SANサーバーを検出します。
create SanServer
plugin=
name
storageType=
{ FibreChannelStorageArray
| iSCSIStorageArray
} [accessHost=
] [value
accessPort=
] [ value
accessUsername=
value
accessPassword=
] [value
useChap=
{ yes
| no
}] [ adminHost=
value
adminUserName=
value
adminPassword=
] value
name=
[value
description=
]value
このコマンドはSANサーバーを検出し、Oracle VM Serverに追加します。非汎用SANサーバーを追加する場合は、追加のプラグイン・オプションも入力して、Oracle VM ManagerがadminHost
オプションを使用してSANサーバーの構成管理機能にアクセスできるようにします。ISCSIサーバーでのマルチパスを有効にするために、より多くのアクセス・ホストを追加するには、addAccessHostコマンドを使用します。
SANサーバーを検出した後、それにストレージ・イニシエータを追加し、管理サーバーを追加し、リフレッシュする必要があります。
次の表に、このコマンドで使用可能なオプションを示します。
オプション | 説明 |
---|---|
| SANサーバーに使用する記憶域プラグイン。ベンダー固有のプラグインが構成されている場合、ここでオプションとして使用可能になります。オプションのリストを表示するには、次のように、?オプションを使用します。 OVM> create SanServer plugin=? |
| SANサーバーの記憶域型。 |
| SANサーバーのホスト名またはIPアドレス。これは、ファイバ・チャネル・ストレージ・アレイには適用されません。 |
|
SANサーバーへのアクセスが許可されるポート。iSCSIストレージを追加する場合、アクセス・ポートも同様に追加します。iSCSIのデフォルトのアクセス・ポートは |
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| CHAP認証を使用するかどうか。 |
| SANサーバーへの管理アクセスが許可されるホスト名またはIPアドレス。 |
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| SANサーバーを識別する名前。 |
| SANサーバーの説明(オプション)。 |
すべてのcreateコマンドは、オブジェクトの単一のインスタンスを作成するだけであるため、単一のオブジェクトのインスタンスを属性として受け入れるだけです。パラメータと同じ属性タイプの複数のオブジェクトを指定すると、常に最後の属性値が優先されます。
例A.33 SANサーバーの検出
OVM> create SanServer plugin="Oracle Generic SCSI Plugin(1.2.1)" name=MyISCIServer \
storageType=iSCSIStorageArray accessHost=10.172.76.130 accessport=3260