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Oracle® Call Interfaceプログラマーズ・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B72465-07
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26 OCI XStream関数

この章では、OCIのXStream関数について説明します。

行論理変更レコード(LCR)は、各行の変更をカプセル化するのに使用されます。これには、スキーマ名、表名、DML操作および列値があります。更新操作の場合、列の前後両方の値が対象となります。列データは、表26-3の「プログラム変数」列で指定したフォーマットです。文字列は、クライアントのキャラクタ・セットに変換されます。

DDL LCRは、各DDLの変更をカプセル化するのに使用されます。これには、オブジェクト名、DDLテキストおよびDDLコマンド(たとえば、ALTER TABLETRUNCATE TABLEなど)があります。DDLコマンド・コードのリストは、表A-1を参照してください。

関連項目:

NLS設定の詳細は、『Oracle Databaseグローバリゼーション・サポート・ガイド』を参照してください

XStreamサンプル・プログラムは$ORACLE_HOME/demoディレクトリのxstream/oci内にあります。

各LCRにはトランザクションIDと位置もあります。Oracle Database外で取得されたトランザクションの場合、ストリーム内の各LCRの位置が確実に増加している場合、バイト互換性のあるRAW配列はすべてLCR位置として使用できます。

この章は、次の項目で構成されています。

XStream関数の概要

この章では、この関数を記述するのに使用される規則について説明します。

OCI関数の規則

各関数について、次の情報が記載されています。

用途

この関数によって実行されるアクションを簡単に説明します。

構文

関数の宣言。

パラメータ

この関数の各パラメータの説明。これにはパラメータのモードが含まれます。パラメータのモードには、表26-1に示す3つの値があります。

表26-1 パラメータのモード

モード 説明

IN

OCIにデータを渡すパラメータです。

OUT

このコールでOCIからデータを受け取るパラメータです。

IN/OUT

このコールでデータを渡し、このコールまたは後続のコールからの戻りでデータを受け取るパラメータです。

コメント

戻り値、関数の使用に関する制限、例、またはアプリケーションでこの関数を使用する際に便利なその他の情報など、この関数に関する詳細情報です。