できます。さらに、ランクの階層レベルを変更できるとともに、ランクがソース・ドキュメント内に登場する頻度も変更できます。これらのプロパティが特に重要となるのは、ソース・ドキュメント内の固有のコンテンツを識別しやすくするために新しいランクを作成する場合です。必要に応じて、固有のコンテンツを正常に識別するために、階層と頻度について試行してください。
アソシエーション 選択したランクを別の要素に関連付けるには、このボタンをクリックします。
上へ移動 選択したランクを上に移動するには、このボタンをクリックします。
下へ移動 選択したランクを下に移動するには、このボタンをクリックします。
詳細 選択したランクのランク・ルールダイアログを開くには、このボタンをクリックします。ランク・ルールによって、Classic HTML Conversion Editorが階層を識別するためにランクを割り当てる際に、ソース・ドキュメント内のコンテンツがどのように扱われるのかが決定されます。ランク・ルールは、すべての設定可能なテキスト属性を表す複数の「エフェクト」で構成されています。ランク付けのために、各エフェクトには「重要度」と「順序」というプロパティがあります。これらのプロパティを変更することで、Dynamic Converterによるランクの割当て方法を規定するランク・ルールを変更できます。ランクを多用する場合は、ソース・ドキュメントのコンテンツの特性に応じて、ランク・ルールを変更することをお薦めします。ルールを変更するには、各エフェクトの重要度や順序を変更します。「ランク・ルールダイアログ」も参照してください。
デフォルトの設定 現在のランクをデフォルトとして使用するには、このボタンをクリックします。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.9 新しいランクダイアログ

新しいランクダイアログを使用すると、新しいランクを作成し、要素を関連付けできます。

図A-12 要素の設定: 新規ランクタブ

図A-12については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
名前 記述的な名前を指定します。
関連要素 新規要素を作成するには、関連する要素をドロップダウン・リストから選択するか、「新規」をクリックします。「新規要素」ダイアログも参照してください。
新規 新規要素を作成するには、このボタンをクリックします。「新規要素」ダイアログも参照してください。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.10 ランクのデフォルト設定ダイアログ

ランクのデフォルト設定ダイアログを使用すると、新しいランクの作成、ランクの削除、ランク・プロパティの変更、ランクの関連付け、およびランクの上下への移動を実行できます。

図A-13 要素の設定: ランクのデフォルト設定ダイアログ

要素の設定: ランクのデフォルト設定ダイアログ
要素 説明
ランク 要素のランクのリストを表示します。ドキュメントをコンテンツ・サーバーにチェックインすると、Dynamic Converterは、テンプレート内のデフォルトのランク・セット(最低1、「タイトル」、最低2、見出し1)をコンテンツに適用します。これらのランクは、ソース・ドキュメント内のコンテンツ階層を識別することを目的として設計されているため、特に最上位コンテンツの一貫した扱いが可能になります。同時に、Dynamic Converterはランクごとに1つの要素を生成します。これらの要素はテンプレートに保存されます。
使用 要素で使用されるかどうかを示します。
要素 要素のリストを表示します。
新規 新規ランクを作成するには、このボタンをクリックします。
削除 選択したランクの削除には、このボタンをクリックします。
プロパティ ランク・プロパティを変更するには、このボタンをクリックします。ランクの名前と、そのランクに割り当てられた要素を変更できます。さらに、ランクの階層レベルを変更できるとともに、ランクがソース・ドキュメント内に登場する頻度も変更できます。これらのプロパティが特に重要となるのは、ソース・ドキュメント内の固有のコンテンツを識別しやすくするために新しいランクを作成する場合です。必要に応じて、固有のコンテンツを正常に識別するために、階層と頻度について試行してください。
アソシエーション 選択したランクを別の要素に関連付けるには、このボタンをクリックします。
上へ移動 選択したランクを上に移動するには、このボタンをクリックします。
下へ移動 選択したランクを下に移動するには、このボタンをクリックします。
詳細 選択したランクのランク・ルールダイアログを開くには、このボタンをクリックします。ランク・ルールによって、Classic HTML Conversion Editorが階層を識別するためにランクを割り当てる際に、ソース・ドキュメント内のコンテンツがどのように扱われるのかが決定されます。ランク・ルールは、すべての設定可能なテキスト属性を表す複数の「エフェクト」で構成されています。ランク付けのために、各エフェクトには「重要度」と「順序」というプロパティがあります。これらのプロパティを変更することで、Dynamic Converterによるランクの割当て方法を規定するランク・ルールを変更できます。ランクを多用する場合は、ソース・ドキュメントのコンテンツの特性に応じて、ランク・ルールを変更することをお薦めします。ルールを変更するには、各エフェクトの重要度や順序を変更します。「ランク・ルールダイアログ」も参照してください。
デフォルトのリセット 元のデフォルト設定に戻すには、このボタンをクリックします。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.11 ランク・プロパティダイアログ

ランク・プロパティダイアログを使用すると、要素の割当ておよび階層の定義を実行できます。

図A-14 要素の設定: ランク・プロパティダイアログ

要素の設定: ランク・プロパティダイアログ
要素 説明
名前 記述的な名前を指定します。
テンプレート 現在使用中のテンプレートのリストを表示します。
要素 ドロップダウン・リストから使用する要素を選択します。
階層 使用可能な最上位の階層または最下位の階層を使用するかどうかを選択します。
頻度 リストから適切なオプションを選択し、2番目のテキスト・ボックスに値を入力します。たとえば、第2レベルのヘッダーにランクを作成する場合は、頻度次より多い発生数を選択し、値0を入力します。
  • 次と等しい発生数: ランクに関連付けるコンテンツの正確な発生数がわかっている場合に使用し、対のテキスト・ボックスに数値を入力します。値1を入力した場合、このオプションは、ソース・ドキュメントをコンテンツ・サーバーに初めて追加する際に、タイトル・ランクの作成のためにDynamic Converterにより使用されます。

  • 次より少ない発生数: 特定のコンテンツのインスタンス数を対のテキスト・ボックスに入力した値に制限する場合に使用します。

  • 次より多い発生数: 通常、テキスト・ボックスに値0を入力して使用します。Dynamic Converterによって作成される4つのデフォルト・ランクのうち3つには、このプロパティが割り当てられています。

OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.12 ランク・ルールダイアログ

ランク・ルールによって、Classic HTML Conversion Editorが階層を識別するためにランクを割り当てる際に、ソース・ドキュメント内のコンテンツがどのように扱われるのかが決定されます。ランク・ルールは、すべての設定可能なテキスト属性を表す複数の「エフェクト」で構成されています。ランク付けのために、各エフェクトには「重要度」と「順序」というプロパティがあります。これらのプロパティを変更することで、Dynamic Converterによるランクの割当て方法を規定するランク・ルールを変更できます。ランクを多用する場合は、ソース・ドキュメントのコンテンツの特性に応じて、ランク・ルールを変更することをお薦めします。各効果の重要性や順序を変更することにより、ルールを変更できます。

図A-15 要素の設定: ランク・ルールダイアログ

要素の設定: ランク・ルールダイアログ
要素 説明
効果 書式設定の効果のリストを表示します。
重要性 負の効果とは、Dynamic Converterがコンテンツの階層を決定する際に、この効果を持つランクをリストの最下部に配置することを意味します。正の効果とは、Dynamic Converterがこの効果を使用してソース・ドキュメントの上位コンテンツのランクを確実にすることを意味します。
OK 変更が完了した場合に、このボタンをクリックします。
取消 変更を取り消すには、このボタンをクリックします。
プロパティ ランク・プロパティを変更するには、このボタンをクリックします。ランクの名前と、そのランクに割り当てられた要素を変更できます。さらに、ランクの階層レベルを変更できるとともに、ランクがソース・ドキュメント内に登場する頻度も変更できます。これらのプロパティが特に重要となるのは、ソース・ドキュメント内の固有のコンテンツを識別しやすくするために新しいランクを作成する場合です。必要に応じて、固有のコンテンツを正常に識別するために、階層と頻度について試行してください。
上へ移動 選択した効果を上に移動して順序を変更するには、このボタンをクリックします。
下へ移動 選択した効果を下に移動して順序を変更するには、このボタンをクリックします。
リセット 効果を元の設定に戻すには、このボタンをクリックします。

A.4.13 「スタイル」タブ

Dynamic Converterでの「スタイル」とは、一般にワード・プロセッシング・ドキュメントで使用される名前付きスタイルのことを指します。名前付きスタイルは、名前を付けて保存することでドキュメント内の任意の段落に適用できる一連の書式設定属性です。

ドキュメントをコンテンツ・サーバーにチェックインすると、Dynamic Converterは、テンプレート内のデフォルトのランク・セット(最低1、「タイトル」、最低2、見出し1)をコンテンツに適用します。ランクは、ソース・ドキュメント内のコンテンツ階層を識別することを目的として設計されているため、特に最上位コンテンツの一貫した扱いが可能になります。同時に、Dynamic Converterはランクごとに1つの要素を生成し、これらの要素はテンプレートに保存されます。

ソース・ドキュメントにスタイルが含まれている場合は、HTML出力を通常より細かく制御できます。スタイルは要素の設定で作成可能であり、ソース・ドキュメント内のスタイルごとに1つの補足要素を作成できます。Classic HTML Conversion Editorによってこれらのスタイルは認識されるため、これらのスタイルに関連付けられた要素を書式設定し、関連付けられたコンテンツに対する制御を強化できます。

「スタイル」タブには、さらに次のダイアログがあります。

「スタイル」タブを使用すると、新規スタイルの追加、スタイルの削除、プロパティの変更およびアソシエーションの変更ができます。

図A-16 要素の設定: 「スタイル」タブ

要素の設定: 「スタイル」タブ
要素 説明
ランク 要素のランクのリストを表示します。ドキュメントをコンテンツ・サーバーにチェックインすると、Dynamic Converterは、テンプレート内のデフォルトのランク・セット(最低1、「タイトル」、最低2、見出し1)をコンテンツに適用します。これらのランクは、ソース・ドキュメント内のコンテンツ階層を識別することを目的として設計されているため、特に最上位コンテンツの一貫した扱いが可能になります。同時に、Dynamic Converterはランクごとに1つの要素を生成します。これらの要素はテンプレートに保存されます。
使用 要素で使用されるかどうかを示します。
要素 要素のリストを表示します。
新規 新規スタイルを追加するには、このボタンをクリックします。
削除 選択したスタイルを削除するには、このボタンをクリックします。
プロパティ 選択したスタイルのプロパティを変更するには、このボタンをクリックします。スタイルのプロパティを構成しているのは、そのスタイルの名前、およびそのスタイルが関連付けられている要素です。
アソシエーション 選択したスタイルを別の要素に関連付けるには、このボタンをクリックします。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.14 新しいスタイルダイアログ

新しいスタイルダイアログを使用すると、新しいスタイルを作成し、要素を関連付けできます。

図A-17 要素の設定: 新しいスタイルダイアログ

要素の設定: 新しいスタイルダイアログ
要素 説明
名前 記述的な名前を指定します。
関連要素 新規要素を作成するには、関連する要素をドロップダウン・リストから選択するか、「新規」をクリックします。 「「新規要素」ダイアログ」も参照してください。
新規 新規要素を作成するには、このボタンをクリックします。 「「新規要素」ダイアログ」も参照してください。
スタイル・タイプ スタイル・タイプを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.15 「スタイルのプロパティ」ダイアログ

「スタイルのプロパティ」ダイアログを使用すると、新しいスタイル・プロパティを作成し、要素を関連付けできます。

図A-18 要素の設定: 「スタイルのプロパティ」ダイアログ

要素の設定: 「スタイルのプロパティ」ダイアログ
要素 説明
名前 記述的な名前を指定します。
タイプ スタイル・タイプのリストを表示します。
テンプレート 現在のテンプレートのリストを表示します。
要素 ドロップダウン・リストから要素を選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.16 スタイル・アソシエーションの変更ダイアログ

アソシエーションの変更ダイアログを使用すると、関連する要素を変更できます。入力スタイルに関連付けられた要素は、そのスタイルで発生したソース・コンテンツに適用される出力書式設定を制御します。

