3.6. Oracle VM Managerの起動および停止

Oracle VM Managerはインストールされると、オペレーティング・システムの起動時に自動的に起動するように設定されます。これを無効にするには、次のように入力します。

# chkconfig ovmm off
注意

インストール時にOracle XEを手動で起動するように選択した場合は、Oracle VM Managerを起動する前にOracle XEを起動します。

rootユーザーとしてOracle VM Managerを手動で起動または停止するには、次の構文を使用します。

/sbin/service ovmm [start|stop|status]

たとえば、Oracle VM Managerを起動する場合:

# /sbin/service ovmm start

Oracle VM Managerを停止する場合:

# /sbin/service ovmm stop

Oracle VM Managerのステータスを確認する場合:

# /sbin/service ovmm status

ステータス・オプションによって0または1が返されます。0はOracle VM Managerアプリケーションが実行中であることを示し、1はアプリケーションが停止していることを示しています。

Oracle VM Managerホスト・コンピュータが完全なグラフィカル・デスクトップ環境を実行している場合、「Services」ダイアログを使用して、Oracle VM Managerを起動および停止することもできます。「Applications」メニューから、「System Settings」「Server Settings」「Services」の順に選択します。または、端末で次のコマンドを実行して、「Services」ダイアログを表示することもできます。

# /usr/bin/system-config-services

「Service Configuration」ダイアログで「ovmm」を選択し、ステータスを確認してから起動または停止を行います。