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Oracle® Databaseリファレンス
12c リリース1 (12.1)
B71292-14
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8.57 V$LOGSTDBY_STATS

V$LOGSTDBY_STATSは、SQL Applyに関する統計、現在の状態およびステータス情報を示します。SQL Applyを実行していない場合は、このビューから行は戻されません。このビューは、ロジカル・スタンバイ・データベースのコンテキスト内でのみ有効です。

このビューに表示されるすべての統計は、各SQL Applyの開始時に再初期化されます。

データ型 説明

NAME

VARCHAR2(64)

統計、状態またはステータス名:

注意: 次の統計の多くは変更または削除される場合があります。プログラマは、統計の欠落または追加を許容できるようにアプリケーション・コードを記述する必要があります。

  • SQL ApplyによるREDOログのマイニングに使用されるLogMinerセッションのID。

  • 作成者の数

  • 適用者の数

  • SQL Applyで使用されているサーバー・プロセス

  • LCRキャッシュに使用される最大SGA(MB)

  • SQL Applyで、変更の適用中にプライマリ・データベースで参照したコミット順が保持されているかどうか

  • DBA_LOGSTDBY_EVENTS表に記録されているイベントの最大数

  • DBA_LOGSTDBY_EVENTS表でスキップされたエラーが、SQL Applyでロギングされているかどうか

  • DBA_LOGSTDBY_EVENTS表でスキップされたDDLが、SQL Applyでロギングされているかどうか

  • DBA_LOGSTDBY_EVENTS表で適用されたDDLが、SQL Applyでロギングされているかどうか

  • DBA_LOGSTDBY_EVENTS表で検出されたサポートされていない操作が、SQL Applyでロギングされているかどうか

  • リアルタイム適用が動作中かどうか

  • 適用の遅延の値(分)

  • コーディネータの状態

  • コーディネータの稼働時間(秒)

  • SQL Applyの最新の開始時間

  • マイニングされ適用可能とされたトランザクションの数

  • 適用されたトランザクションの数

  • マイニングされ、ロールバックされたトランザクションの数

  • マイニングされたDDLトランザクションの数

  • マイニングされたCTAS(Create Table as Select)トランザクションの数

  • REDOストリームで発生したスレッド可能なイベントの数

  • REDOストリームで発生したスレッド不可能なイベントの数

  • マイニングされたREDOレコードのバイト数

  • ページアウトされたバイト数

  • ページアウト・アクティビティに費やされた時間(秒)

  • チェックポイントが実行されたバイト数

  • チェックポイント・アクティビティに費やされた時間(秒)

  • SQL Applyのアイドル時間(秒)

  • 全スタンバイREDOログが、対応するアーカイブ・ログのマイニングを必要とせずにマイニングされる回数

  • SQL Applyが、スタンバイREDOログから対応するアーカイブ・ログに切り替える必要がある回数

  • SQL Applyが、アーカイブ・ログからREDOログをマイニングする回数

  • ギャップ・フェッチ・メカニズムによりスタンバイ・データベースに受信されたアーカイブ・ログ(マイニングされ、ギャップ・フェッチされたログ)の数

  • ログ・ファイルのオープンを試みて失敗した数

  • SQL Applyがリアルタイム・モードで実行されている場合、現行のギャップを解決するために費やされた時間(現行のログ・ファイルの待機)脚注 1

  • SQL Applyがリアルタイム・モードで実行されている場合、ギャップを解決するために費やされた時間(全ログ・ファイルの待機)脚注 2

VALUE

VARCHAR2(64)

統計情報または状態情報の値

CON_ID

NUMBER

データが関係するコンテナのID。可能な値は次のとおり。

  • 0: この値は、CDB全体に関連するデータを含む行に使用される。この値は、非CDB内の行にも使用される。

  • 1: この値は、ルートのみに関連するデータを含む行に使用される

  • n: nは、データを含む行に適用されるコンテナID

脚注1

SQL Applyがリアルタイム・モードで実行されていない場合、これはギャップの解決に費やされた時間を反映せず、単に、最新のアーカイブ・ログがロジカル・スタンバイに表示されるまでに費やされた時間を反映する場合があります。

脚注2

SQL Applyがリアルタイム・モードで実行されていない場合、この時間には、SQL Applyが登録されたすべてのアーカイブ・ログの処理を終了し、次のログをアーカイブするために毎回待機した時間が含まれます。