この項では、kvliteユーティリティで使用できるコマンドライン・オプションについて説明します。
これらのオプションは、KVLiteの最初の起動時にのみ指定できることに注意してください。ここで指定されるパラメータ値の大半はKVHOMEディレクトリに記録され、KVLiteプロセスの再起動時にコマンドライン・オプションの指定に関係なく使用されます。最初の値を変更する必要がある場合、新しい値を指定する際、KVLiteを再起動する前にKVHOMEディレクトリを削除するか、-rootオプションを指定(最初に使用したのとは別のKVHOMEの場所を使用)します。
-admin <port>
このオプションが指定されると、管理ユーザー・インタフェースが起動されます。ここで指定されるポートは、UIへの接続に使用されるポートです。
-help
簡単な使用方法のメッセージを出力し、終了します。
-host <hostname>
KVLiteが実行されるホストの名前を識別します。新規ストアの作成時にのみこのオプションを使用します。
リモート・マシンからこのKVLiteのインスタンスにアクセスする場合、ローカル・ホストの実際のホスト名を指定します。あるいは、このオプションにlocalhostを指定します。
-logging
Javaアプリケーション・ロギングを有効にします。ログ・ファイルは、Oracle NoSQL Databaseディストリビューションのサンプル・ディレクトリに置かれます。
-port <port>
KVLiteでクライアント接続をリスニングするポートを識別します。新規ストアの作成時にのみこのオプションを使用します。
-root <path>
Oracle NoSQL Databaseホーム・ディレクトリへのパスを識別します。これは、ストアのデータベース・ファイルが含まれる場所です。ここで指定されるディレクトリは存在する必要があります。オプションで指定された場所に適切なデータベース・ファイルが存在しない場合は作成されます。
-store <storename>
新規ストアの名前を識別します。新規ストアの作成時にのみこのオプションを使用します。