図A-19 要素の設定: スタイル・アソシエーションの変更ダイアログ

要素の設定: スタイル・アソシエーションの変更ダイアログ
要素 説明
要素 ドロップダウン・リストから要素を選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.17 「パターン」タブ

Classic HTML Conversion Editorを使用すると、追加のランクや、スタイル、パターンを作成して、フォーマット・オプションを増やすことができます。字体、フォント・サイズ、フォント・エフェクト(太字や斜体など)、色などの属性を指定することで、Classic HTML Conversion Editorは、ドキュメント内のコンテンツを類似した書式設定が施された複数のグループに分けることができます。これらのグループはパターンと呼ばれます。

「パターン」タブには、さらに次のダイアログ・ボックスがあります。

「パターン」タブを使用すると、新規パターンの追加、パターンの削除、プロパティの変更、パターンの移動およびアソシエーションの変更を実行できます。

図A-20 要素の設定: 「パターン」タブ

要素の設定: 「パターン」タブ
要素 説明
ランク 要素のランクのリストを表示します。ドキュメントをコンテンツ・サーバーにチェックインすると、Dynamic Converterは、テンプレート内のデフォルトのランク・セット(最低1、「タイトル」、最低2、見出し1)をコンテンツに適用します。これらのランクは、ソース・ドキュメント内のコンテンツ階層を識別することを目的として設計されているため、特に最上位コンテンツの一貫した扱いが可能になります。同時に、Dynamic Converterはランクごとに1つの要素を生成します。これらの要素はテンプレートに保存されます。
使用 要素で使用されるかどうかを示します。
要素 要素名のリストを表示します。
サンプル 「サンプル」ウィンドウにパターンを表示します。
パターンの詳細 ウィンドウにパターンの詳細を表示します。
新規 新規パターンを作成するには、このボタンをクリックします。
削除 選択したパターンを削除するには、このボタンをクリックします。
プロパティ 選択したパターンのプロパティを変更するには、このボタンをクリックします。
アソシエーション パターンを別の要素に関連付けるには、このボタンをクリックします。
上へ移動 選択したパターンを上に移動するには、このボタンをクリックします。
下へ移動 選択したパターンを下に移動するには、このボタンをクリックします。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.18 新しいパターンダイアログ

新しいパターンダイアログを使用すると、新しいパターンの作成や要素の関連付けを実行できます。

図A-21 要素の設定: 新しいパターンダイアログ

要素の設定: 新規パターンダイアログ
要素 説明
名前 記述的な名前を指定します。
関連要素 新規要素を作成するには、関連する要素をドロップダウン・リストから選択するか、「新規」をクリックします。「新規要素」ダイアログも参照してください。
新規 新規要素を作成するには、このボタンをクリックします。「新規要素」ダイアログも参照してください。
パターン・タイプ パターン・タイプを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.19 パターン・アソシエーションの変更ダイアログ

アソシエーションの変更ダイアログを使用すると、関連する要素を変更できます。パターンに関連付けられた要素は、そのパターンに対応するソース・コンテンツに適用される出力書式設定を制御します。

図A-22 要素の設定: パターン・アソシエーションの変更ダイアログ

要素の設定: パターン・アソシエーションの変更ダイアログ
要素 説明
要素 ドロップダウン・リストから要素を選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.20 パターンのプロパティ: 「一般」タブ

「一般」タブを使用すると、プロパティの名前付けや要素の関連付けを実行できます。

図A-23要素の設定: パターンのプロパティ: 「一般」タブ

要素の設定: パターンのプロパティ: 「一般」タブ
要素 説明
名前 記述的な名前を指定します。
タイプ パターン・タイプのリストを表示します。
テンプレート 現在使用中のテンプレートのリストを表示します。
要素 ドロップダウン・リストから要素を選択します。
説明 ウィンドウにパターンの説明を表示します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.21 要素の設定: パターンのプロパティ: 「フォント」タブ

「フォント」タブを使用すると、フォントのプロパティを変更できます。これにより、ソース・ドキュメントのテキストの特性を使用してパターンを照合できます。

図A-24 要素の設定: パターンのプロパティ: 「フォント」タブ

要素の設定: 「パターンのプロパティ」: 「フォント」タブ
要素 説明
太字 希望の設定を選択します。次の3つの設定を使用できます。「はい」は、コンテンツにこの特性が含まれる場合にのみパターン照合が行われることを意味します。「いいえ」は、コンテンツにこの特性が含まれない場合にのみパターン照合が行われることを意味します。「N/A」は、この特性の有無にかかわらず、照合が成功することを意味します。
イタリック 希望の設定を選択します。次の3つの設定を使用できます。「はい」は、コンテンツにこの特性が含まれる場合にのみパターン照合が行われることを意味します。「いいえ」は、コンテンツにこの特性が含まれない場合にのみパターン照合が行われることを意味します。「N/A」は、この特性の有無にかかわらず、照合が成功することを意味します。
下線 希望の設定を選択します。次の3つの設定を使用できます。「はい」は、コンテンツにこの特性が含まれる場合にのみパターン照合が行われることを意味します。「いいえ」は、コンテンツにこの特性が含まれない場合にのみパターン照合が行われることを意味します。「N/A」は、この特性の有無にかかわらず、照合が成功することを意味します。
二重下線 希望の設定を選択します。次の3つの設定を使用できます。「はい」は、コンテンツにこの特性が含まれる場合にのみパターン照合が行われることを意味します。「いいえ」は、コンテンツにこの特性が含まれない場合にのみパターン照合が行われることを意味します。「N/A」は、この特性の有無にかかわらず、照合が成功することを意味します。
下付き 希望の設定を選択します。次の3つの設定を使用できます。「はい」は、コンテンツにこの特性が含まれる場合にのみパターン照合が行われることを意味します。「いいえ」は、コンテンツにこの特性が含まれない場合にのみパターン照合が行われることを意味します。「N/A」は、この特性の有無にかかわらず、照合が成功することを意味します。
上付き 希望の設定を選択します。次の3つの設定を使用できます。「はい」は、コンテンツにこの特性が含まれる場合にのみパターン照合が行われることを意味します。「いいえ」は、コンテンツにこの特性が含まれない場合にのみパターン照合が行われることを意味します。「N/A」は、この特性の有無にかかわらず、照合が成功することを意味します。
取消線 希望の設定を選択します。次の3つの設定を使用できます。「はい」は、コンテンツにこの特性が含まれる場合にのみパターン照合が行われることを意味します。「いいえ」は、コンテンツにこの特性が含まれない場合にのみパターン照合が行われることを意味します。「N/A」は、この特性の有無にかかわらず、照合が成功することを意味します。
非表示 希望の設定を選択します。次の3つの設定を使用できます。「はい」は、コンテンツにこの特性が含まれる場合にのみパターン照合が行われることを意味します。「いいえ」は、コンテンツにこの特性が含まれない場合にのみパターン照合が行われることを意味します。「N/A」は、この特性の有無にかかわらず、照合が成功することを意味します。
フォント名 このオプションを選択してから、ドロップダウン・リストからフォント名を選択します。
フォント・サイズ このオプションを選択してから、ドロップダウン・リストからサイズを選択します。
フォントの色 このオプションを選択してから、「色」をクリックして色を選択します。 「色」タブも参照してください。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.22 パターンのプロパティ: 「段落」タブ

「段落」タブを使用すると、パターンのプロパティを変更できます。これにより、グラフィックや表を含む段落を識別したり、また、位置合せによっても段落を識別できるようになります。各段落には、3つの設定が用意されているボックス(グラフィック、表および位置合わせ)が含まれています。

図A-25 要素の設定: パターンのプロパティ: 「段落」タブ

要素の設定: パターンのプロパティ: 「段落」タブ
要素 説明
図を含む段落: ドロップダウン・リストからオプションを選択します。「はい」は、ソース・ドキュメントの段落にグラフィックが含まれる場合にのみパターン照合が成功することを意味します。「いいえ」は、コンテンツにグラフィックが含まれない場合にのみパターン照合が成功することを意味します。「N/A」は、この特性の有無にかかわらず、パターン照合が成功することを意味します。このオプションは、グラフィックを(「書式設定」のグラフィックタブ・ダイアログで)一貫して書式設定できるため、グラフィックを含むすべての段落に新しいパターンを作成する場合に役立ちます。
表を含む段落: ドロップダウン・リストからオプションを選択します。「はい」は、ソース・ドキュメントの段落に表が含まれる場合にのみパターン照合が成功することを意味します。「いいえ」は、コンテンツに表が含まれない場合にのみパターン照合が成功することを意味します。「N/A」は、この特性の有無にかかわらず、パターン照合が成功することを意味します。ここで、表の前にある段落を実際に識別しています。表の外観を書式設定する場合に「書式設定」の「表」タブ・ダイアログで選択する必要があるのは、そのスタイルに関連付けられた要素です。
段落の位置合せ: ドロップダウン・リストからオプションを選択します。段落に選択した位置合せ(「左揃え」、「中央揃え」、「右揃え」)が適用されている場合にのみ、パターン照合は成功します。「N/A」は、この特性の有無にかかわらず、パターン照合が成功することを意味します。このオプションが役に立つ事例としては、ページ上で中央揃えになっている特定の見出しのパターンを作成したい場合が挙げられます。このような場合は、「中央揃え」オプションを選択した上で、「フォント」タブ・ダイアログで特定のフォント設定を選択するとよいでしょう。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.23 パターンのプロパティ: テキスト表現タブ

テキスト表現編集ボックスでは、マッチング対象の文字列を編集できます。パターンのプロパティは、変更または定義するパターンを選択し、「プロパティ」をクリックすると開くことができます。

テキスト表現タブを使用すると、テキスト表現の設定を変更できます。これにより、書式設定ではなくコンテンツに基づいて段落(または文字要素のテキスト文字列)を照合できます。テキスト段落位置で適切なラジオ・ボタンを選択することで、段落の先頭、末尾、または任意の箇所を基準にして、コンテンツのマッチングを行うことができます。

図A-26 要素の設定: パターンのプロパティ: テキスト表現タブ

要素の設定: 「パターンのプロパティ」: 「フォント」タブ
要素 説明
テキスト段落位置 テキスト段落位置を選択します。
テキスト表現 テキスト表現を入力します。
チェック 文字列を解析および検証してパターン照合用の適切な構文が含まれていることを確認するには、このボタンをクリックします。
式演算子 次のリストを参照してください。
副次式演算子 次のリストを参照してください。
共通文字定義 次のリストを参照してください。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

式演算子

次の式演算子をテキスト表現編集ボックスで使用できます。

  • " " - 引用符。すべての式は、式の先頭と末尾を示す引用符で囲まれる必要があります。

  • < > - 式をネストするために使用します。

  • AND - 両方の部分式の一致対象が見つかる必要があることを指定します。

  • OR - どちらかの部分式の一致対象が見つかる必要があることを指定します。

  • NOT - 部分式の一致対象が見つかってはいけないことを指定します。

部分式演算子

次の式演算子をテキスト表現編集ボックスで使用できます。

  • [ ] - 文字の範囲を表します。たとえば、0から9の数字を表すには、[0-9]を使用します。

  • ( ) - 部分式をネストできます。

  • | - 部分式内に OR 式を設定するために使用します。

  • ? - 直前の表現の0個分または1個分と一致します。直前の表現が登場しないか1個だけ登場する場合に使用します。

  • + - 直前の表現の1個分以上と一致します。直前の表現が2個以上は確実に登場する場合に使用します。

  • * - 直前の表現の0個分以上と一致します。直前の表現が何個登場するかわからない場合に使用します。

一般的な文字の定義

次の文字定義は、特定の文字と一致させることができます。

  • . - 任意の1文字と一致します。

  • [0-9] - 任意の1つの数字と一致します。

  • [A-Z] - 任意の1つの大文字英字と一致します。

  • [a-z] - 任意の1つの小文字英字と一致します。

  • [A-Za-z] - 任意の1つの大文字英字または小文字英字と一致します。

  • 行頭文字 - 任意の行頭文字を検出するために使用します。行頭文字は、通常はANSI文字の0149または0183です。挿入された文字は、これらのANSI値を表します。

