ナビゲーションリンクをスキップ | |
印刷ビューの終了 | |
Oracle Solaris 11.1 ブート環境の作成と管理 Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
ブート環境のルートデータセットの下に階層的に配置されるデータセットを作成するための zfs コマンドを使用することによって、既存のブート環境のための専用のデータセットを追加で作成することができます。
この新しいデータセットは、関連付けられた既存のゾーンブート環境に自動的に複製されません。また、新しいデータセットはブート環境のルートデータセットの下にあるため、新しいデータセットはそのブート環境専用になります。新しいデータセットは共有データセットにはなりません。
この新しいデータセットがルートデータセットの下に作成された後、ブート環境全体を複製した場合、新しいデータセットは複製された新しいブート環境に含められます。
注 - ブート環境の追加データセットを作成するときは、データセットの canmount ZFS プロパティーを noauto に設定する必要があります。このデータセットのマウントポイントはブート環境のルートデータセットから継承されるため、このブート環境が使用中である場合は /myfs にマウントされます。
たとえば、ブート環境 BE1 の /myfs にマウントされる新しい非共有データセットを作成するには、次のようにします。
# zfs create -o canmount=noauto rpool/ROOT/BE1/myfs
詳細は、zfs(1M) のマニュアルページを参照してください。