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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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8.144 V$RECOVERY_STATUS

V$RECOVERY_STATUSは、カレント・リカバリ・プロセスの統計情報を示します。このビューの情報が役に立つのは、リカバリを実行しているOracleプロセスのみです。Recovery Managerを使用してサーバー・プロセスのリカバリを実行している場合、このビューの関連情報を表示できるのはRecovery Managerからのみになります。V$RECOVERY_STATUSビューの情報は、他のOracleユーザーには表示されません。

データ型 説明

RECOVERY_CHECKPOINT

DATE

リカバリが発生した時点。ログが適用されていない場合は、リカバリが開始する時点となる。

THREAD

NUMBER

現在処理中のREDOスレッド・プロセスの数

SEQUENCE_NEEDED

NUMBER

リカバリ・プロセスによって必要とされるログのログ順序番号。ログが不要な場合、この値は0

SCN_NEEDED

VARCHAR2(16)

リカバリによって必要とされるログの最小SCN。値が不明またはログが不要な場合は0

TIME_NEEDED

DATE

ログが作成された時刻。時刻が不明な場合またはログが不要の場合、値は1988年1月1日の0時。

PREVIOUS_LOG_NAME

VARCHAR2(513)

ログのファイル名

PREVIOUS_LOG_STATUS

VARCHAR2(13)

前のログの状態。次の値のいずれかに設定される: RELEASE、WRONG NAME、MISSING NAME、UNNEEDED NAME、NONE

REASON

VARCHAR2(13)

リカバリがユーザーに制御を戻す理由(NEED LOG|LOG REUSED|THREAD DISABLED)

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

関連項目:

『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』