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Oracle VM Server for SPARC 2.2 管理ガイド Oracle VM Server for SPARC (日本語) |
パート I Oracle VM Server for SPARC 2.2 ソフトウェア
Oracle VM Server for SPARC 物理から仮想への変換ツール
Oracle VM Server for SPARC Configuration Assistant
Oracle VM Server for SPARC 管理情報ベース
3. Oracle VM Server for SPARC のセキュリティー
パート II オプションの Oracle VM Server for SPARC ソフトウェア
13. Oracle VM Server for SPARC 物理から仮想への変換ツール
14. Oracle VM Server for SPARC Configuration Assistant (Oracle Solaris 10)
15. Oracle VM Server for SPARC 管理情報ベース (Management Information Base、MIB) ソフトウェアの使用
16. Logical Domains Manager の検出
この章では、Oracle VM Server for SPARC ソフトウェアの概要を紹介します。
Oracle VM Server for SPARC ソフトウェアを使用するには、Oracle Solaris OS の特定のバージョンが使用され、必要なソフトウェアパッチが適用され、特定のバージョンのシステムファームウェアが存在することが必要です。詳細については、『Oracle VM Server for SPARC 2.2 リリースノート』の「必須および推奨される Oracle Solaris OS」を参照してください。
Oracle VM Server for SPARC は、Oracle SPARC T シリーズサーバーに高度な効率性とエンタープライズクラスの仮想化機能を提供します。Oracle VM Server for SPARC ソフトウェアを使用すると、最大で 128 台の仮想サーバーを単一のシステム上に作成できます。これは論理ドメインと呼ばれます。こうした構成により、SPARC T シリーズサーバーおよび Oracle Solaris OS が提供する大規模なスレッドを活用できるようになります。
ゲストドメインで動作するバージョンの Oracle Solaris OS は、primary ドメインで動作する Oracle Solaris OS バージョンから独立しています。そのため、primary ドメインで Oracle Solaris 10 OS を実行している場合でも、ゲストドメインで Oracle Solaris 11 OS を実行することができます。同様に、primary ドメインで Oracle Solaris 11 OS を実行している場合でも、ゲストドメインで Oracle Solaris 10 OS を実行することができます。
primary ドメインでの Oracle Solaris 10 OS と Oracle Solaris 11 OS の実行の違いは、それぞれの OS の機能の違いだけです。
この章では、次の項目について説明します。