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Oracle® Call Interfaceプログラマーズ・ガイド
12c リリース1 (12.1)
B72465-07
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『Oracle Call Interfaceプログラマーズ・ガイド』のこのリリースでの変更点

この項の内容は次のとおりです。

Oracle Database 12c リリース1 (12.1)での変更点

リリース1 (12.1)のOracle Call Interface (OCI)での変更内容は次のとおりです。

新機能

このリリースには、次の新機能が導入されています。

  • 次の新機能および機能変更に関するOracle C Client Interface (OCI)サポート。

  • 再編成されたInstant Clientライブラリ。必須ライブラリlibclntshcore.soが新しく導入されました。この新規ライブラリは、データ共有ライブラリおよびlibclntsh.so.12.1とは区別する必要があります。

    表1-3の脚注を参照してください。

  • パラメータとしてのPL/SQLパッケージ型およびブール型のネイティブ・クライアント(OCI)サポート。これには次のものがあります。

    • 4つの新しい型コード: OCI_TYPECODE_BOOLEANOCI_TYPECODE_RECORDOCI_TYPECODE_ITABLEおよびOCI_TYPECODE_PLS_INTEGER

    • 3つの新しいパッケージ対応API: OCITypeByFullName()OCITypeArrayByFullName()およびOCITypePackage()

    • 次に示す既存APIの複雑なPL/SQLパッケージ型のサポートの基本的な変更: OCIObjectNew()OCITypeCollTypeCode()OCITypeName()OCITypeElemTypeCode()OCIDescribeAny()OCIBindByName2()OCIBindByName()OCIBindByPos2()およびOCIBindByPos()

    • 7つの既存OCI APIのOCICollAppend()OCICollMax()OCICollGetElemArray()OCICollMax()OCIIter*()OCITableFirst()およびOCITableLast()について、ノート付き例外またはノートとともに索引付き整数のサポートが追加されました

    • 次のOCI_PTYPE_TYPEパラメータ属性が拡張されました。

      • OCI_PTYPE_PKGに新しい属性OCI_ATTR_LIST_PKG_TYPESが追加されました。

      • OCI_ATTR_TYPECODEに新しい値OCI_TYPECODE_RECORDが追加されました。

      • OCI_ATTR_COLLECTION_TYPECODEに新しい値OCI_TYPECODE_ITABLEが追加されました。

      • パッケージ・レコード型のすべてのフィールドを示すOCI_ATTR_LIST_TYPE_ATTRS

      • パッケージ型の場合はOCI_ATTR_PACKAGE_NAMEを指定すると、パッケージ名が戻されます。

    • 次のOCI_PTYPE_TYPE_ATTRパラメータ属性が拡張されました。

      • OCI_ATTR_TYPECODEですべてのPL/SQL型が属性としてサポートされるようになり、さらに、この属性に対し、新しいOCI型コードOCI_TYPECODE_BOOLEANOCI_TYPECODE_RECORDOCI_TYPECODE_ITABLEおよびOCI_TYPECODE_PLS_INTEGERが戻されるようになりました。

      • パッケージ型の場合はOCI_ATTR_PACKAGE_NAMEを指定すると、パッケージ名が戻されます。

    • 次のOCI_PTYPE_TYPE_COLLパラメータ属性が拡張されました。

      • OCI_ATTR_TYPECODEですべてのPL/SQL型が属性としてサポートされるようになり、さらに、この属性に対し、新しいOCI型コードOCI_TYPECODE_BOOLEANOCI_TYPECODE_RECORDOCI_TYPECODE_ITABLEおよびOCI_TYPECODE_PLS_INTEGERが戻されるようになりました。

      • パッケージ型の場合はOCI_ATTR_PACKAGE_NAMEを指定すると、パッケージ名が戻されます。

    表3-10表3-11参照してください。

    「OCITypeByFullName()」「OCITypeArrayByFullName()」および「OCITypePackage()」を参照してください。

    「OCIObjectNew()」「OCIDescribeAny()」「OCIBindByName2()」「OCIBindByName()」「OCIBindByPos2()」および「OCIBindByPos()」を参照してください。

    「OCIコレクションおよびイテレータ関数」および「OCI表関数」を参照してください。

    表6-1表6-6表6-7および「リスト属性」を参照してください。

  • HAインフラストラクチャでのトランザクション・ガードのサポート。これには次のものがあります。

    • 新しいエラー・ハンドル属性: OCI_ATTR_ERROR_IS_RECOVERABLE

    • 新しいセッション・ハンドル属性: OCI_ATTR_LTXID

    「OCIとトランザクション・ガード」「エラー・ハンドル属性」および「ユーザー・セッション・ハンドル属性」を参照してください。

  • プラガブル・データベースのサポート

    「プラガブル・データベースのサポート」を参照してください。

  • OCI XStreamの新機能および機能変更。これには次のものがあります。

  • 2つのダイレクト・パス属性のOracle Database 12c リリース1 (12.1.0.2)でのサポート。

    • OCI_ATTR_DIRPATH_PGA_LIM

    • OCI_ATTR_DIRPATH_SPILL_PASSES

    詳細は、「ダイレクト・パス・コンテキスト・ハンドル(OCIDirPathCtx)の属性」を参照してください。

  • 新しい認証モード: OCISessionBegin()modeパラメータで、OCI_SYSBKP (SYSBACKUPアクセス)、OCI_SYSDGD (SYSDGアクセス)およびOCI_SYSKMT (SYSKMアクセス)を使用できます。これらのモードはこの最新リリースで導入されましたが、ドキュメントにこれまで記載されていませんでした。

    詳細は、「OCIの認証管理」および「OCISessionBegin()」を参照してください。

非推奨の機能

次の非推奨の機能は、今後のリリースではサポートされません。