  • 「タブ」 - 任意のタブ文字を検出するために使用します。タブ文字は、ANSI値を挿入することで表現されます。

次の4つの表現を検索ワイルドカードとして使用することもできます。

  • \d - 任意の1つの数字と一致します。

  • \u - 任意の1つの大文字英字と一致します。

  • \l - 任意の1つの小文字英字と一致します。

  • \t - 1つのタブ文字と一致します。

さらに、キャレット(^)を使用して、その直後に配置された文字以外の任意の文字を表すこともできます。たとえば、[^ ]は、空白以外の任意の1文字を表します。

円記号(\)は、エスケープ文字として使用します。引用符やかっこなどの検索構文用文字と一致させるには、その文字の直前に円記号を配置します。

A.4.24 「メタデータ」タブ

ドキュメントをコンテンツ・サーバーにチェックインすると、Dynamic Converterは、テンプレート内のデフォルトのランク・セット(最低1、「タイトル」、最低2、見出し1)をコンテンツに適用します。これらのランクは、ソース・ドキュメント内のコンテンツ階層を識別することを目的として設計されているため、特に最上位コンテンツの一貫した扱いが可能になります。同時に、Dynamic Converterはランクごとに1つの要素を生成します。これらの要素はテンプレートに保存されます。

Classic HTML Conversion Editorを使用すると、追加のランクや、スタイル、パターンを作成して、フォーマット・オプションを増やすことができます。字体、フォント・サイズ、フォント・エフェクト(太字や斜体など)、色などの属性を指定することで、Classic HTML Conversion Editorは、ドキュメント内のコンテンツを類似した書式設定が施された複数のグループに分けることができます。これらのグループはパターンと呼ばれます。

Classic HTML Conversion Editorは以下を認識できます。

  • 標準メタデータ: ソース・ドキュメントを作成するために使用されたアプリケーションによって自動的に生成されるプロパティ。

  • カスタム・メタデータ: ソース・ドキュメント用のアプリケーションで作成する特殊なプロパティ。


    注意:

    すべてのソース・ドキュメントに標準メタデータやカスタム・メタデータが含まれているわけではありません。

メタデータをWebページ内やそれらのWebページのメタ・タグ内に配置することで、Webサイトの使いやすさを向上させて、サイト上の情報検索を簡易化できます。

Webページおよびメタ・タグにメタデータを配置するために、メタデータを要素ベースにする必要があります。要素ベース化された標準メタデータやカスタム・メタデータは、コンテンツ・サーバーに公開できます。

使用する予定のすべてのメタデータは、Dynamic ConverterによってWeb出力内に正常に配置されるためには、ソース・ドキュメントに含まれているか関連付けられている必要があります。

ソース・ドキュメントのプロパティ(標準メタデータ)は、そのドキュメントの正確な情報を示していない場合があります。たとえば、既存のドキュメントをコピーすることで新しいドキュメントを作成した場合は、新しいドキュメントは既存のドキュメントのプロパティを継承します。

「メタデータ」タブには、次のダイアログ・ボックスがあります。

図A-27 要素の設定: 「メタデータ」タブ

図A-27については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
入力メタデータ 入力メタデータのリストを表示します。
使用 要素で使用されるかどうかを示します。
要素 要素のリストを表示します。
新規 新規メタデータを追加するには、このボタンをクリックします。
削除 選択したメタデータを削除するには、このボタンをクリックします。
プロパティ 要素のプロパティダイアログを開くには、このボタンをクリックします。「要素のプロパティ: 「一般」タブ」も参照してください。
アソシエーション 選択したメタデータを別の要素に関連付けるには、このボタンをクリックします。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.25 新しいメタデータダイアログ

新しいメタデータダイアログを使用すると、標準のメタデータ名の選択、固有のカスタム名の入力またはリポジトリ・ベースのメタデータ名の入力を実行できます。

図A-28 要素の設定: 新しいメタデータダイアログ

要素の設定: 新しいメタデータダイアログ
要素 説明
標準 ドロップダウン・リストから標準のメタデータ名を使用するには、このオプションを選択します。
カスタム 固有のカスタムのメタデータ名を入力するには、このオプションを選択します。
関連要素 新規要素を作成するには、関連する要素をドロップダウン・リストから選択するか、「新規」をクリックします。 「「新規要素」ダイアログ」も参照してください。
新規 新規要素を作成するには、このボタンをクリックします。 「「新規要素」ダイアログ」も参照してください。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.26 メタデータ・アソシエーションの変更ダイアログ

アソシエーションの変更ダイアログを使用すると、関連する要素を変更できます。メタデータの一部に関連付けられた要素は、そのメタデータのソース・コンテンツに適用される出力書式設定を制御します。

図A-29 要素の設定: メタデータ・アソシエーションの変更ダイアログ

要素の設定: メタデータ・アソシエーションの変更ダイアログ
要素 説明
要素 ドロップダウン・リストから要素を選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.4.27 メタデータのプロパティダイアログ

メタデータのプロパティダイアログを使用すると、要素を関連付けできます。

図A-30 要素の設定: メタデータのプロパティダイアログ

要素の設定: メタデータのプロパティダイアログ
要素 説明
名前 記述的な名前を指定します。
タイプ メタデータ・タイプのリストを表示します。
テンプレート 現在のテンプレートのリストを表示します。
要素 ドロップダウン・リストから要素を選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.5 「書式設定」ダイアログ

「書式設定」ダイアログには、次のダイアログがあります。

A.5.1 文字の書式設定ダイアログ

「書式設定」は、テンプレートの編集に使用されるClassic HTML Conversion Editorの4つのプロパティ・シートのうちの1つです。「書式設定」の設定により、テンプレートに関連付られたソース・ドキュメントから作成したWebページの外観と動作が決まります。ほとんどの作業は、Webブラウザでのテキストの表示形式を指定するための「文字」タブ・ダイアログと「段落」タブ・ダイアログで行います。

「書式設定」の多数のオプションの中には、次の機能があります。

  • 表やリストに起因する特別な問題に対処する。

  • グラフィカル表示を追加して、コンテンツを区切って、ドキュメント階層を強調する。

  • ソース・ドキュメント内のグラフィックに対する変換オプションを選択する。

  • HTMLコードを要素と関連付ける。

文字の書式設定ダイアログには、次のダイアログ・ボックスがあります。

図A-31文字の書式設定ダイアログ

文字の書式設定ダイアログ
要素 説明
要素 要素のリストを表示します。
フォント名 希望のオプションを選択します。ソースから取得するを選択した場合は、Dynamic Converterはソース・ドキュメント内の設定を使用します。指定しないを選択した場合は、Webページを表示するために使用されるWebブラウザでは、独自のデフォルト設定がかわりに使用されることがあります。このフォントを使用を選択した場合は、ドロップダウン・リストから特定のフォントを選択します。
フォント・サイズ 希望のオプションを選択します。ソースから取得するを選択した場合は、Dynamic Converterはソース・ドキュメント内の設定を使用します。指定しないを選択した場合は、Webページを表示するために使用されるWebブラウザでは、独自のデフォルト設定がかわりに使用されることがあります。このサイズを使用を選択した場合は、ドロップダウン・リストから特定のフォントを選択します。
フォントの色 希望のオプションを選択します。ソースから取得するを選択した場合は、Dynamic Converterはソース・ドキュメント内の設定を使用します。指定しないを選択した場合は、Webページを表示するために使用されるWebブラウザでは、独自のデフォルト設定がかわりに使用されることがあります。この色を使用を選択した場合は、「色」をクリックして色を選択します。 「色」タブも参照してください。
テキスト・エフェクト テキスト・エフェクトダイアログを開くには、このボタンをクリックします。「テキスト・エフェクトダイアログ」も参照してください。
表のオーバーライド ドキュメント内の表のコンテンツを個別に書式設定する場合は、このオプションを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.5.2 テキスト・エフェクトダイアログ

テキスト・エフェクトとは、段落内の個別の文字と関連付けられた書式設定属性のことです。段落には、段落自体のスタイルに属していない、太字や斜体などに設定された単語やフレーズが含まれていることがよくあります。ソース・ドキュメントを変換する際は、これらの入力エフェクトをWebページ内でも維持できます。これらのエフェクトを無効にしたり、異なる出力エフェクトにマップしたりすることもできます。

図A-32文字の書式設定: テキスト・エフェクトダイアログ

文字のテキスト・エフェクトダイアログ
要素 説明
フォント・エフェクト 希望のフォント・エフェクトを選択します。
  • ソースから: 翻訳時に特定のエフェクトを維持する場合、またはDynamic Converterでエフェクトを再マップする場合に、このオプションを選択します。

  • 「常にオン」: 要素によって制御されるすべてのコンテンツに対して常にエフェクトを適用する場合に選択します。

  • 「常にオフ」: エフェクトを完全にオフにし、Webページに表示されないようにする場合に選択します。そのエフェクトは当該要素全体に適用されます。

希望のフォント・エフェクトを選択します。

現行のマッピング 現行の入力効果および出力効果のリストを表示します。
変更 エフェクトを変更するには、このボタンをクリックします。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.5.3 テキスト・エフェクトの変更ダイアログ

テキスト・エフェクトの変更ダイアログを使用すると、マップ済の出力エフェクトを変更できます。このマッピングでは、指定のエフェクトを備えたソース・テキストに適用される出力エフェクトを制御します。

テキスト・エフェクトとは、段落内の個別の文字と関連付けられた書式設定属性のことです。段落には、段落自体のスタイルに属していない、太字や斜体などに設定された単語やフレーズが含まれていることがよくあります。ソース・ドキュメントを変換する際は、個別の入力エフェクトを他の出力エフェクトにマップできます。

図A-33文字の書式設定: テキスト・エフェクトの変更ダイアログ

文字の書式設定: テキスト・エフェクトの変更ダイアログ
要素 説明
マップ済エフェクト ドロップダウン・リストから希望の出力エフェクトを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.5.4 表のオーバーライドダイアログ

表のオーバーライドダイアログを使用すると、表の外観を変更できます。テンプレート内の要素の文字を書式設定すると、その書式設定指示は、表内のテキストを含めてWebページ全体にわたって適用されます。

理想的には、表のコンテンツに固有のスタイルを使用することをお薦めします。ただし、ソース・ドキュメントの残り部分と同じスタイルを使用した場合でも、表のオーバーライドを使用することで、表内のテキストに異なる書式設定を適用できます。

図A-34文字の書式設定: 表のオーバーライドダイアログ

文字の書式設定: 表のオーバーライドダイアログ
要素 説明
フォント名 希望のオプションを選択します。ソースから取得するを選択した場合は、Dynamic Converterはソース・ドキュメント内の設定を使用します。指定しないを選択した場合は、Webページを表示するために使用されるWebブラウザでは、独自のデフォルト設定がかわりに使用されることがあります。このフォントを使用を選択した場合は、ドロップダウン・リストから特定のフォントを選択します。
フォント・サイズ 希望のオプションを選択します。ソースから取得するを選択した場合は、Dynamic Converterはソース・ドキュメント内の設定を使用します。指定しないを選択した場合は、Webページを表示するために使用されるWebブラウザでは、独自のデフォルト設定がかわりに使用されることがあります。このサイズを使用を選択した場合は、ドロップダウン・リストから特定のサイズを選択します。
フォントの色 希望のオプションを選択します。ソースから取得するを選択した場合は、Dynamic Converterはソース・ドキュメント内の設定を使用します。指定しないを選択した場合は、Webページを表示するために使用されるWebブラウザでは、独自のデフォルト設定がかわりに使用されることがあります。この色を使用を選択した場合は、「色」をクリックして色を選択します。 「色」タブも参照してください。
テキスト・エフェクト テキスト・エフェクトダイアログを開くには、このボタンをクリックします。「テキスト・エフェクトダイアログ」も参照してください。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.5.5 段落の書式設定ダイアログ

「段落」タブを使用すると、位置合せ、インデントおよび間隔などの段落オプションを設定できます。選択した各要素について、それらの書式設定指示は、表内の段落を含めてWebページ全体にわたって適用されます。

