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Oracle® Fusion Middleware Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Serverの管理
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E48008-01
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4 WebLogic Serverクラスタ

WebLogic Serverクラスタは、同時に動作し、連携して高度なスケーラビリティと信頼性を実現する複数のWebLogic Serverサーバー・インスタンスで構成されます。クライアントでは、1つのクラスタが、1つのWebLogic Serverインスタンスのように認識されます。クラスタを構成する複数のサーバー・インスタンスは同じマシン上で実行することも、複数のマシンに配置することもできます。クラスタの能力は、既存のマシン上のクラスタにサーバー・インスタンスを追加することによって強化できます。また、新たにサーバー・インスタンスを配置するためのマシンをクラスタに追加することもできます。クラスタ内の各サーバー・インスタンスでは、同一バージョンのWebLogic Serverを実行する必要があります。クラスタの詳細は、WebLogic Serverのクラスタリングの理解を参照してください。

この章では、クラスタを監視、制御および構成する方法について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

クラスタの監視

この項では、クラスタを監視する方法について説明します。この項には、次の項目が含まれます。

すべてのクラスタのステータスの監視

ドメイン内で構成されているすべてのクラスタの実行時ステータスを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

    「クラスタ」表には、現在のドメイン内で構成されたクラスタに関する次のような情報が表示されます。

    • クラスタ名

    • ステータス

    • サーバー

    • クラスタ・アドレス

    • クラスタ・メッセージング・モード

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  2. クラスタのデフォルト・ネットワーク通信などの構成情報を表示するクラスタの名前を選択します。

クラスタ内のサーバー・インスタンスのステータスの監視

クラスタ内のサーバーのステータスを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  2. 「クラスタ」表で、監視するクラスタの名前を選択します。

    「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。

  3. 「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから「監視」を選択し、「サマリー」を選択します。

    「サマリー」表には、クラスタ内のすべてのサーバーのステータスに関する次のような情報が表示されます。

    • 名前

    • 状態

    • マシン

    • リスニング・アドレス

    • リスニング・ポート

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

  • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

  • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

  • ソート: 昇順または降順に列をソートします

  • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

  • 例による問合せ

クラスタ・ヘルスの監視

クラスタのヘルスを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  2. 「クラスタ」表で、監視するクラスタの名前を選択します。

    「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。

  3. 「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから「監視」を選択し、「ヘルス」を選択します。

    「ヘルス・サマリー」ページでは、クラスタとそのサブシステムのヘルス情報を監視できます。

    詳細は、構成オプションを参照してください。

クラスタ内のサーバー・インスタンスの監視

クラスタ内のサーバー・インスタンスを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  2. 「クラスタ」表で、監視するクラスタの名前を選択します。

    「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。

  3. 「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから「監視」を選択し、「サーバー」を選択します。

    「サーバー」表には、クラスタ内のサーバーに関する次のような情報が表示されます。

    • サーバー

    • ステータス

    • クラスタ

    • マシン

    • 状態

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

  • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

  • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

  • ソート: 昇順または降順に列をソートします

  • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

  • 例による問合せ

クラスタ・デプロイメントの監視

クラスタ内のすべてのデプロイメントを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  2. 「クラスタ」表で、監視するクラスタの名前を選択します。

    「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。

  3. 「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから「監視」を選択し、「デプロイメント」を選択します。

    「サマリー」ページの「デプロイメント」表には、クラスタにデプロイされているすべてのアプリケーションおよびモジュールに関する次のような情報が表示されます。

    • 名前

    • ステータス

    • 状態

    • ヘルス

    • タイプ

    • デプロイメント順序

    • ターゲット

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

    クラスタ・デプロイメント情報を監視するには、適切なページを選択します。

    • Webアプリケーション: クラスタにデプロイされているWebアプリケーションを監視します。これには、アプリケーションがデプロイされているマシンやサーバーなど、アプリケーションに関する情報、およびWebアプリケーションに関連付けられたサーブレットおよびセッションに関する統計が含まれます

