Oracle VM Managerはインストールされると、オペレーティング・システムの起動時に自動的に起動するように設定されます。これを無効にするには、次のように入力します。
# chkconfig ovmm off
インストール時にOracle XEを手動で起動するように選択した場合は、Oracle VM Managerを起動する前にOracle XEを起動します。
rootユーザーとしてOracle VM Managerを手動で起動または停止するには、次の構文を使用します。
/sbin/service ovmm [start|stop|status]
たとえば、Oracle VM Managerを起動する場合:
# /sbin/service ovmm start
# /sbin/service ovmm stop
Oracle VM Managerのステータスを確認する場合:
# /sbin/service ovmm status
ステータス・オプションによって0または1が返されます。0はOracle VM Managerアプリケーションが実行中であることを示し、1はアプリケーションが停止していることを示しています。
Oracle VM Managerホスト・コンピュータが完全なグラフィカル・デスクトップ環境を実行している場合、「Services」ダイアログを使用して、Oracle VM Managerを起動および停止することもできます。「Applications」メニューから、「System Settings」→「Server Settings」→「Services」の順に選択します。または、端末で次のコマンドを実行して、「Services」ダイアログを表示することもできます。
# /usr/bin/system-config-services
「Service Configuration」ダイアログで「ovmm」を選択し、ステータスを確認してから起動または停止を行います。