第2章 セキュアなOracle VMインストールの実行

目次

2.1 Oracle VMのインストール前のタスク
2.1.1 Oracle VM管理サーバーの準備
2.1.2 管理ネットワークの準備
2.2Oracle VM Managerのインストール
2.3 Oracle VM Serverのインストール
2.4 Oracle VMの推奨デプロイメント構成
2.5 Oracle VMのインストール後の構成
2.5.1 SSL暗号化用の信頼できるCA証明書およびキーストアの追加
2.5.2 証明書によるOracle VM Agent通信の保護
2.5.3 VNCおよびライブ・マイグレーションの証明書設定の変更
2.5.4 Dom0でのLDAP認証の有効化
2.5.5 仮想マシン・アクセスの設定

この項では、インストール計画の概要と、セキュアなシステムをインストールするための手順を示します。インストールされる各コンポーネント(Oracle DatabaseとWebLogic Serverなど)のセキュリティに関するデプロイメントの問題について説明します。

Oracle VMのインストールは、自動的にセキュアになります。この項では、インストール手順での選択内容に関するセキュリティ上の意味と、SSLなどの高度なセキュリティ・オプションを有効にする方法について説明します。インストール手順に示されるとおり、ユーザーのデプロイメントに必要のないコンポーネントをインストールしないようにします。

デフォルトのインストールで適用されるセキュリティ対策には、次のものがあります。