Oracle Tuxedo Message Queue 12c リリース1 (12.1.1)
日付: 2012年6月
Oracle Tuxedo Message Queue (OTMQ)により、Oracle Tuxedoアプリケーションのみならず、スタンドアロン・アプリケーションにも豊富なキューイング機能が提供されます。詳細は、『Oracle Tuxedo Message Queue製品概要』を参照してください。
メッセージは、ターゲット・キューに配信される前にローカルまたはターゲットの記憶域に格納されます。メッセージの配信に失敗した場合、OTMQが送信者にかわって再試行を行います。
OTMQの送信操作では、メッセージが実際に配信されるまで待機する必要がなく、受信操作では、新規のメッセージを待ってブロックする必要がありません。
OTMQの送信者は、メッセージの配信パス上の場所を指定でき、メッセージがその指定の場所に到達するとACKメッセージが送信者に返信されます。
OTMQでは、保証付き配信を実現するメカニズムが提供されており、リカバリ可能メッセージを送信者または受信者のシステムの不揮発性のストレージに書き込みます。
OTMQでは、トピックのパブリッシュ・サブスクライブが提供されます。
OTMQの受信者は、メッセージを様々なルールで選択できます。
OTMQのアプリケーションでは、エイリアスにより、動的にキューに名前を付けられます。
OTMQの送信者は、メッセージの配信が失敗したときの処理方法を指定できます。
OTMQのアプリケーションでは、よりパフォーマンスを高めるか、またはより可用性を高めるかに応じて、共有メモリーまたは永続的なディスク・ストレージのどちらにでもメッセージを格納できます。
Oracle Tuxedo Message Queue 12cリリース1 (12.1.1)がサポートするプラットフォームは、「OTMQ 12cリリース1 (12.1.1)プラットフォーム・データ・シート」を参照してください。