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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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8.142 V$RECOVERY_LOG

V$RECOVERY_LOGは、メディア・リカバリの完了に必要なアーカイブ・ログの情報を示します。この情報はログ履歴ビューV$LOG_HISTORYから導出されます。

V$RECOVERY_LOGの情報が役に立つのは、リカバリを実行しているOracleプロセスのみです。Recovery Managerを使用してサーバー・プロセスのリカバリを実行している場合、このビューの関連情報を表示できるのはRecovery Managerからのみになります。V$RECOVERY_LOGビューの情報は、他のOracleユーザーには表示されません。

データ型 説明

THREAD#

NUMBER

アーカイブ・ログのスレッド番号

SEQUENCE#

NUMBER

アーカイブ・ログの順序番号

TIME

DATE

ログ内の最初のエントリ(最小のSCN)時刻

ARCHIVE_NAME

VARCHAR2(513)

アーカイブ時のファイル名(LOG_ARCHIVE_FORMAT初期化パラメータで指定したネーミング規則を使用)

関連項目: LOG_ARCHIVE_FORMAT

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

関連項目:

V$LOG_HISTORYおよび『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』