A.3 addAccessHost

アクセス・ホストをISCSIサーバーに追加します。

構文

addAccessHost SanServer instance accessHost=value [accessPort=value] [ accessUsername=value accessPassword=value ]

instanceは:

{ id=id | name=name }

説明

このコマンドはアクセス・ホストをISCSI SANサーバーに追加します。複数のアクセス・ホストを追加すると、記憶域に複数のネットワーク・パスが提供されます。マルチパスを使用するときに、パスごとにアクセス・ホストを作成します。1つ以上のアクセス・ホストを設定する必要があります。これは、ファイバ・チャネル・ストレージには適用されません。アクセス・ホストを削除するには、removeAccessHostコマンドを使用します。

オプション

次の表に、このコマンドで使用可能なオプションを示します。

オプション

説明

accessHost=value

アクセス・ホストのホスト名またはIPアドレス。

accessPort=value

アクセス・ホストに接続するポート。値が指定されない場合は、デフォルトのポートの3260が使用されます。

accessUsername=value

CHAP認証を使用する場合に使用するユーザー名。

accessPassword=value

accessUsernameユーザーのパスワード。

{ id=id | name=name }

idまたはnameのいずれかのオプションを使用したオブジェクトのインスタンス(name=MyISCSIServerなど)。

例A.3 SANサーバーへのアクセス・ホストの追加

OVM> addAccessHost SanServer name=MyISCIServer accessHost=10.172.76.131

関連項目