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Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース4.2
B71110-01
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デバッグ・モードへのアクセス

デバッグ・モードは予期しないアプリケーション動作を追跡するために使用する組込みメカニズムです。「開発者」ツールバーの「デバッグ」「デバッグなし」リンクをクリックすることによって、現在のページとセッションのデバッグ・モードを有効化および無効化します。デバッグ・レポートを表示するには、「開発者」ツールバーの「デバッグの表示」リンクをクリックします。

図d_toolbar.gifの説明が続きます
図d_toolbar.gifの説明

内容は次のとおりです。

デバッグの有効化と無効化

アプリケーション定義の編集ページの「デバッグ」属性を使用して、アプリケーションレベルでデバッグ・モードを有効化および無効化します。

デバッグを有効化または無効化するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

  2. アプリケーションを選択します。

  3. アプリケーション名の右側にある「アプリケーション・プロパティの編集」ボタンをクリックします。

    アプリケーションの編集ページが表示されます。

  4. 「プロパティ」までスクロールします。

  5. 「デバッグ」で、次の項目を指定します。

    • 「はい」。実行時にブラウザを使用してアプリケーション・デバッグ・モードを有効化します。

    • 「いいえ」。実行時にブラウザを使用してアプリケーション・デバッグ・モードを無効化します。

デバッグ・モードでのアプリケーションの実行

「開発者」ツールバーの「デバッグ」「デバッグなし」をクリックすることによって、デバッグ・モードを実行時に実行および無効化します。デフォルトでは、デバッグ・モードは無効化されています。「デバッグの有効化と無効化」を参照してください。

デバッグ・モードを有効化または無効化するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

  2. アプリケーションを実行します。

  3. 「開発者」ツールバーで、「デバッグ」をクリックします。

    デバッグ・モードが有効になります。デバッグ・データがバックグラウンドで取得されます。

  4. デバッグ・モードを無効化するには、「開発者」ツールバーで、「デバッグなし」をクリックします。

デバッグ・モードにアクセスするためのf?p構文の使用

f?p構文を使用してアプリケーションをデバッグ・モードで実行することもできます。この場合、ページをコールして、デバッグ引数をYESまたはLEVELnに設定するだけです。次に例を示します。

f?p=100:1:&APP_SESSION.::YES

デバッグ・レポートの表示

デバッグ・レポートを表示するには、次のステップを実行します。

  1. 「ワークスペース」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

  2. 必要なアプリケーションを選択します。

    デバッグ・レポートはアプリケーションが実行中または開発モードのときに表示できます。

  3. デバッグ・レポートを開発モードで表示するには、次のステップを実行します。

    • 「検索」アイコンをクリックし、「デバッグ」タブをクリックします。「「検索」アイコンの使用」を参照してください。

    • 「アプリケーション」ホームページで、「ユーティリティ」をクリックして、「デバッグ・メッセージ」をクリックします。

  4. アプリケーションの実行中にデバッグ・レポートを表示するには、「開発者」ツールバーで「デバッグの表示」をクリックします。

    デバッグ・レポートのリストが表示されます。

  5. 表示するセッションの左にある「ビュー識別子」をクリックします。

    次の図は、「アイテム・ファインダ」に表示されたデバッグ・レポートを示しています。

    図debug_report.gifの説明が続きます
    図debug_report.gifの説明

  6. 最も時間がかかったステップを表示するには、レポートの上のグラフのステップにカーソルを合わせます。

    ステップの詳細が表示されます。

  7. レポートのそのステップに移動するには、棒グラフをクリックします。


    注意:

    レポートにリストされているデバッグ・セッションは最低2週間存続し、アクティビティ・ログと一緒にエージ・アウトされます。これは通常、デバッグ目的では十分な期間です。