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Oracle Solaris 11.1 ご使用にあたって Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
Oracle Solaris 11.1 をインストールするためのシステム要件
Live Media のインストール後に root の初期パスワードの期限が切れている
SPARC: Oracle Solaris 11.1 をブートするためにシステムのファームウェアを更新する必要がある
Oracle VM Server for SPARC: 古いシステムファームウェア上では、ゲストドメインの自動インストールが遅くなるときに WAN がブートする
システムの Oracle Solaris 11 から Oracle Solaris 11.1 への更新
Oracle Solaris 11 を Oracle Solaris 11.1 に更新する方法
Oracle Solaris 10 から Oracle Solaris 11.1 への移行
GCC 4.5.2 パッケージでは include-fixed ヘッダーファイルは提供されない
/usr/ccs/bin は /usr/bin へのシンボリックリンクになっている
このセクションでは、Oracle Solaris 11.1 のインストール時に考慮する必要のある一般的な情報を提供します。
Oracle Solaris 11.1 をインストールする前に、次のメモリーとディスク容量の要件を確認してください。
注 - この表では、Oracle Solaris 11.1 の初期インストールを実行するための最小要件と推奨要件の一覧を示します。インストール後のシステムで追加のメモリーやディスク容量が必要になる場合もあります。
表 1-2 インストールシステムの要件
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サポートされるシステムやプラットフォームタイプ間の実装の違いについては、http://www.oracle.com/webfolder/technetwork/hcl/index.html の『Oracle Solaris OS: Hardware Compatibility Lists』を参照してください。
Live Media のインストール後、root のパスワードは最初、インストール中に作成されたユーザーアカウントと同じパスワードに設定されていますが、これは期限切れの状態で作成されています。はじめて root 役割になるときには、独自のパスワードを使用して認証を行うようにしてください。この時点でユーザーは、ユーザー root のパスワードの期限が切れていることを示すメッセージを受け取り、新しいパスワードの入力を要求されます。
GNOME のメニュー項目から管理コマンドを起動したあとで root 役割になることを求められた場合、新しい root パスワードの入力も求められます。su コマンドを使用して役割になる場合のコマンドシーケンスは、次のようになります。
$ su Password: su: Password for user 'root' has expired New Password: Re-enter new Password: su: password successfully changed for root.
一部の SPARC システムでは、Oracle Solaris 11.1 をブートするためにファームウェアの更新が必要です。更新されていないシステムでは、システムのブート時に次のエラーメッセージが表示されることがあります。
os-io Cross trap sync timeout:
回避方法: Oracle Solaris 11.1 OS をインストールする前に、影響を受けるシステムのファームウェアを表 1-3 に記載されたバージョンに更新します。次の表は、Oracle Solaris 11.1 を実行するときに、影響を受ける SPARC システムに必要な最小ファームウェアレベルを示しています。
表 1-3 SPARC システムに必要なファームウェアレベル
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T4 システムはファームウェアバージョン 8.1.4 とともにリリースされたため、Oracle Solaris 11.1 をブートするためのファームウェアのアップグレードが一切必要ないことに注意してください。SPARC システムで必要となるファームウェアレベルの詳細については、My Oracle Supportを参照してください。
Oracle 製の SPARC T シリーズサーバーのユーザーは、古いバージョンのシステムファームウェアを実行している場合、ゲストドメインの自動インストール中に遅い WAN ブートを経験する可能性があります。
回避方法: システムファームウェア 8.x の場合は、少なくともバージョン 8.1.1.b 以上が必要です。システムファームウェア 7.x の場合は、少なくともバージョン 7.4.0.d 以上が必要です。次の情報は、プラットフォームと必要なファームウェアバージョンを示しています。
システムファームウェア 8.x は、次のプラットフォームをサポートしています。
Netra SPARC T3-1
Netra SPARC T3-1B
Sun SPARC T3-1
Sun SPARC T3-2
Sun SPARC T3-4
Sun SPARC T3-1B
Sun SPARC T4-1
Sun SPARC T4-1B
Sun SPARC T4-2
Sun SPARC T4-4
システムファームウェア 7.x は、次のプラットフォームをサポートしています。
Sun SPARC Enterprise T5120
Sun SPARC Enterprise T5140
Sun SPARC Enterprise T5220
Sun SPARC Enterprise T5240
Sun SPARC Enterprise T5440
Sun Blade T6320 - Sun Blade T6340
次のプラットフォームでは、必要なファームウェアバージョンを利用できません。
Netra CP3260
Netra SPARC T3-1BA
システムファームウェアの特定のバージョンの詳細は、http://www.oracle.com/technetwork/documentation/vm-sparc-194287.html で入手できる『Oracle VM Server for SPARC リリースノート』を参照してください。