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Oracle Solaris 11.1 カーネルのチューンアップ・リファレンスマニュアル Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
1. Oracle Solaris システムのチューニングの概要
2. Oracle Solaris カーネルチューニング可能パラメータ
3. Oracle Solaris ZFS チューニング可能パラメータ
5. インターネットプロトコル群のチューニング可能パラメータ
RFC (Internet Request for Comments)
_icmp_err_interval と _icmp_err_burst
_respond_to_echo_broadcast と _respond_to_echo_multicast (ipv4 または ipv6)
_send_redirects (ipv4 または ipv6)
_icmp_return_data_bytes (ipv4 または ipv6)
UDP ソケットのデフォルトの送信バッファーサイズを指定します。詳細は、「max_buf」を参照してください。
57,344 バイト
1,024 から 「max_buf」の現在の値
はい
このサイズは、アプリケーションで setsockopt(3XNET) SO_SNDBUF を使用してソケットごとに変更できます。一般には、デフォルト値を変更する必要はありません。
変更の可能性あり
詳細は、「UDP パラメータの名前の変更 (Oracle Solaris 11)」を参照してください。
UDP ソケットのデフォルトの受信バッファーサイズを指定します。詳細は、「max_buf」を参照してください。
57,344 バイト
128 から 「max_buf」の現在の値
はい
このサイズは、アプリケーションで setsockopt(3XNET) SO_RCVBUF を使用してソケットごとに変更できます。一般には、デフォルト値を変更する必要はありません。
変更の可能性あり
詳細は、「UDP パラメータの名前の変更 (Oracle Solaris 11)」を参照してください。
UDP ソケットの送信および受信バッファーサイズの最大値を指定します。これは、アプリケーションが getsockopt(3SOCKET) を使用して設定する送信バッファーおよび受信バッファーの最大値を制御します。
2,097,152
65,536 から 1,073,741,824
はい
高速ネットワーク環境で接続を確立する場合は、ネットワークリンク速度に合わせて、このパラメータの値を大きくします。
変更の可能性あり
詳細は、「UDP パラメータの名前の変更 (Oracle Solaris 11)」を参照してください。
このパラメータは、UDP が一時的なポートとして選択できる最小ポート番号を制御します。アプリケーションでは、指定されたプロトコルを使って接続を作成する際に、ポート番号を指定しないで一時的なポートを使用することができます。一時的なポートは、特定のアプリケーションに関連付けられていません。接続が閉じられると、ポート番号を別のアプリケーションで再利用できます。
ポート番号
32,768
1,024 から 65,535
はい
より広範囲の一時的なポートが必要な場合。
変更の可能性あり
詳細は、「[tcp,sctp,udp]_smallest_anon_port および [tcp,sctp,udp]_largest_anon_port」を参照してください。
このパラメータは、UDP が一時的なポートとして選択できる最大ポート番号を制御します。アプリケーションでは、指定されたプロトコルを使って接続を作成する際に、ポート番号を指定しないで一時的なポートを使用することができます。一時的なポートは、特定のアプリケーションに関連付けられていません。接続が閉じられると、ポート番号を別のアプリケーションで再利用できます。
ポート番号
65,535
32,768 から 65,535
はい
より広範囲の一時的なポートが必要な場合。
変更の可能性あり
詳細は、「[tcp,sctp,udp]_smallest_anon_port および [tcp,sctp,udp]_largest_anon_port」を参照してください。