理想的には、表のコンテンツに固有のスタイルを使用することをお薦めします。ただし、表のコンテンツにソース・ドキュメントの残り部分と同じスタイルを使用する場合でも、表のオーバーライドを使用することで、表内の段落に他のコンテンツとは異なる書式設定を適用できます。

図A-35 段落の書式設定ダイアログ

段落の書式設定ダイアログ
要素 説明
要素 要素のリストを表示します。
位置合せ 段落の位置合せを変更するには、このオプションを選択します。
インデント 段落のインデントを変更するには、このオプションを選択します。
間隔 段落の間隔を変更するには、このオプションを選択します。
特別 段落をグラフィックとしてレンダリングするには、このオプションを選択します。
表のオーバーライド 表内で上書きを実行するには、このオプションを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.5.6 「マージン」ダイアログ

「マージン」ダイアログを使用すると、マージンの位置合せ、インデントおよび間隔を変更できます。

要素 説明
要素 要素のリストを表示します。
位置合せ マージンの位置合せを変更するには、このオプションを選択します。
インデント マージンのインデントを変更するには、このオプションを選択します。
間隔 マージンの間隔を変更するには、このオプションを選択します。
特別 マージンをグラフィックとしてレンダリングするには、このオプションを選択します。
表のオーバーライド 表内で上書きを実行するには、このオプションを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.5.7 「詳細設定」ダイアログ: 「一般」タブ

「一般」タブを使用すると、行の高さ、最初の行のインデント、背景色および背景イメージなどの詳細設定を定義できます。

図A-36 「詳細設定」ダイアログ: 「一般」タブ

図A-36については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
行の高さ 希望のオプションを選択します。ソースから取得するを選択した場合は、Dynamic Converterはソース・ドキュメント内の設定を使用します。指定しないを選択した場合は、Webページを表示するために使用されるWebブラウザでは、独自のデフォルト設定がかわりに使用されることがあります。次の値に設定するを選択した場合は、行の高さを定義する必要があります。
最初の行をインデント 希望のオプションを選択します。ソースから取得するを選択した場合は、Dynamic Converterはソース・ドキュメント内の設定を使用します。指定しないを選択した場合は、Webページを表示するために使用されるWebブラウザでは、独自のデフォルト設定がかわりに使用されることがあります。次の値に設定するを選択した場合は、行のインデントを定義する必要があります。
背景色 希望のオプションを選択します。ソースから取得するを選択した場合は、Dynamic Converterはソース・ドキュメント内の設定を使用します。指定しないを選択した場合は、Webページを表示するために使用されるWebブラウザでは、独自のデフォルト設定がかわりに使用されることがあります。この色を使用を選択した場合は、「色」をクリックして色を選択します。 「色」タブも参照してください。
背景イメージ このオプションを選択した場合は、背景に使用するイメージ(およびパス)を入力するか、ギャラリをクリックしてイメージを選択します。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
ギャラリ ギャラリを開き、背景イメージとして使用するグラフィック・ファイルを見つけるには、このボタンをクリックします。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.5.8 「詳細設定」ダイアログ: 「枠線」タブ

「枠線」タブを使用すると、枠線のサイズ、スタイル、色、および左右上下のパディングを定義できます。

図A-37 「詳細設定」ダイアログ: 「枠線」タブ

図A-37については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
サイズ 希望のオプションを選択します。ソースから取得するを選択した場合は、Dynamic Converterはソース・ドキュメント内の設定を使用します。指定しないを選択した場合は、Webページを表示するために使用されるWebブラウザでは、独自のデフォルト設定がかわりに使用されることがあります。次の値に設定するを選択した場合は、枠線のサイズを定義する必要があります。
スタイル 希望のオプションを選択します。ソースから取得するを選択した場合は、Dynamic Converterはソース・ドキュメント内の設定を使用します。指定しないを選択した場合は、Webページを表示するために使用されるWebブラウザでは、独自のデフォルト設定がかわりに使用されることがあります。このスタイルを使用を選択した場合は、ドロップダウン・リストから希望のスタイルを選択します。
希望のオプションを選択します。ソースから取得するを選択した場合は、Dynamic Converterはソース・ドキュメント内の設定を使用します。指定しないを選択した場合は、Webページを表示するために使用されるWebブラウザでは、独自のデフォルト設定がかわりに使用されることがあります。この色を使用を選択した場合は、「色」をクリックして色を選択します。 「色」タブも参照してください。
パディング 「パディング」ダイアログを開くには、このボタンをクリックします。「「詳細設定」ダイアログ: 「パディング」ダイアログ」も参照してください。
これらの設定をすべての辺に適用する 選択後、設定をすべての辺、つまり上下左右に適用するには、このボタンをクリックします。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.5.9 「詳細設定」ダイアログ: 「パディング」ダイアログ

「パディング」ダイアログを使用すると、上下左右の枠線にパディングを設定できます。

図A-38 「詳細設定」ダイアログ: 「パディング」ダイアログ

図A-38については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
左の枠線にパディングを追加するには、このオプションを有効にし、パディング・サイズを定義します。
右の枠線にパディングを追加するには、このオプションを有効にし、パディング・サイズを定義します。
上の枠線にパディングを追加するには、このオプションを有効にし、パディング・サイズを定義します。
下の枠線にパディングを追加するには、このオプションを有効にし、パディング・サイズを定義します。
すべて設定 パディングを1つの側に設定した後、すべての側(上下左右)に設定を適用するには、このボタンをクリックします。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.5.10 「詳細設定」ダイアログ: 「幅」タブ

「幅」タブを使用すると、コンテンツの幅を設定できます。この設定では、該当の段落のコンテンツが表示される領域の幅を制御します。これは、マージン、インデント、パディングなどから独立しています。

図A-39 「詳細設定」ダイアログ: 「幅」タブ

図A-39については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
コンテンツの幅 幅を指定しないことを選択する、または次の値に設定するを選択して幅のサイズを定義できます。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.5.11 セパレータの書式設定ダイアログ

セパレータの書式設定ダイアログを使用すると、セパレータを挿入できます。セパレータは、コンテンツを区切るためにWebページに追加するグラフィックです。セパレータ、罫線およびアイコンはすべて、同じ方法で使用できます。このため、Webページを作成する際は、求めている効果を考慮した上で、これらのうちどれを使用するのかを決定する必要があります。

図A-40 セパレータの書式設定ダイアログ

セパレータの書式設定ダイアログ
要素 説明
要素 要素のリストを表示します。
要素の前にセパレータを挿入 要素の前にセパレータを挿入するには、このオプションを選択します。
要素の後にセパレータを挿入 要素の後にセパレータを挿入するには、このオプションを選択します。
ファイル名 使用可能なグラフィックを表示するには、セパレータのグラフィックのパスおよびファイル名を入力するか、ギャラリをクリックします。
ギャラリ ギャラリを開いてセパレータ・グループのグラフィックからセパレータを選択するには、このボタンをクリックします。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
代替テキスト オプションで、代替テキストを追加できます。
位置合せ 左揃え、中央揃えまたは右揃えのいずれかの位置合せを選択します。
要素が表内にある場合は、セパレータを省略 要素が表内にある場合にセパレータを省略するには、このオプションを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.5.12 罫線の書式設定ダイアログ

セパレータの書式設定ダイアログを使用すると、罫線を挿入できます。コンテンツを区切るためにWebページに罫線を挿入できます。罫線、セパレータおよびアイコンはすべて、同じ方法で使用できます。このため、Webページを作成する際は、求めている効果を考慮した上で、これらのうちどれを使用するのかを決定する必要があります。

図A-41 罫線の書式設定ダイアログ

罫線の書式設定ダイアログ
要素 説明
要素 要素のリストを表示します。
コンテンツの前に罫線を挿入 要素の前に罫線を挿入するには、このオプションを選択し、幅、高さおよび3Dシェーディングを選択します。
コンテンツの後に罫線を挿入 要素の前に罫線を挿入するには、このオプションを選択し、幅、高さおよび3Dシェーディングを選択します。罫線を色付けするのではなく、3D効果を罫線に適用する場合は、3Dシェーディングを選択します。
罫線をパーセンテージまたはピクセルで定義するには、このオプションを選択します。
「色」ダイアログを開くには、このオプションを選択してから「色」ボタンをクリックします。 「色」タブも参照してください。
位置合せ 左揃え、中央揃えまたは右揃えのいずれかの位置合せを選択します。
要素が表内にある場合に罫線を省略 要素が表内にある場合に罫線を省略するには、このオプションを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.5.13 アイコンの書式設定ダイアログ

アイコンの書式設定ダイアログを使用すると、コンテンツの前後へのアイコンの挿入、グラフィック・ギャラリからのアイコンの選択、および位置合せや代替テキストの定義を実行できます。

図A-42 アイコンの書式設定ダイアログ

アイコンの書式設定ダイアログ
要素 説明
要素 要素のリストを表示します。
コンテンツの前にアイコンを挿入 コンテンツの前にアイコンを挿入するには、このオプションを選択します。
コンテンツの後にアイコンを挿入 コンテンツの後にアイコンを挿入するには、このオプションを選択します。
ファイル名 使用可能なグラフィックを表示するには、アイコンのパスおよびファイル名を入力するか、ギャラリをクリックします。
ギャラリ ギャラリを開いて使用するグラフィック・ファイルを見つけるには、このボタンをクリックします。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
代替テキスト オプションで、代替テキストを追加できます。
位置合せ 左揃え、中央揃えまたは右揃えのいずれかの位置合せを選択します。
要素が表内にある場合にアイコンを省略 要素が表内にある場合にアイコンを省略するには、このオプションを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.5.14 リストの書式設定ダイアログ

リストの書式設定ダイアログを使用すると、箇条書きリストや番号付きリストを書式設定できます。リストは、番号付きまたは箇条書き形式の一連の関連する項目で構成される特殊なタイプのコンテンツです。リストがWebページで適切に表示されるためには、特別な書式設定指示をテンプレートに適用することが必要な場合があります。

Dynamic Converterは、ソース・ドキュメント内のリストに<LI>リスト・タグを適用しません。その結果として、ソース・ドキュメント内のすべてのリストは、変換時に「無視」される可能性があります。タブ文字は失われる可能性があり、行頭文字は縮小される可能性がありますが、それ以外の点については、リストのコンテンツはWebページで問題なく表示されます。

リストの書式設定で最適な結果を得るためには、<LI>リスト・タグをリストのコンテンツに割り当てる必要があります。そのためには、ソース・ドキュメント内のリストに固有のスタイルを関連付ける必要があり、このことが強く推奨されます。この操作を実行していない場合は、ソース・ドキュメント内で新しいスタイルを作成するか、リストのコンテンツを検索するための文字パターンを作成できます。ドキュメントにスタイルが適用されている場合でも、パターンを使用できます(ただし、そのパターンが固有の要素にマップされていることが条件)。

図A-43 リストの書式設定ダイアログ

リストの書式設定ダイアログ
要素 説明
要素 要素のリストを表示します。
タイプ 書式設定するリストのタイプ(番号付きまたは箇条書き)を選択します。リストでない場合は、リスト以外オプションを選択します。
番号付けタイプ ドロップダウン・リストから番号付けタイプを選択します。指定しないを選択した場合は、Webページを表示するために使用されるWebブラウザでは、独自のデフォルト設定がかわりに使用されることがあります。
箇条書き 使用する箇条書きタイプを選択します。指定しないを選択した場合は、Webページを表示するために使用されるWebブラウザでは、独自のデフォルト設定がかわりに使用されることがあります。
番号の値 希望のオプションを選択します。ソースから取得するを選択した場合は、Dynamic Converterはソース・ドキュメント内の設定を使用します。指定しないを選択した場合は、Webページを表示するために使用されるWebブラウザでは、独自のデフォルト設定がかわりに使用されることがあります。
リストを圧縮 リスト・アイテム間の空間を最小限にするには、このオプションを選択します。
最初の空白またはタブへの入力を削除 番号をソース・データから削除するには、このオプションを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.5.15 箇条書きリストの表示ダイアログ