    • リソース・アダプタ: インバウンド・リスナーおよびアウトバウンド接続プールのステータスを監視します

    • EJB: ステートレス、ステートフル、エンティティ、シングルトンおよびメッセージドリブンの各EJBに関する統計および情報を監視します

    • Webサービス: このクラスタにデプロイされているすべてのWebサービスを監視します

    • Webサービス・クライアント: このクラスタ内のすべてのWebサービス・クライアントを監視します

    • JAX-RSアプリケーション: このクラスタ内で実行されているすべてのJAX-RSアプリケーションを監視します

    • ワークロード: このクラスタ内のアプリケーション・デプロイメント用に構成されているワーク・マネージャ、制約およびポリシーの統計を監視します

クラスタJDBCデータソースの監視

特定のクラスタに関連付けられているJDBCデータソースを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  2. 「クラスタ」表で、監視するクラスタの名前を選択します。

    「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。

  3. 「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから「監視」を選択し、「JDBCデータソース」を選択します。

    「JDBCデータソース」表には、すべてのJDBCデータソースのステータスに関する次のような情報が表示されます。

    • 名前

    • タイプ

    • サーバー名

    • 状態

    • 有効

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

クラスタ・メッセージングの監視

クラスタに関連付けられたJMSサーバーのステータスを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  2. 「クラスタ」表で、監視するクラスタの名前を選択します。

    「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。

  3. 「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから「監視」を選択し、「メッセージング」を選択します。

    このクラスタのメッセージング情報を監視するには、適切なページを選択します。

    • ストア・アンド・フォワード・エージェント: SAFエージェントの統計を監視し、エージェントへの受信リクエストの休止などのメッセージ管理操作を実行します

    • JMSリソース: すべてのJMSシステム・モジュール用に作成されたすべてのJMSリソースを監視します。これには、キューとトピック宛先、コネクション・ファクトリ、JMSテンプレート、宛先ソート・キー、宛先割当て、分散宛先、外部サーバー、ストア・アンド・フォワード・パラメータがあります

    • JMSモジュール: このクラスタ内に作成されたJMSモジュールを監視します

    • メッセージング・ブリッジ: このクラスタ内のアクティブなサーバーに構成されたすべてのメッセージング・ブリッジのステータスを監視します

    必要に応じて、「ビュー」を選択して、いずれかのページで次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

クラスタ・フェイルオーバーの監視

クラスタのフェイルオーバー情報を監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  2. 「クラスタ」表で、監視するクラスタの名前を選択します。

    「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。

  3. 「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから「監視」を選択し、「フェイルオーバー」を選択します。

    「フェイルオーバー・サマリー」ページには、次の情報が表示されます。

    • プライマリ・セッションの総数

    • セッション・レプリカの総数

    • バックアップ・クラスタのセッション更新の総数

    • データベースから取得したセッションの総数

    • 「クラスタ間通信の現在の状態」

    「フェイルオーバー」表には、クラスタのフェイルオーバーおよびステータスに関する次のような情報が表示されます。

    • サーバー

    • タイプ

    • マシン

    • 状態

    • バックアップ・サーバー

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

  • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

  • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

  • ソート: 昇順または降順に列をソートします

  • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

  • 例による問合せ

クラスタ・パフォーマンス・サマリーの監視

クラスタのパフォーマンス・サマリーを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  2. 「クラスタ」表で、監視するクラスタの名前を選択します。

    「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。

  3. 「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから「監視」を選択し、「パフォーマンス・サマリー」を選択します。

    「パフォーマンス・サマリー」ページには、パフォーマンスの一般情報、またこのクラスタに関連付けられたサーブレット、JSPおよびデータソースに関するパフォーマンス情報が表示されます。

    • 表示するメトリックを選択するには、「メトリック・パレットの表示」をクリックします。

    • 表オプションにアクセスするには、「ビュー」を選択します。

    • 追加の表オプションにアクセスするには、「オーバーレイ」を選択します。

クラスタの非同期タスクの監視

即座に完了する管理タスク(デプロイメント、サービスの移行、管理対象サーバーの起動/停止の試行など)もあれば、完了するまでに要する時間が異なる管理タスクもあるため、「非同期タスク・サマリー」ページでは、すべてのタスクの完了ステータスを監視できます。

クラスタ内の非同期タスクのステータスを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  2. 「クラスタ」表で、監視するクラスタの名前を選択します。

