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Oracle® Fusion Middleware Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Serverの管理
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14 WebLogic Server XMLエンティティ・キャッシュ

WebLogic Serverが、URL、またはEARアーカイブのメイン・ディレクトリを基準とするパス名で参照される外部エンティティを、サーバーの起動時にキャッシュするか、エンティティが初めて参照されたときにキャッシュするように指定できます。これを指定するには、まずXMLエンティティ・キャッシュを作成してから、特定のエンティティに対してキャッシュするタイミングを指定します。

外部エンティティをキャッシュすると、リモート・アクセス時間が節約され、ネットワークまたは管理サーバーのダウンによりXMLドキュメントの解析中に管理サーバーにアクセスできなくなった場合には、ローカル・バックアップを利用できます。

この章では、現在のドメインに構成されたXMLエンティティ・キャッシュを監視する方法について説明します。

XMLエンティティ・キャッシュの監視

現在のドメインに構成されたXMLエンティティ・キャッシュを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「その他のサービス」を選択し、「XMLエンティティ・キャッシュ」を選択します。

    「XMLエンティティ・キャッシュ」表には、現在のドメインに構成されたXMLエンティティ・キャッシュに関する次のような情報が表示されます。

    • 名前

    • キャッシュの場所

    • キャッシュ・メモリー・サイズ

    • キャッシュ・ディスク・サイズ

    • キャッシュ・タイムアウト間隔

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  2. 表で、構成情報を表示するXMLエンティティ・キャッシュの名前を選択します。

XMLエンティティ・キャッシュの監視

XMLエンティティ・キャッシュごとに、一連の統計を監視できます。統計は、キャッシュがどのように使用されているか、およびキャッシュの効果を示します。

特定のXMLエンティティ・キャッシュを監視するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」ドロップダウン・メニューから「その他のサービス」を選択し、「XMLエンティティ・キャッシュ」を選択します。

  2. 「XMLエンティティ・キャッシュ」表で、監視するXMLエンティティ・キャッシュの名前を選択します。

  3. 「現行」ページを選択して、このXMLエンティティ・キャッシュの現在の状態に関する次のような情報を表示します。

    • サーバー名

    • メモリー使用状況

    • ディスク使用状況

    • 現在のエントリ総数

    • 現在の永続エントリ総数

    • 現在の一時エントリ総数

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  4. このXMLエンティティ・キャッシュに関する累積情報または履歴情報を表示するには、適切なページを選択します。

    • 累積: このXMLエンティティ・キャッシュに関する(現在のセッションの)累積情報を、このキャッシュを使用する現在実行中のすべてのサーバー・インスタンスについて表示します。

    • 履歴: このXMLエンティティ・キャッシュに関する(XMLエンティティ・キャッシュの作成時以降の)履歴情報を、このキャッシュを使用する現在実行中のすべてのサーバー・インスタンスについて表示します。