箇条書きリストの表示ダイアログを使用すると、標準のHTML箇条書きを使用したり、カスタムの箇条書きスタイルを選択できます。

図A-44 リストの書式設定: 箇条書きリストの表示ダイアログ

箇条書きリストの表示ダイアログ
要素 説明
標準の箇条書きを使用 標準のHTML箇条書きを使用するには、このオプションを選択します。
カスタムの箇条書きを使用 カスタムの箇条書きとして、ギャラリからグラフィック・ファイルを使用するには、このオプションを選択します。
ギャラリ ギャラリを開いて使用するグラフィック・ファイルを見つけるには、このボタンをクリックします。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
ファイル名 使用可能なグラフィックを表示するには、カスタムの箇条書きとして使用するグラフィックのパスおよびファイル名を入力するか、ギャラリをクリックします。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
代替テキスト オプションで、代替テキストを追加できます。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.5.16 表の書式設定ダイアログ

表の書式設定ダイアログを使用すると、表のコンテンツと外観の両方を書式設定できます。表の外観の書式設定は、「表」タブ・ダイアログで行います。表の外観を書式設定するには、ソース・ドキュメント内でその表の直前に位置するスタイルと関連付けられた要素を選択する必要があります。

表の書式設定ダイアログには、次のダイアログ・ボックスがあります。

図A-45 表の書式設定ダイアログ

表の書式設定ダイアログ
要素 説明
要素 要素のリストを表示します。
外観 枠線とサイズ設定ダイアログ、「位置合せ」ダイアログまたは「色」ダイアログを開くには、適切なボタンをクリックします。
表のマークアップ・タグを出力HTMLから省略 確実に表が出力に組み込まれないようにするには、このオプションを選択します。このオプションを選択すると、その要素の出力は表内に表示されなくなるため、その要素のプレビュー・ウィンドウはブランクになります。
特別 枠線のない、2列で構成された表をヘッダーと段落に変換する場合は、このオプションを選択してからヘッダーを選択します。
キャプション キャプションダイアログを開くには、このオプションを選択してから「キャプション」ボタンをクリックします。「キャプションダイアログ」も参照してください。

キャプション・テキストは、ソース・ドキュメントのグラフィックの直前または直後に表示されるテキストです。どちらの位置にあるテキストも、出力Webページで代替テキストとして使用できます。マウスをグラフィックの上で移動すると、画面に表示されます。そのグラフィックがWebページに表示されてない場合は、キャプション・テキストがグラフィックのかわりに表示されます。

空のセル 表の出力HTMLに改行なしスペースを配置するには、改行なしスペースオプションを選択します。HTMLでは、適切な書式を保持するためには、ブランク・セル内に改行なしスペースが必要です。空のセルを残すかわりにテキストを追加するには、ブランクのテキスト・ボックスを選択して、表示するテキストを入力します(「意図的に空白のままにしています」など)。
ヘッダー 表の最初の行または最初の列をWebページのヘッダーとして使用するには、行ヘッダーの使用または列ヘッダーの使用のいずれかを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.5.17 枠線とサイズ設定タブ

枠線とサイズ設定タブを使用すると、表の幅、セルの幅、枠線の太さおよびセルのレイアウトを指定できます。

図A-46 表の書式設定: 枠線とサイズ設定タブ

表の書式設定: 枠線とサイズ設定タブ
要素 説明
表の幅 ピクセルまたはパーセンテージ単位で表の幅を定義するには、これを選択して値を入力するか、上下のコントロールを使用します。指定しないを選択した場合は、Webページを表示するために使用されるWebブラウザでは、独自のデフォルト設定がかわりに使用されることがあります。
セル幅 希望のオプションを選択します。ソースから取得するを選択した場合は、Dynamic Converterはソース・ドキュメント内の設定を使用します。指定しないを選択した場合は、Webページを表示するために使用されるWebブラウザでは、独自のデフォルト設定がかわりに使用されることがあります。
枠線の太さ ピクセル単位で値を入力するか、上下のコントロールを使用して、枠線の太さを定義します。ソースから取得するを選択した場合は、Dynamic Converterはソース・ドキュメント内の設定を使用します。指定しないを選択した場合は、Webページを表示するために使用されるWebブラウザでは、独自のデフォルト設定がかわりに使用されることがあります。
セルのレイアウト ピクセル単位で値を入力するか、上下のコントロールを使用して、セルの間隔とパディングを定義します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.5.18 「位置合せ」タブ

「位置合せ」タブを使用すると、表の水平方向の位置合せおよびセルの垂直方向の位置合せを定義できます。セル内での水平方向の位置は、セル内の要素のタイプに応じた段落の位置合せとインデント設定によって設定されます。

図A-47 表の書式設定: 「位置合せ」タブ

表の書式設定: 「位置合せ」タブ
要素 説明
ドロップダウン・リストから、希望の位置合せを選択します。ソースから取得するを選択した場合は、Dynamic Converterはソース・ドキュメント内の設定を使用します。指定しないを選択した場合は、Webページを表示するために使用されるWebブラウザでは、独自のデフォルト設定がかわりに使用されることがあります。
セルのコンテンツ セルのコンテンツの位置合せ(上詰め、中央揃え、下詰め)を実行するには、これを選択します。ドロップダウン・リストから、希望の位置合せを選択します。ソースから取得するを選択した場合は、Dynamic Converterはソース・ドキュメント内の設定を使用します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.5.19 「色」タブ

「色」タブを使用すると、表の枠線、セルの枠線、表の背景およびセルの背景の色を定義できます。

図A-48 表の書式設定: 「色」タブ

表の書式設定: 「色」タブ
要素 説明
表の枠線 希望のオプションを選択します。指定しないを選択した場合は、Webページを表示するために使用されるWebブラウザでは、独自のデフォルト設定がかわりに使用されることがあります。この色を使用を選択した場合は、「色」ボタンをクリックして「色」ダイアログを開きます。 「色」タブも参照してください。
セルの枠線 希望のオプションを選択します。指定しないを選択した場合は、Webページを表示するために使用されるWebブラウザでは、独自のデフォルト設定がかわりに使用されることがあります。この色を使用を選択した場合は、「色」ボタンをクリックして「色」ダイアログを開きます。 「色」タブも参照してください。
表の背景 希望のオプションを選択します。指定しないを選択した場合は、Webページを表示するために使用されるWebブラウザでは、独自のデフォルト設定がかわりに使用されることがあります。この色を使用を選択した場合は、「色」ボタンをクリックして「色」ダイアログを開きます。 「色」タブも参照してください。
セルの背景 希望のオプションを選択します。指定しないを選択した場合は、Webページを表示するために使用されるWebブラウザでは、独自のデフォルト設定がかわりに使用されることがあります。この色を使用を選択した場合は、「色」ボタンをクリックして「色」ダイアログを開きます。 「色」タブも参照してください。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.5.20 グラフィックの書式設定ダイアログ

グラフィックの書式設定ダイアログには、次のダイアログ・ボックスがあります。

グラフィックの書式設定ダイアログを使用すると、グラフィックの書式、位置合せ、キャプション、外観および代替テキストを設定できます。

図A-49 グラフィックの書式設定ダイアログ

グラフィックの書式設定ダイアログ
要素 説明
要素 要素のリストを表示します。
書式 ドロップダウン・リストから使用する書式を選択します。
位置合せ ドロップダウン・リストから位置合せを選択します。
キャプションの使用 キャプションダイアログを開くには、このオプションを選択してから「キャプション」ボタンをクリックします。「キャプションダイアログ」も参照してください。

キャプション・テキストは、ソース・ドキュメントのグラフィックの直前または直後に表示されるテキストです。どちらの位置にあるテキストも、出力Webページで代替テキストとして使用できます。マウスをグラフィックの上で移動すると、画面に表示されます。そのグラフィックがWebページに表示されてない場合は、キャプション・テキストがグラフィックのかわりに表示されます。

キャプション キャプションダイアログを開くには、このボタンをクリックします。「キャプションダイアログ」も参照してください。
メインの画像サイズ メインの画像サイズダイアログを開くには、このボタンをクリックします。「メインの画像サイズダイアログ」も参照してください。
サムネイル・サイズ サムネイルのサイズを定義するには、このオプションを選択します。
グラフィックの枠線を表示 グラフィックの枠線を表示するには、このオプションを選択します。
画像サイズを元のグラフィックに準拠(可能な場合) 可能な場合に、元のグラフィックに準拠した画像サイズにするには、このオプションを選択します。Webページで元のグラフィック・サイズを使用する場合は、このオプションを使用します(たとえば、グラフィックをWordファイルに配置した際にグラフィックのサイズを変更したとします。このオプションを使用すると、本文ページに表示するために、グラフィックを元のサイズに戻すことができます)。
代替テキスト オプションで、代替テキストを追加できます。閲覧者のWebブラウザで特定のグラフィックを表示できない場合は、この代替テキストがWebページに表示されます。
可能な場合にソース・ドキュメントからの代替テキストを使用 可能な場合にソース・ドキュメントから代替テキストを使用する場合は、このオプションを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.5.21 メインの画像サイズダイアログ

メインの画像サイズダイアログを使用すると、画像サイズを定義できます。

図A-50 グラフィックの書式設定: メインの画像サイズダイアログ

グラフィックの書式設定: メインの画像サイズダイアログ
要素 説明
自動 Webブラウザでデフォルトの設定を使用して画像サイズを指定するには、このオプションを選択します。
特定のディメンション 幅と高さをピクセル単位で入力します。
最大ディメンション 最大幅または最大高さを定義するには、このオプションを選択します。
アスペクト比を維持 イメージの元のアスペクト比を維持するには、このオプションを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.5.22 HTMLの書式設定ダイアログ

HTMLの書式設定ダイアログを使用すると、コンテンツの前後にHTMLまたはスクリプト・コードを組み込むことができます。

図A-51 HTMLの書式設定ダイアログ

HTMLの書式設定ダイアログ
要素 説明
要素 要素のリストを表示します。
コンテンツの前にHTMLまたはスクリプト・コードを含める HTMLまたはスクリプト・コードをコンテンツの前に組み込むには、このオプションを選択します。次を使用を選択して使用するコードをボックスに入力するか、このファイルのコンテンツを使用を選択してテキスト・ボックスにパスおよびファイル名を入力するか、またはギャラリをクリックしてファイルを見つけることができます。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
コンテンツの後にHTMLまたはスクリプト・コードを含める HTMLまたはスクリプト・コードをコンテンツの後に組み込むには、このオプションを選択します。次を使用を選択して使用するコードをボックスに入力するか、このファイルのコンテンツを使用を選択してテキスト・ボックスにパスおよびファイル名を入力するか、またはギャラリをクリックしてファイルを見つけることができます。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
ギャラリ ギャラリを開いて使用するグラフィック・ファイルを見つけるには、このボタンをクリックします。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
ファイル名 使用可能なグラフィックを表示するには、パスおよびファイル名を入力するか、ギャラリをクリックします。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.5.23 レイアウトの書式設定ダイアログ

レイアウトの書式設定ダイアログを使用すると、コンテンツの前後、またはコンテンツと同じ行に表示される要素の順序を設定できます。「レイアウト」ダイアログを使用している場合は、一度に1つの要素しか書式設定できません。

図A-52 レイアウトの書式設定ダイアログ

レイアウトの書式設定ダイアログ
要素 説明
要素 要素のリストを表示します。
コンテンツの前 コンテンツの前に要素を配置するには、このオプションを選択します。
コンテンツと同一行 コンテンツと同一行に要素を配置するには、このオプションを選択します。
コンテンツの後 コンテンツの後に要素を配置するには、このオプションを選択します。
並替え 要素を並べ替えるには、このオプションを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.6 「ナビゲーション」ダイアログ