    「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。

  3. 「WebLogicクラスタ」ドロップダウン・メニューから「監視」を選択し、「非同期タスク」を選択します。

    「非同期タスク・サマリー」ページでは、次のような情報を表示することで、すべてのタスクの完了ステータスを監視できます。

    • 説明

    • タイプ

    • ステータス

    • 開始時間

    • 終了時間

    • ターゲット

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

クラスタ内のサーバー・インスタンスの制御

クラスタに割り当てられているサーバーの起動、再開、中断または停止ができます。STANDBYまたはADMINからRUNNING状態へのクラスタの移行でのサーバーの詳細は、『Oracle WebLogic Serverサーバーの起動と停止の管理』の「サーバーのライフ・サイクルの理解」を参照してください。

始める前に:

管理対象サーバーで制御操作を行うには、ノード・マネージャを起動する必要があります。管理対象サーバーをスタンバイ・モードで起動するには、ドメイン全体の管理ポートが必要です。

クラスタに割り当てられているサーバーの状態を変更するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

    「クラスタ」表には、現在のドメインで構成されたクラスタに関する情報が表示されます。

  2. 表で、管理するクラスタの名前を選択し、次の制御操作のいずれかを選択します。

    • 起動: サーバー・インスタンスをSHUTDOWN状態からRUNNINGに移行します。

    • 再開: サーバー・インスタンスをSTANDBYまたはADMIN状態からRUNNINGに移行します。

    • 一時停止: サーバー・インスタンスをRUNNING状態からADMIN状態に移行するオプションを選択します。

      • 作業完了時: サーバー・インスタンスをRUNNING状態からADMIN状態に移行し、進行中の作業が正常に処理されるようにします。SUSPENDING状態のときに、ワーク・マネージャは、アプリケーション・スレッドで保留されている処理中の作業を完了します。

      • ただちに強制停止: 進行中の作業を正常に処理せずに、サーバー・インスタンスをRUNNING状態からADMIN状態にただちに移行します。

    • 停止: サーバー・インスタンスを停止するオプションを選択します。

      • 作業完了時: ドメイン内のサーバー・インスタンスを正常に停止します。新しいリクエストは拒否されますが、処理中のリクエストはサーバー・インスタンスの停止前に完了します。

      • ただちに強制中断: ドメイン内のサーバー・インスタンスをただちに停止します。処理中のリクエストは削除され、新しいリクエストは受け入れられず、サーバー・インスタンスはただちに停止します。

    • SSLの再起動: SSLリスニング・ソケットを再起動してキーストアの変更を有効にします。

詳細は、構成オプションを参照してください。

クラスタの構成

この項では、クラスタを構成する方法について説明します。この項には、次の項目が含まれます。

クラスタの一般設定の構成

クラスタの一般設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  2. 「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前を選択します。

    「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。

  3. 「WebLogicクラスタ」メニューから「管理」を選択し、「一般設定」を選択します。

    「一般設定」ページでは、次のようなクラスタの一般設定を定義できます。

    • デフォルトのロード・アルゴリズム

    • クラスタ・アドレス

    • クラスタ・アドレス内のサーバー数

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「拡張」を展開してこのクラスタの詳細設定を定義します。

  4. 「保存」をクリックします。

クラスタのJTA設定の構成

クラスタのJTAを構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  2. 「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前を選択します。

    「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。

  3. 「WebLogicクラスタ」メニューから「管理」を選択し、「Java Transaction API (JTA)」を選択します。

    「Java Transaction API (JTA)」ページでは、次のようなクラスタのJTA設定を定義できます。

    • タイムアウト

    • 破棄タイムアウト

    • beforeCompletionの反復上限

    • 最大トランザクション数

    • 一意名の最大数

    • チェックポイント間隔

    • ヒューリスティックの無視

    • リソース登録解除の猶予期間

    • XA呼出しの並列実行

    • 2フェーズ・コミットの有効化

    • 密結合トランザクションの有効化

    • クラスタ全体の回復の有効化

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「拡張」を展開してこのクラスタの詳細設定を定義します。

  4. 「保存」をクリックします。

クラスタ・メッセージングの構成

クラスタではメッセージングを使用して、セッション、ロード・バランシングとフェイルオーバー、JMSおよびその他の情報をクラスタのメンバー間で共有します。ユニキャストまたはマルチキャスト・メッセージを使用できます。マルチキャストは、複数のアプリケーションが指定されたIPアドレスとポート番号にサブスクライブしてメッセージをリスニングできるようにする単純なブロードキャスト技術ですが、ハードウェアの構成とサポートが必要です。ユニキャストには、これらの要件がありません。

