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Oracle Solaris 11.1 ネットワークの構成と管理 Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
IPv4 ネットワークは、IPv4 ネットワーク番号とネットワークマスク、つまり「ネットマスク」を組み合わせて定義されます。IPv6 ネットワークは、「サイト接頭辞」、およびサブネット化されている場合は、「サブネット接頭辞」で定義されます。
プライベートネットワークがインターネット上の外部ネットワークと通信できるようにするには、ネットワーク用の登録済み IP 番号を適切な組織から取得する必要があります。取得したアドレスが、IPv4 アドレス指定スキームのネットワーク番号または IPv6 アドレス指定スキームのサイト接頭辞となります。
インターネットサービスプロバイダは、複数のサービスレベルを基準にした課金体系によって、ネットワークの IP アドレスを提供します。各 ISP を調査して、どこが自分のネットワークに最も合ったサービスを提供しているのかを決定します。一般的に ISP は、企業に対して動的に割り当てられるアドレスまたは静的 IP アドレスを提供します。IPv4 アドレスと IPv6 アドレスの両方を提供する ISP もあります。
自分が ISP の場合は、自分のロケールのインターネットレジストリ (IR) から、顧客用の IP アドレスを取得します。インターネットアサインドナンバーオーソリティー (IANA) は、世界中で登録 IP アドレスの IR への委託に対して最終的な責任を負います。各 IR には、IR がサービスを提供するロケールの登録情報とテンプレートが含まれています。IANA とその IR については、IANA の IP Address Service のページを参照してください。