「ナビゲーション」ダイアログには、次のダイアログ・ボックスがあります。

A.6.1 ページ・ボタン・バータブ

Classic HTML Conversion Editorのナビゲーション・オプションには、ページや要素のボタン・バーに追加できる特殊用途のリンクがいくつかあります。その1つであるソースへのリンクリンクを使用すると、ユーザーは、このリンクが配置されているWebページを作成するために使用されたソース・ドキュメントを開くことができます。ユーザーがWebページからソース・ドキュメントをオリジナル形式で開くためには、そのソース・ドキュメントを作成するために使用されたアプリケーションをユーザーのマシンで使用できる必要があります。

図A-53 ナビゲーション・ページ・ボタン・タブダイアログ

ナビゲーション・ページ・ボタン・バータブ
要素 説明
並替え 要素を並べ替えるには、このオプションを選択します。
ギャラリ ギャラリを開いて使用するグラフィック・ファイルを見つけるには、このボタンをクリックします。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
プロパティ リンクのプロパティダイアログを開くには、このボタンをクリックします。「リンクのプロパティダイアログ」も参照してください。
ドキュメント間のリンクを継続 このオプションはデフォルトで選択されます。その結果として、ユーザーは、単一の発行物内のすべてのソース・ドキュメントから作成された複数のWebページをスクロールして順番に表示できます。各ドキュメントの最後のWebページの後ろに正式な区切りを設けるには、このチェック・ボックスを選択解除します。
上に揃える 左揃え、中央揃えまたは右揃えのいずれかを選択し、ページにグラフィックを配置します。複数のグラフィックがプレビュー・ボックスに表示されている場合は、ドラッグ・アンド・ドロップ操作によってこれらのグラフィックの順序を変更できます。
下に揃える 左揃え、中央揃えまたは右揃えのいずれかを選択し、ページにグラフィックを配置します。複数のグラフィックがプレビュー・ボックスに表示されている場合は、ドラッグ・アンド・ドロップ操作によってこれらのグラフィックの順序を変更できます。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.6.2 ナビゲーション要素ボタン・バータブ

ナビゲーション・オプションとして、Webページの要素をリンクするための要素テキスト・バーを作成できます。このテキストは、このテキスト・バーが配置されたWebページ上の見出し(または他のコンテンツ)から取得されます。

図A-54 ナビゲーション要素ボタン・バーダイアログ

ナビゲーション要素ボタン・バータブ
要素 説明
名前 要素のリストを表示します。
リンク・タイプ リンク・タイプのリストを表示し、要素の前後どちらで使用するのかを指定します。
並替え 要素を並べ替えるには、このオプションを選択します。
ギャラリ ギャラリを開いて使用するグラフィック・ファイルを見つけるには、このボタンをクリックします。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
プロパティ リンクのプロパティダイアログを開くには、このボタンをクリックします。「リンクのプロパティダイアログ」も参照してください。
要素が表内にある場合は、省略します。 表内にある場合にリンクを省略するには、このオプションを選択します。
ドキュメント間のリンクを継続 このオプションはデフォルトで選択されます。その結果として、ユーザーは、単一の発行物内のすべてのソース・ドキュメントから作成された複数のWebページをスクロールして順番に表示できます。各ドキュメントの最後のWebページの後ろに正式な区切りを設けるには、このチェック・ボックスを選択解除します。
位置合せ 新しいリンクをこのページにどのように配置するのかに応じて、左揃え、中央揃えまたは右揃えを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.6.3 ナビゲーション要素ボタン・バーのリンクのプロパティ

このダイアログを使用すると、ナビゲーション要素のリンク・プロパティを指定できます。

図A-55 ナビゲーション要素ボタン・バーのリンクのプロパティ

ナビゲーション要素ボタン・バーのリンク・プロパティ
要素 説明
リンク・タイプ リンク・タイプのリストを表示します。
リンク・アイコン 適切な場合に、リンク・アイコンのリストを表示します。
このタイプのリンクを含む コンテンツの前後どちらかにこのタイプのリンクを組み込むには、これを選択します。
ギャラリ ギャラリを開いて使用するグラフィック・ファイルを見つけるには、このボタンをクリックします。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
代替テキスト オプションで、代替テキストを追加できます。
ソース・ファイルのURL 「ソースへのリンク」ナビゲーション・ボタンを作成する場合にのみ使用できます。リンク先のソース・ドキュメントの場所に応じて、異なるURLを使用できます(デフォルトは%%TRANSIT-INPUTPATH%%)。詳細は、4-2ページの「ソースへのリンクリンク」を参照してください。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.6.4 ナビゲーション・ページ・テキスト・バータブ

ナビゲーション・オプションとして、Webページにページ・テキスト・バーを追加できます。テキストは、ソース・ドキュメントのヘッダー(またはその他のコンテンツ)から取得されます。

図A-56 ナビゲーション・ページ・テキスト・バータブ

ナビゲーション・ページ・テキスト・バータブ
要素 説明
すべてからテキスト・バーを作成 すべてからテキスト・バーを作成するには、このオプションを選択します。1つ目のリストから、テキスト・バーの作成に使用する要素を選択します。2つ目のリストから、各エントリに使用する単語の数を選択します。

たとえば、「ヘッダー1」を選択し、デフォルトの2単語を受け入れた場合は、Dynamic Converterにより、各ヘッダーの最初の2単語を使用して、該当のレベルのヘッダーごとにエントリを1つ含むテキスト・バーが作成されます。

最初の空白またはタブへの入力を削除 必要に応じて、このオプションを選択して最初の空白やタブに対する入力を削除します(選択した要素が番号付きの場合は、要素のテキストのみがテキスト・バーに表示されるように、このオプションの選択をお薦めします)。
配置 配置するには、「ページのトップ」またはページのボトムを選択し、テキスト・バーをWebページの上部または下部に配置します。テキスト・バーを特定の要素の前後に配置するには、すべての前またはすべての後をクリックし、適切なリストから該当の要素を選択します。
位置合せ 左揃え、中央揃えまたは右揃えのいずれかの位置合せを選択します。
フォント このフォントを使用を選択し、ドロップダウン・リストから希望のフォントを選択します。このサイズを使用を選択し、ドロップダウン・リストから希望のフォント・サイズと特性を選択します。オプションで、強調スタイル(太字、イタリック、すべて大文字)を選択できます。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.6.5 ナビゲーション要素テキスト・バータブ

ナビゲーション・オプションとして、Webページの要素をリンクするための要素テキスト・バーを作成できます。このテキストは、このテキスト・バーが配置されたWebページ上の見出し(または他のコンテンツ)から取得されます。

図A-57 ナビゲーション要素テキスト・バータブ

ナビゲーション要素テキスト・バータブ
要素 説明
すべてからテキスト・バーを作成 すべてからテキスト・バーを作成するには、このオプションを選択します。1つ目のリストから、テキスト・バーの作成に使用する要素を選択します。2つ目のリストから、各エントリに使用する単語の数を選択します。

たとえば、「ヘッダー1」を選択し、デフォルトの2単語を受け入れた場合は、Dynamic Converterにより、各ヘッダーの最初の2単語を使用して、該当のレベルのヘッダーごとにエントリを1つ含むテキスト・バーが作成されます。

最初の空白またはタブへの入力を削除 必要に応じて、このオプションを選択して最初の空白やタブに対する入力を削除します(選択した要素が番号付きの場合は、要素のテキストのみがテキスト・バーに表示されるように、このオプションの選択をお薦めします)。
配置 左揃え、中央揃えまたは右揃えのいずれかの位置合せを選択します。
位置合せ 左揃え、中央揃えまたは右揃えのいずれかの位置合せを選択します。
フォント このフォントを使用を選択し、ドロップダウン・リストから希望のフォントを選択します。このサイズを使用を選択し、ドロップダウン・リストから希望のフォント・サイズと特性を選択します。オプションで、強調スタイル(太字、イタリック、すべて大文字)を選択できます。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.7 グローバルダイアログ

グローバルは、テンプレートの編集に使用される4つのプロパティ・シートの1つです。グローバルを使用すると、設定がWebページ全体に適用されます。この設定はテンプレートの一部として保存されますが、特定の要素には関連付けられません。

グローバルダイアログには、次のタブがあります。

A.7.1 グローバル色タブ

Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、Webページのテキスト、リンクおよび背景の色を設定するオプションが含まれています。色タブを使用すると、テキスト、リンク、背景色を選択したり、さらにWebページの背景として色のかわりにグラフィックを使用することもできます。

図A-58 色要素タブ

色要素タブ
要素 説明
テキストの色 テキストの色を定義するにはこのオプションを選択し、「色」ボタンをクリックして「色」ダイアログを開きます。 「色」タブも参照してください。
リンク色 リンクの色を定義するにはこのオプションを選択し、「色」ボタンをクリックして「色」ダイアログを開きます。 「色」タブも参照してください。
背景色 背景色を定義するにはこのオプションを選択し、「色」ボタンをクリックして「色」ダイアログを開きます。 「色」タブも参照してください。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.7.2 「タイトル」タブ

Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、タイトルを追加するオプションが含まれています。Classic HTML Conversion Editorでは、Webブラウザのタイトル・バーとWebページの本文の両方にタイトルを配置できます。

図A-59 「タイトル」タブ

タイトル要素タブ
要素 説明
タイトルの配置 タイトルの配置で、Webページの本文にタイトルを配置をクリックします。また、Webブラウザのタイトル・バーにタイトルを表示する場合は、Webブラウザのタイトル・バーにタイトルを配置をクリックします。
タイトルのドキュメント・コンポーネント タイトルを要素から取り込むのか(タイトル要素の適切なラジオ・ボタンをクリックするかリストから代替の要素を選択)、または「ドキュメント・プロパティ」ダイアログの「タイトル」エントリから取り込むのかを選択します。
タイトルのコンテンツ 適切なオプションを選択し、タイトルの作成に使用するコンポーネントを決定します。
タイトルのページ・コンポーネント 要素から取得したコンテンツを使用するのか(リストから選択)、テキスト・ボックスにタイトルを入力するのかを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.7.3 「アドレス」タブ

Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、Webページに住所を追加するオプションが含まれています。

図A-60 アドレス要素タブ

アドレス要素タブ
要素 説明
住所を含める このオプションを選択し、テキスト・ボックスに、Webページに表示する情報を入力します。これはページの最後に表示されます。住所には、任意の情報を入れることができます。たとえば、ここにコピーライト行を入力できます。Webページへの住所の追加

住所の書式は、アドレス(システム)を使用して設定できます。アドレス(システム)は、Classic HTML Conversion Editorのすべてのテンプレートに自動的に組み込まれる特殊要素です。この場合、住所は常に斜体で表示されます。これは、Dynamic Converterによってこの情報に<ADDRESS>タグが適用されるためです。このタグはブラウザで斜体として解釈されます。住所が斜体で表示されないようにするには、かわりに<P>タグをこのコンテンツに適用します。

電子メール・アドレスを含める 電子メール・アドレスを組み込むには、このオプションを選択します。電子メール・プロンプトテキスト・ボックスに、電子メールのリンクとしてWebページに表示するテキストを入力します。「電子メール・アドレス」テキスト・ボックスに、使用する完全な電子メール・アドレスを入力します。

電子メール・アドレスの書式は、電子メール(システム)を使用して設定できます。電子メール(システム)は、Classic HTML Conversion Editorのすべてのテンプレートに自動的に組み込まれる特殊要素です。

OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.7.4 「ヘッダー」タブ

Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、ページのヘッダーにHTMLコードを配置するオプションが含まれています。

図A-61 ヘッダー要素タブ

ヘッダー要素タブ
要素 説明
ファイルの先頭にHTMLまたはスクリプト・コードを含める HTMLまたはスクリプト・コードをファイルの先頭に組み込むことができます。通常、これは、適切なヘッダー情報を出力ファイルに追加することにより、ソース・ファイル(ASPファイルなど)の変換に使用されます。ヘッダー情報を含むコードの追加に加え、HTMLドキュメントに含めるオプションを選択する必要があります。選択したテンプレートに関連付けられているすべてのHTMLソース・ファイルの先頭に、指定したコードが追加されます。
ヘッダーにHTMLまたはスクリプト・コードを含める HTMLまたはスクリプト・コードをヘッダーに組み込むには、このオプションを選択します。次を使用を選択してコードをボックスに入力するか、このファイルのコンテンツを使用を選択してテキスト・ボックスにパスおよびファイル名を入力するか、またはギャラリをクリックしてファイルを見つけることができます。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.7.5 「タグ」タブ

