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デバイスドライバの記述 Oracle Solaris 11.1 Information Library (日本語) |
パート I Oracle Solaris プラットフォーム用デバイスドライバの設計
2. Oracle Solaris カーネルとデバイスツリー
22. ドライバのコンパイル、ロード、パッケージ化、およびテスト
23. デバイスドライバのデバッグ、テスト、およびチューニング
このファイルの [System Configuration] セクションは、Oracle Solaris PCIe フレームワークによって解釈されます。認識されないキーワードにはエラーのフラグが付けられます。[System Configuration] セクションは、ファイル全体で 1 つだけ存在し、ファイルの先頭に存在している必要があります。
[System Configuration] セクションは一連のサブセクションから構成されます。各サブセクションには、一意のテキストラベルが 1 つと、そのあとに、対象デバイスに一致する二重角括弧で囲まれたフィルタのリストが含まれている必要があります。各サブセクションの内容は、一致したデバイスのそれぞれに対してフレームワークが実行するアクションのリストです。例:
[System Configuration] new_e1kg_driver [[id=0x8086,0x1000,,0x108e,]] [[classcode=0x020000]] num-vf=4
二重括弧内のフィルタは、デバイス ID 0x1000、Sun のサブシステムベンダー ID、およびネットワークコントローラクラスコードを持つ、システム内のすべての Intel デバイスに一致します。Oracle Solaris はデバイスの VF 数を 4 に設定します。
注 - フィルタ内でデバイスパスを使用すれば、フィルタのスコープを単一のデバイスインスタンスに絞り込むことができます。