A.32 create VmDiskMapping

仮想ディスクまたはCDROMを仮想マシンのディスク・スロットにマップします。

構文

create VmDiskMapping slot=value [storageDevice=value] name=value [description=value] on Vm instance

instanceは:

{ id=id | name=name }

説明

このコマンドは仮想ディスクまたはCDROMを仮想マシンのディスク・スロットにマップします。空のCDROMドライブを作成するには、storageDeviceオプションを指定しないでください。仮想ディスクを編集するか、またはCDROMを取り出すには、delete VmDiskMappingコマンドを使用してそれを削除し、さらにcreate VmDiskMappingコマンドを使用して、それを変更済の設定を持つ仮想マシンに再マップします。

オプション

次の表に、このコマンドで使用可能なオプションを示します。

オプション

説明

slot=value

0から始まる、仮想マシンのディスクのスロット番号。

storageDevice=value

ディスクの名前またはID(仮想ディスク、仮想CDROMまたは物理ディスクのいずれか)。このオプションを指定しない場合、空のCDROMが作成されます。

name=value

ディスク・マッピングを識別する名前。

ヒント

仮想ディスクが仮想マシンにマップされた後にこの名前を検索するには、list VmDiskMappingコマンドを使用します。delete VmDiskMappingコマンドを使用してディスク・マッピングを仮想マシンから削除するには、これの名前またはIDが必要になります。

description=value

ディスク・マッピング・オブジェクトの説明(オプション)

{ id=id | name=name }

idまたはnameのいずれかのオプションを使用したオブジェクトのインスタンス(name=MyVMなど)。

注意

すべてのcreateコマンドは、オブジェクトの単一のインスタンスを作成するだけであるため、単一のオブジェクトのインスタンスを属性として受け入れるだけです。パラメータと同じ属性タイプの複数のオブジェクトを指定すると、常に最後の属性値が優先されます。

例A.41 仮想マシンへの仮想ディスクのマッピング

OVM> create VmDiskMapping slot=0 storageDevice=MyVMDisk name=BootDisk on Vm name=MyVM

例A.42 仮想マシンへのISOファイルのマッピング

OVM> create VmDiskMapping slot=1 storageDevice=OracleLinux-R6-U2-Server-x86_64-dvd.iso \
  name=CDROM on Vm name=MyVM

例A.43 空のCDROMドライブのマッピング

OVM> create VmDiskMapping slot=2 name="CDROM Drive" on Vm name=MyVM

関連項目