HTMLタグ内にHTMLまたはスクリプト・コードを含めることができます。このコードは、Web出力ページにグローバルに適用されます。この場合の最も一般的な使用方法は、LANG属性やVersion属性を挿入することです。

LANG属性では、テンプレートに関連付けれらているWebページで使用する言語を指定できます。Version属性では、バージョン番号を出力に含めることができます。LANG属性は、ユーザー・エージェントで、補助用の検索エンジンや音声合成装置などの様々な方法で使用できます。

図A-62 タグ要素タブ

タグ要素タブ
要素 説明
HTMLタグにHTMLまたはスクリプト・コードを含める このオプションを選択してから、次を使用またはこのファイルのコンテンツを使用のいずれかを選択します。

次を使用を選択した場合は、使用するコードを入力します。たとえば、イタリア語のWebページであることを示すには、LANG="it"と入力します(言語の略称を引用符で囲む点に注意してください)。このファイルのコンテンツを使用を選択した場合は、テキスト・ボックスにパスとファイル名を入力してファイルを見つけます。

BodyタグにHTMLまたはスクリプト・コードを含める このオプションを選択してから、次を使用またはこのファイルのコンテンツを使用のいずれかを選択します。次を使用を選択した場合は、表示されているボックスに使用するコードを入力します。このファイルのコンテンツを使用を選択した場合は、テキスト・ボックスにパスおよびファイル名を入力するか、ギャラリをクリックしてギャラリのHTMLコードフォルダからファイルを選択します。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.7.6 「オプション」タブ

Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、出力ページにヘッダーとフッターを配置するオプションが含まれています。Classic HTML Conversion Editorによってヘッダーやフッターが自動的にWebページに組み込まれることはありませんが、必要に応じて表示することはできます。

図A-63 要素のオプションタブ

要素のオプションタブ
要素 説明
出力にヘッダーを含める ヘッダーを出力ページに組み込むには、このオプションを選択します。すべてのページに配置または最初のページに配置を選択します。ソース・ドキュメントを複数のWebページに分割する場合は、必要に応じて2番目のオプションを選択できます。
出力にフッターを含める フッターを出力ページに組み込むには、このオプションを選択します。すべてのページに配置または最初のページに配置を選択します。ソース・ドキュメントを複数のWebページに分割する場合は、必要に応じて2番目のオプションを選択できます。
指定の要素が出現するたびにソース・ファイルを分割する場合でも、最初の要素の初回出現時には分割しない 指定の要素が出現するたびにソース・ファイルを分割する場合に、最初の要素の初回出現時には分割しないようにするには、このオプションを選択します。
CSS文字および段落の書式設定を許可 CSS文字および段落の書式設定を許可するには、このオプションを選択します。
圧縮した段落間隔の使用 圧縮した段落間隔を使用するには、このオプションを選択します。
ソース・ドキュメントのリビジョン情報を含める ソース・ドキュメントから得たリビジョン情報を組み込むには、このオプションを選択します。Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、出力ページにリビジョン情報を組み込むオプションが含まれています。

デフォルトでは、リビジョンがオンの状態で挿入または削除されたテキストがソース・ドキュメントに含まれている場合、Dynamic Converterは出力Webページにリビジョンを実装します。つまり、Webページは、変換前にソース・ドキュメントでリビジョンが受け入れられた場合と同じ外観になります。または、ソース・ドキュメントでのリビジョンの状態を維持してそのまま表示することもできます。

出力にスクリプト変数を含める スクリプト変数を出力に組み込むには、このオプションを選択します。Webページの外観をよくするために利用できるグローバル設定には、出力ページにスクリプト変数を組み込むオプションが含まれています。JavaScriptを使用すると、これらの変数を使用して出力HTMLファイルに格納された各種情報にアクセスできます。
変数にソース・ファイルの詳細を含める 変数にソース・ファイルの詳細を格納するには、このオプションを選択します。TRANSIT_SOURCE変数にソース・ドキュメントのパスを格納する場合は、このオプションを使用します。
XML準拠の出力の生成 XMLに準拠した出力を生成するには、このオプションを選択します。
XMLオプション XMLオプションダイアログを開くには、このボタンをクリックします。「XMLオプションダイアログ」も参照してください。
相互参照を出力に含める 相互参照を出力に組み込むには、このオプションを選択します。
プロジェクト内のハイパーリンクを出力ページで再リンク プロジェクト内のハイパーリンクを出力ページで再リンクするには、このオプションを選択します。
外部ハイパーリンクからパスを削除 パスを外部ハイパーリンクから削除するには、このオプションを選択します。
このターゲットを外部ハイパーリンクに使用 該当のターゲットを外部ハイパーリンクに使用するには、このオプションを選択します。相互参照を出力に組み込むには、このオプションを選択し、テキスト・ボックスに_blankと入力します。
出力に脚注と最後の注釈を含める 脚注と最後の注釈を出力に組み込むには、このオプションを選択します。脚注と最後の注釈に関連付られた要素がWebページのボディに組み込まれていないことを確認する必要があります。要素の設定を開き、「要素」ダイアログで該当の要素のステータスを確認します。「「要素」タブ」も参照してください。
最後の注釈を固有のページに配置 最後の注釈を固有のページに配置するには、このオプションを選択します。
表を含める 表を組み込むには、このオプションを選択します。このオプションの選択を解除すると、ソース・ドキュメントの表がWebページに表示されなくなります。
単一の強制改行をスキップ 改行をスキップするには、このオプションを選択します。これは、ソース・ドキュメントがASCII形式の場合に役立つことがあります。
可能な場合は埋込みOLEオブジェクトへのリンクを保持 可能な場合に埋込みOLEオブジェクトへのリンクを保持するには、このオプションを選択します。
プロモートされた要素に対するハイパーリンク・ターゲットを省略 プロモートされた要素に対するハイパーリンク・ターゲットを省略するには、このオプションを選択します。
元のブックマーク名を保持 元のブックマーク名を保持するには、このオプションを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.7.7 XMLオプションダイアログ

XMLオプションダイアログを使用すると、出力ページの上部または下部にXMLコードを組み込むことができます。

図A-64 オプション要素XMLオプションダイアログ

オプション要素 XMLオプションダイアログ
要素 説明
次を出力ページの最初に含める このオプションを選択してから、次を使用またはこのファイルのコンテンツを使用のいずれかを選択します。次を使用を選択した場合は、表示されているボックスに使用するコードを入力します。このファイルのコンテンツを使用を選択した場合は、テキスト・ボックスにパスおよびファイル名を入力するか、ギャラリをクリックしてギャラリのHTMLコードフォルダからファイルを選択します。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
次を出力ページの最後に含める このオプションを選択してから、次を使用またはこのファイルのコンテンツを使用のいずれかを選択します。次を使用を選択した場合は、表示されているボックスに使用するコードを入力します。このファイルのコンテンツを使用を選択した場合は、テキスト・ボックスにパスおよびファイル名を入力するか、ギャラリをクリックしてギャラリのHTMLコードフォルダからファイルを選択します。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
ギャラリ ギャラリを開いて使用するグラフィック・ファイルを見つけるには、このボタンをクリックします。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.7.8 セパレータタブ

セパレータタブを使用すると、コンテンツの前後にセパレータを挿入できます。

図A-65 セパレータの挿入タブ

セパレータ要素タブ
要素 説明
コンテンツの前にセパレータを挿入 コンテンツの前にセパレータを挿入するには、このオプションを選択します。使用するグラフィックのパスとファイル名をテキスト・ボックスに入力するか、ギャラリをクリックしてグラフィックを見つけます。デフォルトのグラフィック・セットがすでにある場合は、このチェック・ボックスをクリックすると、そのセット内のセパレータが表示されます。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
コンテンツの後にセパレータを挿入 コンテンツの後にセパレータを挿入するには、このオプションを選択します。使用するグラフィックのパスとファイル名をテキスト・ボックスに入力するか、ギャラリをクリックしてグラフィックを見つけます。デフォルトのグラフィック・セットがすでにある場合は、このチェック・ボックスをクリックすると、そのセット内のセパレータが表示されます。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
代替テキスト オプションで、代替テキストを追加できます。
位置合せ 左揃え、中央揃えまたは右揃えのいずれかの位置合せを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.7.9 「ルール」タブ

「ルール」タブを使用すると、コンテンツの前後へ罫線を挿入したり、幅、色、位置合せを定義できます。

図A-66 罫線の挿入タブ

罫線要素タブ
要素 説明
コメントの前に罫線を挿入 要素の前に罫線を挿入するには、このオプションを選択し、幅、高さおよび3Dシェーディングを選択します。
コメントの後に罫線を挿入 要素の前に罫線を挿入するには、このオプションを選択し、幅、高さおよび3Dシェーディングを選択します。罫線を色付けするのではなく、3D効果を罫線に適用する場合は、3Dシェーディングを選択します。
罫線をパーセンテージまたはピクセルで定義するには、このオプションを選択します。
「色」ダイアログを開くには、このオプションを選択してから「色」ボタンをクリックします。 「色」タブも参照してください。
位置合せ 左揃え、中央揃えまたは右揃えのいずれかの位置合せを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.7.10 「HTML」タブ

「HTML」タブを使用すると、HTMLまたはスクリプト・コードをコンテンツの前後に組み込むことができます。

図A-67 HTMLの組込みタブ

HTML要素タブ
要素 説明
コンテンツの前にHTMLまたはスクリプト・コードを含める HTMLまたはスクリプト・コードをコンテンツの前に組み込むには、このオプションを選択します。次を使用を選択して使用するコードをボックスに入力するか、このファイルのコンテンツを使用を選択してテキスト・ボックスにパスおよびファイル名を入力するか、またはギャラリをクリックしてファイルを見つけることができます。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
コンテンツの後にHTMLまたはスクリプト・コードを含める HTMLまたはスクリプト・コードをコンテンツの後に組み込むには、このオプションを選択します。次を使用を選択して使用するコードをボックスに入力するか、このファイルのコンテンツを使用を選択してテキスト・ボックスにパスおよびファイル名を入力するか、またはギャラリをクリックしてファイルを見つけることができます。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
ギャラリ ギャラリを開いて使用するグラフィック・ファイルを見つけるには、このボタンをクリックします。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.7.11 「セット」タブ

Webページの外観の向上に使用可能なグローバル設定には、Classic HTML Conversion Editorに用意されている28個のグラフィック・セットのいずれかを選択するオプションがあります。いずれかのグラフィック・セットを特定のテンプレートのデフォルトのグラフィック・セットとして設定することによって、そのテンプレートをもとに作成されたすべてのWebページで、ナビゲーション・ボタンと視覚支援の使用に一貫性が維持されます。各セットは随時、切り替えることができ、この切替えによって、Webページのルック・アンド・フィールを劇的に変更できます。

図A-68 セットの選択タブ

セット要素タブ
要素 説明
ギャラリ ギャラリを開いて使用するグラフィック・ファイルを見つけるには、このボタンをクリックします。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
セットの選択の適用 セットの選択を適用するには、このボタンをクリックします。それにより、テンプレートで現在指定されているすべてのグラフィックが変更されます。セットの選択を確認するよう求めるダイアログ・ボックスが表示されます。

いずれかのグラフィック・セットを特定のテンプレートのデフォルトのセットに設定すると、Classic HTML Conversion Editorによって、そのセットに含まれている背景グラフィックが、そのテンプレートをもとに作成されたすべてのWebページに自動的に適用されます。背景グラフィックは、グローバルダイアログの「色」タブで変更またはオフにできます。

現行のセット 現行のセットのリストを表示します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.7.12 「レイアウト」タブ

グローバルの「レイアウト」タブは、Webページ全体でのナビゲーションのレイアウト順序や視覚支援の設定に使用されます。使用していないものも含めて、利用可能なすべてのナビゲーションおよび視覚支援が2つの「プレビュー」ウィンドウに表示されます。同じ支援に対してページの先頭と最後で異なる順序を適用できます。また、アイテムの位置合せを変更することもできます。

