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Oracle Solaris 11.1 国際化対応言語環境の利用ガイド     Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語)
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  紹介

2.  Unicode と UTF-8 ロケールのサポート

3.  言語とロケールの作業

4.  デスクトップキーボードの設定と入力方式

5.  フォントの構成

6.  高度なトピック

A.  使用可能なロケール

索引

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はじめに

国際化対応言語環境の利用ガイド』では、Oracle Solaris オペレーティングシステム (Oracle Solar OS) の国際化機能について説明します。このガイドには、Oracle Solaris 11 リリースを使用してさまざまな言語や文化的な表記規則をサポートするグローバルソフトウェア製品を作成する方法についての情報が含まれています。

さらに、このリリースの国際化機能に関するその他の情報が記載されているほかのドキュメントもこのガイドで示されています。


注 - Oracle Solaris のこのリリースでは、SPARC および x86 系列のプロセッサーアーキテクチャー (UltraSPARC、SPARC64、AMD64、Pentium、および Xeon EM64T) を使用するシステムをサポートします。サポートされるシステムは、Oracle Solaris OS: Hardware Compatibility Lists に記載されています。このドキュメントでは、プラットフォームにより実装が異なる場合は、それを特記します。

このドキュメントでは、「x86」という用語は AMD64 または Intel Xeon/Pentium 製品系列と互換性のあるプロセッサーを使用して製造された 64 ビットシステムを意味します。サポートされるシステムについては、Oracle Solaris OS: Hardware Compatibility Lists を参照してください。


本書について

このガイドは、現在の Oracle Solaris オペレーティングシステム でグローバルアプリケーションを設計およびサポートするソフトウェア開発者およびシステム管理者を対象としています。

このガイドは、C プログラミング言語の実践的な知識があることを前提としています。

このガイドの構成

このガイドの章は次のように編成されています。

Oracle サポートへのアクセス

Oracle のお客様は、My Oracle Support を通じて電子的なサポートを利用できます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info を参照してください。聴覚に障害をお持ちの場合は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs を参照してください。

表記上の規則

次の表では、このドキュメントで使用される表記上の規則について説明します。

表 P-1 表記上の規則

字体
説明
AaBbCc123
コマンド名、ファイル名、ディレクトリ名、画面上のコンピュータ出力、コード例を示します。
.login ファイルを編集します。

ls -a を使用してすべてのファイルを表示します。

machine_name% you have mail.

AaBbCc123
ユーザーが入力する文字を、画面上のコンピュータ出力と区別して示します。
machine_name% su

Password:

aabbcc123
プレースホルダ: 実際に使用する特定の名前または値で置き換えます。
ファイルを削除するコマンドは、rm filename です。
AaBbCc123
書名、新しい単語、および強調する単語を示します。
ユーザーズガイド』の第 6 章を参照してください。

キャッシュは、ローカルに格納されるコピーです。

ファイルを保存しないでください。

注: いくつかの強調された項目は、オンラインでは太字で表示されます。

コマンド例のシェルプロンプト

Oracle Solaris OS に含まれるシェルで使用する、UNIX のデフォルトのシステムプロンプトとスーパーユーザープロンプトを次に示します。コマンド例に示されるデフォルトのシステムプロンプトは、Oracle Solaris のリリースによって異なります。

表 P-2 シェルプロンプト

シェル
プロンプト
Bash シェル、Korn シェル、および Bourne シェル
$
Bash シェル、Korn シェル、および Bourne シェルのスーパーユーザー
#
C シェル
machine_name%
C シェルのスーパーユーザー
machine_name#