クラスタのメッセージングを構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  2. 「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前を選択します。

    「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。

  3. 「WebLogicクラスタ」メニューから「管理」を選択し、「メッセージング」を選択します。

    「メッセージング」ページでは、クラスタの次のようなメッセージング設定を定義できます。

    • メッセージング・モード

    • ユニキャスト・ブロードキャスト・チャネル

    • マルチキャスト・ポート

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「拡張」を展開してこのクラスタの詳細設定を定義します。

  4. 「保存」をクリックします。

クラスタ内のサーバー・インスタンスの構成

クラスタ内のサーバー・インスタンスを構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  2. 「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前を選択します。

    「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。

  3. 「WebLogicクラスタ」メニューから「管理」を選択し、「サーバー」を選択します。

    「サーバー」ページでは、クラスタ内のサーバー・インスタンスの次のような設定を定義できます。

    • 動的サーバー・プール

    • サーバー・テンプレート

    • サーバーの最大数

    • 計算済みリスニング・ポートの有効化

    • 計算済みマシン関連付けの有効化

    • マシン名プリフィックス

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  4. 「保存」をクリックします。

クラスタ・レプリケーションの構成

クラスタのレプリケーションを構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  2. 「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前を選択します。

    「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。

  3. 「WebLogicクラスタ」メニューから「管理」を選択し、「レプリケーション」を選択します。

    「レプリケーション」ページでは、次の設定を含め、クラスタにわたってWebLogic ServerがHTTPセッション状態をレプリケートする方法を構成できます。

    • クラスタ間レプリケーションのタイプ

    • リモート・クラスタ・アドレス

    • レプリケーション・チャネル

    • セッション永続性に使用するデータ・ソース

    • 停止時にセッションを保持

    • セキュア・レプリケーションの有効化

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「拡張」を展開してこのクラスタの詳細設定を定義します。

  4. 「保存」をクリックします。

クラスタの移行の構成

クラスタ・サーバーで障害が発生すると、ノード・マネージャは、サーバー・インスタンスとそのサービスを別のマシンで自動的に再起動できます。ノード・マネージャが移行可能サーバーを再起動できるマシンと、サーバー移行時に使用されるデータソースを指定できます。

クラスタ内のサーバーの移行を構成するには:

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  2. 「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前を選択します。

    「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。

  3. 「WebLogicクラスタ」メニューから「管理」を選択し、「移行」を選択します。

    「移行」ページでは、次のようなクラスタの移行に関連した設定を指定できます。

    • 移行可能サーバーの候補マシン

    • 移行基準

    • 自動移行に使用するデータ・ソース

    • 自動移行表名

    • メンバー停止検出の有効化

    • メンバー検出タイムアウト

    • リーダー・ハートビート期間

    • 移行の追加試行回数

    • 移行の試行間の休止時間

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  4. 「保存」をクリックします。

クラスタのシングルトン・サービスの構成

この項では、シングルトン・サービスを構成および制御する方法について説明します。

この項には、次の項目が含まれます。

クラスタのシングルトン・サービスの一般設定の構成

クラスタのシングルトン・サービスの一般設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  2. 「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前を選択します。

    「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。

  3. 「WebLogicクラスタ」メニューから「管理」を選択し、「シングルトン・サービス」を選択します。

  4. 「構成」を選択し、「一般」を選択します。

    「一般」ページでは、このシングルトン・サービスのクラスの関連付けの次のような設定を定義できます。

    • 名前

    • クラス名

    • 移行の追加試行回数

    • 試行間のスリープ時間

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  5. 「保存」をクリックします。

クラスタのシングルトン・サービス移行の構成

クラスタのシングルトン・サービスの移行を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  2. 「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前を選択します。

    「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。

  3. 「WebLogicクラスタ」メニューから「管理」を選択し、「シングルトン・サービス」を選択します。

  4. 「構成」を選択し、「移行」を選択します。

    「移行」ページでは、このシングルトン・サービスの次のような移行設定を定義できます。

    • 名前

    • ユーザーの優先サーバー

    • 控えの候補サーバー

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  5. 「保存」をクリックします。

クラスタのシングルトン・サービスの移行

クラスタのシングルトン・サービスを移行するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  2. 「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前を選択します。