図A-69 レイアウト要素タブ

レイアウト要素タブ
要素 説明
ページのトップ ページの先頭用の「プレビュー」ウィンドウで、移動するナビゲーション支援、セパレータまたは罫線を選択し、「並替え」矢印を使用して順序を変更します。あるいは、ナビゲーション支援、セパレータまたは罫線を選択し、マウス・ボタンを押しながらアイテムをドラッグして順序を変更します。ナビゲーションまたは視覚支援の位置合せを変更するには、アイテムを選択し、マウス・ボタンを押しながらアイテムをドラッグして、ペイン内の左揃え、中央揃えまたは右揃えの位置に移動します。イメージをドラッグすると、カーソルが変わり、左揃え、中央揃えまたは右揃えであることが示されます。
ページのボトム ページのボトムのプレビュー・ペインで、移動するナビゲーション表示、セパレータまたは罫線を選択してから、並替え矢印を使用してシーケンス内での順序を変更します。あるいは、ナビゲーション支援、セパレータまたは罫線を選択し、マウス・ボタンを押しながらアイテムをドラッグして順序を変更します。ナビゲーションまたは視覚支援の位置合せを変更するには、アイテムを選択し、マウス・ボタンを押しながらアイテムをドラッグして、ペイン内の左揃え、中央揃えまたは右揃えの位置に移動します。イメージをドラッグすると、カーソルが変わり、左揃え、中央揃えまたは右揃えであることが示されます。
並替え 選択を並び替えるには、上下ボタンを使用します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.8 キャプションダイアログ

キャプションダイアログを使用すると、キャプションのソースを選択したり、キャプションを昇格できます。

図A-70 グラフィックの書式設定: 「キャプション」ダイアログ

グラフィックの書式設定: 「キャプション」ダイアログ
要素 説明
キャプションのソース キャプションのソースに対して、グラフィックの前またはグラフィックの後を選択します。これで、選択したテンプレートと関連付けられた各グラフィックの直前または直後にあるテキストが、Web出力ページで代替テキストとして使用されるようになります。

実際のキャプションのテキストをこの方法で使用するには、それらのキャプションは、グラフィックの直後に配置されている必要があります(図番号などの直後ではなく)。代替テキストにキャプション・テキストを使用する場合は、グラフィックタブで、可能な場合にソース・ドキュメントからの代替テキストを使用チェック・ボックスを選択しないでください。このチェック・ボックスを選択した場合は、そのテキストがかわりに使用されます。

昇格 このキャプションを昇格することにより、これに関連付けられたコンテンツを参照ページに格納できるようにします。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.9 リンクのプロパティダイアログ

リンクのプロパティダイアログを使用すると、コンテンツの前後への該当のタイプのリンクの挿入、図の選択、および代替テキストの提供を実行できます。

図A-71 ナビゲーション・ページ・ボタン・タブのリンクのプロパティ

ナビゲーション・ページ・ボタン・タブのリンク・プロパティ
要素 説明
リンク・タイプ ページ・ボタン・バーまたは要素ボタン・バーに追加するリンクのタイプ。「前のページ」や「次のページ」などの通常のリンクに加えて、Classic HTML Conversion Editorでは、ソースへのリンクと特定ページという特殊なリンクが用意されています。リンクのプロパティダイアログに入力する前に、「リンク・タイプ」を選択する必要があります。
リンク・アイコン Webページに表示されるリンクを表すボタン。特定のリンクのボタンをすでに選択してある場合は、リンクのプロパティダイアログが表示されます。
このタイプのリンクを含む リンクをWebページに配置します。「コンテンツの前」オプションを選択すると、ページ・ボタン・バーの場合はWebページの先頭に、また要素ボタン・バーの場合は選択した要素の前にリンクが配置されます。「コンテンツの後」オプションを選択すると、Webページの最後または要素の後に配置されます。
ギャラリ ギャラリを開いて使用するグラフィック・ファイルを見つけるには、このボタンをクリックします。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
ファイル名 リンクを表すグラフィックのパスとファイル名。グラフィック・セットをテンプレートと関連付けている場合は、適切なボタンが自動的に選択されます。ボタンが自動的に選択されない場合は、ギャラリボタンをクリックしてギャラリを開いて、ボタンを選択します。「ギャラリダイアログ」も参照してください。
代替テキスト カーソルをWebページのナビゲーション・ボタン上で移動する際に、画面のヒントとして表示されるテキスト。ユーザーのブラウザでテキストしか表示できない場合は、グラフィックのかわりに表示されるテキストとしても使用されます。
ソース・ファイルのURL 「ソースへのリンク」ナビゲーション・ボタンを作成する場合にのみ使用できます。リンク先のソース・ドキュメントの場所に応じて、異なるURLを使用できます(デフォルトは%%TRANSIT-INPUTPATH%%)。詳細は、4-2ページの「ソースへのリンクリンク」を参照してください。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.10 アソシエーションの変更ダイアログ

アソシエーションの変更ダイアログを使用すると、関連する要素を変更できます。入力ランクに関連付けられた要素は、そのランクに一致するソース・コンテンツに適用される出力書式設定を制御します。

図A-72 アソシエーションの変更ダイアログ

要素の設定: ランク・アソシエーションの変更ダイアログ
要素 説明
要素 ドロップダウン・リストから要素を選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.11 ギャラリダイアログ

グラフィックを使用すると、Webページを様々な形で向上させることができます。Classic HTML Conversion Editorには、同じグラフィック・スタイルのナビゲーションと視覚支援を含む、28個のあらかじめ用意されたセットから選択可能な900を超えるGIFが同梱されています。背景やセパレータなどのカテゴリにグループ分けされたグラフィックを選択することもできます(これらと同じカテゴリがギャラリディレクトリ内にあるフォルダに反映されています)。独自のセットを作成することもできます。

グラフィック・ギャラリには、セット・モードとグループ・モードという2つのモードがあります。セットモードで、「セット」ウィンドウにあるオプション(アップル・バターなど)をクリックし、特定のスタイルで使用可能な各種ナビゲーション・ボタンとその他の視覚支援を表示します(グラフィックを個別に表示するには、「セット名」の横にあるプラス型ボックスをクリックしてフォルダを開いてから、表示するグラフィックをクリックします)。

グループ・モードでは、「グループ」ウィンドウで任意のプラス型ボックスをクリックしてフォルダを開くと、使用可能な特定タイプのすべてのグラフィックが表示されます。グループ内の1つ目のグラフィックを選択して、下矢印を繰り返しクリックすることで、すべての使用可能なオプションをスクロールして表示できます。

ギャラリダイアログには、次のダイアログ・ボックスがあります。

ギャラリダイアログを使用すると、(グループ・モードまたはセット・モードを選択することにより)すべてのグループやセットをリスト表示したり、プレビュー・ペインを表示できます。

図A-73 ギャラリダイアログ

「ギャラリダイアログ」
要素 説明
グループ グループ・モードの場合にすべてのグループのリストを表示します。
プレビュー(無題) ギャラリからアイテムを選択し、プレビュー・ペインで表示します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。
モード グループまたはセットのどちらを表示するのかを選択します。

A.11.1 ギャラリ・プレビューダイアログ

ギャラリ・プレビューダイアログを使用すると、ギャラリの各種イメージを「プレビュー」ペインに表示できます。

図A-74 ギャラリ・プレビュータブ

ギャラリ・プレビュー
要素 説明
グループ グループ・モードの場合にすべてのグループのリストを表示します。
プレビュー(無題) ギャラリからアイテムを選択し、プレビュー・ペインで表示します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。
モード グループまたはセットのどちらを表示するのかを選択します。

A.11.2 ギャラリ・グループダイアログ

ギャラリ・グループダイアログを使用すると、ギャラリにすべてのグループを表示できます。

図A-75 ギャラリ・グループダイアログ

図A-75については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明
グループ グループ・モードの場合にすべてのグループのリストを表示します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。
モード グループまたはセットのどちらを表示するのかを選択します。

A.11.3 ギャラリ・グループ・プレビューダイアログ

ギャラリ・グループ・プレビューダイアログを使用すると、プレビュー・ペインにギャラリ・グループのすべての画像を表示できます。

図A-76 ギャラリ・グループ・プレビューダイアログ

ギャラリ・グループ・プレビューダイアログ
要素 説明
グループ グループ・モードの場合にすべてのグループのリストを表示します。
プレビュー(無題) ギャラリからアイテムを選択し、プレビュー・ペインで表示します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。
モード グループまたはセットのどちらを表示するのかを選択します。

A.11.4 ギャラリのHTMLコード

ギャラリのHTMLコードダイアログを使用すると、プレビュー・ペインに説明とコードを表示できます。

図A-77 ギャラリのHTMLコード

ギャラリのHTMLコード
要素 説明
グループ プレビュー・ペインに説明とコードを表示するには、HTMLコード・グループを選択してから特定のコードを選択します。
説明 このプレビュー・ペインには、選択したアイテムの説明が表示されます。
HTML このプレビュー・ペインには、選択したアイテムのHTMLコードが表示されます。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。

A.11.5 ギャラリ・セットダイアログ

Classic HTML Conversion Editorには、ナビゲーションや視覚支援として使用する、900を超えるGIFが同梱されています。これらの多くは28組のグラフィック・セットに含まれており、これらのセットからグラフィックを選択することで、Webページの一貫した外観を実現できます。

各セットは、Webページのページ間の必要なジャンプを作成するために必要なすべてのナビゲーション・ボタンと、1つのセパレータ、1つの水平罫線、1つの行頭文字、および1つの背景で構成されています。各セットは、固有のデザインに基づいています。

任意のセットを、特定テンプレート用のデフォルト・セットとして指定できます。デフォルト・セットを指定したら、そのセット内のグラフィックは、当プログラムの適切な箇所でそのセットからただちに選択できるようになります。

たとえば、「書式設定」で、選択した要素の前にセパレータを配置するには、セパレータタブ・ダイアログでコンテンツの前にセパレータを挿入チェック・ボックスを選択するだけです。デフォルト・グラフィック・セット内のセパレータは、「プレビュー」ウィンドウにただちに表示されて、そのグラフィックのパスとファイル名が「ファイル名」テキスト・ボックスに表示されます。

グラフィック・セットをテンプレートと関連付けると、そのセット内の背景グラフィックが、そのテンプレートによって制御されているすべてのWebページに自動的に適用されます。この背景グラフィックは、希望に応じて、グローバルの「色」タブ・ダイアログで変更できます。

図A-78 ギャラリ・セットダイアログ

ギャラリ・セットダイアログ
要素 説明
セット セット・モードの場合にすべてのセットのリストを表示します。
プレビュー(無題) プレビュー・ペインに表示するには、セットからアイテムを選択します。
モード グループまたはセットのどちらを表示するのかを選択します。
OK 設定を保存して、ダイアログ・ボックスを閉じます。
取消 設定に加えた変更を取り消し、ダイアログ・ボックスを閉じます。
デフォルトに設定 グループまたはセットのどちらでグラフィックを表示するのかを選択します。

テンプレートと関連するグラフィックのセット

次の表では、デフォルト・プロジェクト・ファイル内の19個の全本文テンプレートを示しています。各本文テンプレートの横に示しているグラフィック・セットもテンプレートと関連付けられています(Dynamic Converterには28組のグラフィック・セットがあるため、すべてが使用されているわけではありません)。

テンプレート グラフィック・セット
アカデミー アクア・ウィーブ
アクレイムCSS 投資
アカウント クリアリング・ハウス
アダージオCSS グレー・タブ
管理 プランナー
分析 グラウト・タイル
アーカイブCSS スカロップ
ブランク なし
ビジネス ブルー・ベベル
セレモニー ブルー・メキシコ
コーテシーCSS クランベリー・スクリプト
エグゼクティブ グレー・タブ
概要CSS ブルー・ピーチ
Lotus 1-2-3 ロイヤル・クロス
Lotus Freelance オリーブ
MS Excel スキル・セット
MS PowerPoint マルーン・サンド
パープル・フロスト ライラック・スパイラル
レトロ風CSS サーモン・レトロ