3.1 ユーザー・インタフェースへのログイン

Oracle VM Managerユーザー・インタフェースのログイン・ページを開くには、Webブラウザで次のアドレスを入力します。

https://hostname:port/ovm/console

ここで、hostnameはOracle VM Managerホストのホスト名またはIPアドレス、portはOracle VM Managerユーザー・インタフェースによってリスニングが行われているポートの番号(デフォルトでは7002)を示します。

注意

以前のバージョンのOracle VM Managerでは、暗号化されていないHTTPトラフィックがデフォルトで許可されていました。現在はデフォルトでHTTPアクセスが無効化されており、Oracle VM ManagerはSecure Sockets Layer (SSL)を使用してすべてのHTTPトラフィックを暗号化します。したがって、URIのプロトコル・セクションで常にhttpsを使用する必要があります。

重要

ファイアウォールを使用した接続を介してOracle VM Managerにアクセスしている場合は、Oracle VM Managerが接続のリスニングに使用しているポートでTCPトラフィックを許可するようにファイアウォールが構成されていることを確認する必要があります。

example.comというホストでOracle VM Managerに接続するには、次を使用します。

https://example.com:7002/ovm/console

Oracle VM Managerの管理ユーザー名を「Username」フィールドに入力します。これは、Oracle VM Managerのインストール時に作成した管理ユーザー名です。Oracle VM Managerの管理ユーザー名用のパスワードを「Password」フィールドに入力します。

重要

Oracle VM Managerユーザー・インタフェースでは、セッション・データを格納するためにクッキーを使用します。したがって、正常にログインしてOracle VM Managerユーザー・インタフェースを使用するためには、WebブラウザがOracle VM Managerホストからクッキーを受け入れる必要があります。

ログイン後、Oracle VM Serverの追加、記憶域の追加、記憶域リポジトリを作成しリソースのインポート、サーバー・プールの作成、仮想マシンの作成などを行うことができます。

ユーザー・インタフェースには、ナビゲータおよび内容ペインの選択内容に関連する、状況依存の情報が表示されます。