    「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。

  3. 「WebLogicクラスタ」メニューから「管理」を選択し、「シングルトン・サービス」を選択します。

  4. 「制御」ページを選択します。

    「シングルトン・サービス」表には、シングルトン・サービスに関する次のような情報が表示されます。

    • 名前

    • アクティブ

    • 現在のサーバー

    • 優先サーバー

    • 候補サーバー

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  5. 表で、移行するシングルトン・サービスの行を選択します。

  6. 「移行」をクリックします。

  7. 「シングルトン・サービスの移行」ページで、「新しいホスト・サーバー」メニューからホスト・サーバーを選択します。

  8. 「OK」をクリックします。

クラスタのジョブ・スケジューリングの構成

ジョブ・スケジューリングでは、Java CommonJタイマーをクラスタに対応させ、特定のサーバー・インスタンスに依存せずにクラスタ内の任意の場所で定期的にジョブを実行できます。

クラスタ内でジョブ・スケジューリングを構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  2. 「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前をクリックします。

    「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。

  3. 「WebLogicクラスタ」メニューから「管理」を選択し、「スケジューリング」を選択します。

    「スケジューリング」ページでは、クラスタ内のサーバー間で情報を共有する方法を指定する構成設定を定義できます。

  4. 「ジョブ・スケジューラのデータ・ソース」フィールドで、使用するデータソースを選択します。

  5. 「ジョブ・スケジューラ表名」フィールドに、ジョブ・スケジューラでアクティブとなっているタイマーの格納に使用する表名を入力します。

  6. 「保存」をクリックします。

    詳細は、構成オプションを参照してください。

クラスタのオーバーロード設定の構成

クラスタのオーバーロードを構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  2. 「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前をクリックします。

    「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。

  3. 「WebLogicクラスタ」メニューから「管理」を選択し、「オーバーロード」を選択します。

    「オーバーロード」ページでは、オーバーロードまたは障害時に、このクラスタ内のWebLogic Serverインスタンスがどのように対応するかを制御する、クラスタ全体のデフォルトを構成できます。定義できる設定は、次のとおりです。

    • ワーク・マネージャの共有容量

    • 障害時のアクション

    • 危機的状況のアクション

    • 空きメモリー比率の最大しきい値

    • 空きメモリー比率の最小しきい値

    • スタック・スレッド最大時間

    • スタック・スレッド数

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  4. 「保存」をクリックします。

クラスタのヘルス監視の構成

WebLogic Serverには、自己ヘルス監視機能が備わっており、この機能を使用することでWebLogic Serverドメイン内にあるサーバーの信頼性や可用性を向上させることができます。各サーバー・インスタンス内の選択されたサブシステムは、サブシステムに固有の条件に基づいて自身のヘルス・ステータスを監視します。

クラスタのヘルス監視特性を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  2. 「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前をクリックします。

    「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。

  3. 「WebLogicクラスタ」メニューから「管理」を選択し、「ヘルス監視」を選択します。

    「ヘルス監視」ページでは、このクラスタの次のようなヘルス監視特性を構成できます。

    • クラスタ間通信リンクのヘルス・チェック間隔

    • ヘルス・チェック間隔

    • 分離までのヘルス・チェック待機回数

    • 分離までの猶予期間

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  4. 「保存」をクリックします。

クラスタのHTTP設定の構成

クラスタのHTTP設定を構成するには:

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  2. 「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前をクリックします。

    「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。

  3. 「WebLogicクラスタ」メニューから「管理」を選択し、「HTTP」を選択します。

    「HTTP」ページでは、このクラスタの次のようなHTTP設定を定義できます。

    • フロントエンド・ホスト

    • フロントエンドHTTPポート

    • フロントエンドHTTPSポート

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  4. 「保存」をクリックします。

クラスタのCoherenceクラスタ設定の構成

クラスタのCoherence設定を構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから「環境」を選択し、「クラスタ」を選択します。

  2. 「クラスタ」表で、構成するクラスタの名前をクリックします。

    「概要」ページには、クラスタに関連した情報が表示されます。

  3. 「WebLogicクラスタ」メニューから「管理」を選択し、「Coherence」を選択します。

    「Coherence」ページでは、このクラスタに使用するCoherenceクラスタを選択し、次のような設定を定義できます。

    • ローカル記憶域有効

    • Coherence Webローカル・ストレージの有効化

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

  4. 「保存」をクリックします。